小さな巨人
(分子微生物学科)

お酒の味方?

 先週の金曜日にキューピーの方にご講演頂き、その後に頂いたものです。お酒を飲む時に飲む錠剤です。これがなんで微生物??と言われそうですが、これはお酢を作る酢酸菌を原料としています。
 酢酸菌はアルコールをアルデヒド、酢酸に酸化する酵素を持っており、それぞれアルコール脱水素酵素、アルデヒド脱水素酵素と呼ばれ、それぞれを含有しています。つまり、理論的には体の中でお酒の中のアルコールと反応してお酢に変換してくれる訳ですね。
 なるほど、理にかなっていますね。

生命科学部のキックオフシンポジウムが開催されました。

 10/16(日)にイイノホールで生命科学部のキックオフシンポジウムが開催されました。
 当日は満員で大盛況でした。

以下、内容です。
【基調講演】
養老孟司氏 
「大学で学ぶということ、生命科学を探究すること」

【一般講演】生命科学の新展開
農研機構 次世代作物開発研究センター基盤研究領域長 松本隆
「探す・選ぶ・作る:植物分子育種の可能性」
東京農業大学応用生物科学部准教授 矢島新
「有機化学で生物のことばを翻訳する」
製品評価技術基盤機構バイオテクノロジーセンター技監 藤田信之
「情報科学で微生物にせまる」

【パネルディスカッション】農大が担う生命科学
サイエンス作家・竹内薫氏 他

微生物の種類 乳酸菌

 乳酸菌は乳酸を作ることを前に示しましたが、乳酸の生産の仕方で2つのタイプに分けることができます。ホモ発酵乳酸菌とヘテロ発酵乳酸菌。ホモ発酵は1分子のグルコースから2分子の乳酸を生産しますが、ヘテロ発酵ではグルコース1分子から1分子の乳酸に加えて、炭酸ガスを生成します。そのため、殺菌をしていない場合にヘテロ発酵を示す乳酸菌がいるとそこでガスを発生して容器が膨らむ場合があります。

大隅良典先生ノーベル賞おめでとうございます!

 東京工業大学栄誉教授の大隅先生がノーベル賞を受賞しました。オートファジーに関する研究で、簡単に言うと真核生物は栄養が少なくなった状態になると、自己消化による細胞構成成分の新生を行うということで、最初は微生物の一種である酵母で行っていたとのこと。
 先生は農大に在籍してはいませんが、分野としては生命科学部の分野、また、微生物も材料にしていたことから掲載させて頂きました。
 将来、これを見た方がノーベル賞をとれると良いですね!

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