農大でビジネスを学ぶ(経営管理)
(国際バイオビジネス学科経営管理研究室)

農林水産省農林水産政策研究所・委託研究に採択(内山教員)

内山が参画して応募した農林水産省農林水産政策研究所・令和2年度連携研究スキームによる研究(委託研究課題)に採択されました。

研究課題:北米地域における日系商社の穀物フードチェーンと日本の穀物実需産業に関する研究(ポスト新型コロナウイルス時代における食料安全保障のあり方に関する研究のうち「食料の安定的な確保のための国際市場に関する研究」として)

研究代表:堀田和彦(東京農業大学国際食料情報学部食料環境経済学科教授)

研究チームは東京農大を中心に、他大学の研究者と連携して進めます。内山は分担者として、日本の穀物貿易フローと日系商社による穀物フードチェーンの分析に従事します。

日系商社の海外からの穀物調達行動については、2009年度から3年間、農林水産政策研究所の研究委託授業に採択され、分析を行った実績があります。今回は10年後の日系商社の穀物戦略について調べを進める計画です。
(内山智裕)

【出版情報】農業のリカレント教育(内山教員)

全国農業改良普及員協議会の機関誌『技術と普及』2020年9月号では、「農業のリカレント教育」の特集が組まれています。

我が国におけるリカレント教育とは、「働きながら学ぶ」「心の豊かさや生きがいのために学ぶ」「学校以外の場で学ぶ」など、広く「学び直す」ことを指します。農業分野に限らず、国際的に重要性が指摘されていますが、我が国ではあまり取り組みは進んでいません。

内山教員は、我が国の農業分野におけるリカレント教育の現状と展望について解説を行いました。
・教育プログラムとしての「体系性」
・農業者の抱える課題を直接的に解決する「実践性」
・反復・継続の効果を上げる「発展性」
・様々な立場の農業者の志向を捉える「多様性」
・常に最先端の知見を提供する「革新性」
が今後の農業リカレント教育普及の鍵となることを指摘しています。

<出版データ>内山智裕「リカレント教育から見た農業の人材育成」『技術と普及』vol.57(2020年9月)pp.39-41.

論文公刊情報(博士前期1年生Rivalさん)

当研究室の大学院博士前期課程1年生のRival Valcinさんの下記論文(仏語)が公刊されました。

・Alix Daméus and Rival Valcin, La filière maïs en Haïti dans une analyse de compétitivité par rapport au maïs moulu importé : une approche plurielle avec enjeux de croissance de consommation et production du maïs local (The Maize Value Chain in Haiti in a Competitiveness Analysis with Respect to the Imported Milled Corn: a Plural Approach with Stakes of Increasing Consumption and Production of the Local Maize), "Études Caribéennes" (Caribbean Studies), 45, 2020年4月-8月.(full textはこちら

本論文は、学部時代の研究成果を公刊したものです。Rivalさんは、大学院では本論文を他品目に拡張した研究に取り組んでいます。
(内山智裕)

食料品アクセス問題(農業経済学事典)

学生も教員も初めてづくしの前学期もなんとか終了し、夏休みに入っていますが、前学期の3年卒論演習(内山ゼミ)最終回について振り返りたいと思います。

最終回は、「農業経済学事典」第8章「食料消費と消費者行動」を学習しましたが、中でも学生の関心を集めたのが「食料品アクセス」でした。食料品アクセス問題とは、高齢者等が食料品の買い物に不便や苦労を感じる状況を指します。2015年時点で全国に800万人以上の「食料品アクセス困難者」がいるという推計もあり、食料摂取や栄養摂取を制約し最終的に健康問題を引き起こす可能性があることから、我が国でも重要な課題となりつつあります。関連する用語に「買物難民」「買物弱者」「フードデザート」などもあります。

この問題はスーパーマーケットなどが少ない地方部・農村部のことと捉えられがちですが、授業では、実はもっと身近に潜在的なアクセス問題があるという話をしました。

学生からは、買い物代行、お買い物バスといったサービスの充実の必要性や、民間と自治体の連携などサービスの担い手をどう確保するかといった課題が指摘されました。

全国的には十分に食料があっても、地域や世帯によっては食料品が購入しにくい状況をいかに解決するか。国際バイオビジネス学科が大事にしている視点は、このような社会的な要請や地域の課題をビジネスの手法により解決する「コミュニティビジネス」あるいは「社会的企業(起業)」を構想することです。皆さんは解決策をどのように考えますか?(内山智裕)

志摩市男女共同参画審議会に参加(8/7)

大学教員は、教育・研究活動のほか、政府や自治体の審議会・協議会の委員等を拝命し、学識経験者の見地から社会貢献活動も行っています。

内山が拝命している学外委員の1つが、三重県の志摩市男女共同参画審議会で,互選により会長を務めています。毎年1〜2回,志摩市で開催される審議会に参加し、志摩市における男女共同参画推進に向けた基本計画の策定や施策への助言などを行っています。

8月7日(金)に今年度の審議会が開催されました。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から内山はリモート参加となり、進行は副会長さんにお任せしましたが,「コロナ渦だからこそ男女共同参画推進は重要」という認識共有できたと思います。

農山漁村における男女共同参画は,ビジネスの観点からも重要な視点になります。(内山智裕)

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