小菅村日記
(多摩川源流大学)

岩手一関の思い出

こんにちは!世田谷のちゃのです
寒さも和らいできた今日この頃
源流大学では「寒いときは寒いところで実習でしょっ!」を合言葉に岩手県一関市本寺地区2泊3日のプレ実習を行ってきました

駆け足でご報告します

今年は雪も多いので大丈夫かなーと心配していたのですが、日ごろの行いがいいのか三日間とも好天に恵まれました

1日目は地元の人と顔合わせ終了後「雪かき実習」
作業成果がわかりやすく、雪国ならではの作業だったためみんな楽しんでできました
夜は住民の方が集まってくださり、懇親会(歓迎会?)が開催されました
さすが農大生は飲みュニケーションが上手で。大変盛り上がりました

2日目は室内で「輪かんじきづくり」「はっと作り」
雪の深い地方で山に入る時の必需品「輪かんじき」を作成しました。今回は材料がすでに用意されていたのですが、この材料集めが大変だとお聞きし、「次回は材料作りからやりたいねー」との話が出ていました
またお母さんたちが来て郷土料理である「はっと作り」を行いました
「はっと」とはすいとんのことでもちもちとした感触が大変美味でした

最終日は輪かんじきを履いて冬の田んぼの中を自由に歩き回りました。ここ本寺地区は「骨寺荘園遺跡」とも呼ばれ、かつて荘園があった地域です。現在でもその美しい景観を残し、国の史跡や文化的景観に指定されています
その中をザクザクと歩くのは本当に気持ちよかったです

最後に3日間ずっとお世話をしてくださった地区の皆さんと意見交換を行いました

ありがたいことに「さすが農大生、作業も服装も態度もすべてよかった。今後も活動を継続させたい」との感想をいただき、ほっと一安心しました

その後市内に戻りオプションツアーとして「被災地見学ツアー」として被災者の方にお話を伺ったり、気仙沼の復興市場に観光に行きました
まだまだ爪痕が深い被災地を今、見ておくことは学生たちの今後の人生にも大きな影響を与えるのではないかということで企画しました
学生たちも「今見ておいてよかった」と言ってくれたのでよかったです被災地の皆さんありがとうございました

学生たちも住民の皆さんのあたたかいもてなしを受け、新たなふるさとができたようなほっこりした気分で帰路に就くことができました

本寺地区の皆さん、たびれっじ推進協議会の皆さん、一関市役所の皆さん。本当にありがとうございました。今後もいい縁が続いていくとうれしいです

小菅村地域づくり研修会 開催

25・26日に「小菅村地域づくり研修会」を総勢60名近い村民に集まっていただき小菅の湯にて開催しました

「小菅村地域づくり」という壮大なテーマですが、今回はその中でも源流大、NPOについてジックリと住民の方と話合うというコンセプトで気軽に報告を聞き、両団体について意見をいえる場という
ゆる〜い感じの研修会にしてみました


研修会は、報告会(+講義)と意見交換会の2部で行い、報告会では源流大学の1年間の活動報告のほか、NPOの活動報告、4月から活動している地域おこし協力隊6名 のそれぞれ1年間活動してきた思いやこれからを報告がありました

講義では宮林先生(東農大教授)による「小菅村の地域づくりのこれから」をテーマとした講義を行なって頂きました


協力隊からは各自の目線で小菅の様子が語られ次年度に向けた熱い気持ち、夢の発表を聞きより一層源流大学とタイアップしながら「楽しい、面白い村づくり」ができればいいなと思いました。


宮林先生の話では、被災地の一本松がなぜ残ったのか、という話から「小菅のDNA」を後世に伝えていくためには村に残るコミュニティーや暮らし、地域の宝を住民と流域住民で活用した村づくりを行なっていくことが必要であり、その取組みこそが源流の再生ひいては日本の再生につながるという、身の引き締まる講義内容でした。


第2部の意見交換会では、久しぶりのファシリテーターをやり、尚且つテーブルごとにテーマを決めて、参加者はそのテーブルを巡るという小菅初!!(何事も挑戦!)の形態での意見交換を試みてみました。

なのでちょっと緊張しましたが、さすが小菅人

ずっと話を聞いていたから意見交換は大盛況。時間を過ぎても話込んでいる方もいたり!
久々に、大勢の方と「源流大のこれから」について熱い意見交換ができて、本当によかったです。

今回は、「源流大を良く知る人たち」が集まってくれましたが、次回はより知らない人からも意見を伺えるように、地区に出向いたり、お茶のみに参加したり、「初心に戻る」って感じにドブ板戦術で声を集め、もっといい取り組みにしていきたいと思います。

写真は、報告会の様子!意見交換の集大成! 集合写真!

