小さな巨人
(分子微生物学科)

漬物の付加価値化

 スーパーなどで流通している漬物で特に賞味期限が長いものはレトルト処理されていたり、長期保存ができる工夫がされています。
 複合研では昔の漬物のイメージを残しつつ今風に付加価値を付けられないか、微生物の性質を利用して研究を続けています。
 まずは野沢菜に挑戦!写真はまもなく旬の野沢菜です。

増殖した微生物の可視化

 微生物の増殖を液体培地で観察する時は濁度(濁り具合)で行いますが、マイクロプレート(300µlの穴が96個あるプレート)で観察する場合は観察がしにくい状況です。
 そのため、動物細胞の細胞カウントの代わりに使われているMTT試薬を入れたところ、菌数が多い穴(培養液)では反応が起こり、濃い紫色を呈していました。
 試薬を入れるだけなので、簡単に判断できます!

凍結乾燥菌体の開封

 カンボジアのプロジェクトで食品衛生の試験を行っています。
病原菌のコントロールが実験で必要だったので微生物保存機関から凍結乾燥菌体を分譲してもらい、開封、培養しました!
 ちなみに、微生物の保存は短期間では培地で保存ですが、長期だと凍結または凍結乾燥(or L乾燥)で行います。

花からの乳酸菌の分離

 花などから乳酸菌の分離を試みています。
目的に合った微生物が分離できるのいいのですが...

糸状菌(カビ)からのDNA抽出

 糸状菌からのDNA抽出法は複数ありますが、PCR(遺伝子増幅)をする場合、少量取れれば十分なため、菌体を水と一緒に凍結してトルクのあるチューブミキサーで凍った菌体を破壊します。
 結構雑に見えますが、問題なく実験にできる状態のDNAが得られます。

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