ちなみに、次回の研修は3月21日開催

旧校舎の有効活用

先日、信州遠山郷(長野県飯田市上村・南信濃)に視察にいってきました。

視察場所は、旧上村の木沢地区にある「旧木沢小学校」です。
ここは、平成3年に閉校になり、その後地域の人たちによって、地域資源の森林鉄道の写真や調査報告、多くの資料を飾ってあったり、一日体験入学ができるようにプログラムを提供したりしています。

【木沢地区活性化協議会】http://www.mis.janis.or.jp/~shogachi/kizawasyou.html


ここは、「サカイ引越センター」の撮影でも使われた木造校舎で、当時の雰囲気を残しており教室に入るとノスタルジックな感じになります。

ここの校舎の保存を行なっている「木沢地区活性化協議会」の方は、みんな熱くて、積極的でどうしても校舎を守りたくて、いろいろ活動しています。

地域活性化は、地域の人が地域資源を再確認し「誇りを持つ」ことが大切だと思いますが、それが簡単にはできないけど、ここ木沢地区の方は校舎を本当に宝物として、大切にしている気持ちがビシビシ伝わってきました。

なんでそこまで熱意があるのか?

話の中で「この校舎の木材とかは、自分達で寄付して立てた」そうです。

源流大学は、「旧小菅村白沢分校」ですが鉄筋コンクリ。


でも、多くの卒業生を輩出し、分校に愛着を持っている方も多い



まだまだ有効活用できる資源・素材は、イッパイあるな。


旧教室で、いつか地元の人たちがいつの間にか集まって

いつの間にか、話に花が咲いて・・・・

小菅のこれからの夢が・・・

白沢地区の夢を・・・

たまたまいた若者も加わって・・

源流大学のこれからを


語り合ってたら


めっちゃ面白いなぁ〜〜

猟師の「目」を持つということ

先日行なわれた「鉄砲ぶちと山歩き」は参加者の皆さんに、楽しんでもらい、事務局としてもホッとしております。

源流大学のコースの中でも、一番人気のある講座なのでこれからも皆さんに楽しんでいただけるような企画づくり、受入を地域共々準備し、来年は更なるパワーアップしてみなさんをお迎えしたいと思います。

さてさて、そんな企画1日目の猟師さんを送迎中の出来事です。

車内から「あそこに、カモシカがいる!」

えっ??

だって、自分達の運転している車内から対岸までは約100mくらいはなれているし、山の斜面は茶色と灰色の樹木が林立している中で・・・・ 
同じ色したカモシカを見つけるなんて!


実際に、自分も「あそこにいる」といわれても

「???どこ???」って感じでした。


ちょっと脅かして、動いたらやっと分るくらいで、本当に山と同化していて、一般人の私には全く見つけられないもんです。

ちょっとそんな写真をお見せします。
カモシカはどこにいるでしょうか?


こんな驚きの経験をして、やはり猟師には山の中で獲物を見つける「目」が養われているんだなと関心してしまいました。


普段素通りしている山でも、猟師にとっては「獲物がいる山」常に、そのことを頭にいれて山を歩いていれば見つけられる。

よく自然観察とか案内の中で、「今まで見えてなかった木や山の景色が、観察会を終えた後にいろいろ見えてきて楽しくなる」ってい
う感想をもたれる方が多いのも、観察会を受ける前と後では、山を観る「目」が養われたからではないでしょうか?

自分も小菅に住んで6年。


最初は見るもの全てが新しくドンドン楽しいこと、やりたいことが
「目」に飛び込んできていました。

それは村の生活を体験したい、情報をキャッチしたいという「目」が働いていたからだと思います。


じゃあ、今は何を「目」で見ているのか?


今までは「村の生活に馴染む」事から

これからは

「源流大をどうするのか?」
「村をどうしていくのか?」
「NPOの組織をどう強くするのか?」

そんな、ことを「目」を凝らして見つめる1年になりそうです。





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