植物園だより
(植物園ブログ 厚木キャンパス)

植物開花情報(1516)スイカズラ Lonicera japonica Thunb. (スイカズラ科) 2017-05-25東京農大・農学部・植物園

スイカズラ Lonicera japonica Thunb. (スイカズラ科)

常緑の木本性ツル植物であるスイカズラの花がキャンパス内にて開花しています。和名は子どもがこの花の蜜を吸って遊んでいたことから「吸葛」と名付けられました。日本全国、中国や台湾などに分布しています。欧米では帰化植物として、かなり増殖した困りものとなっています。右巻きに蔓を巻いて、木に絡みつき生育します。葉は対生であり、長さ3〜6cmの長楕円形です。  
                (厚木植物研究会 農学科 2年生 菊地 翔太郎)

植物開花情報(1515) イイギリIdesia polycarpa Maxim.(ヤナギ科) 2017-05-24東京農大・農学部・植物園

イイギリIdesia polycarpa Maxim.(ヤナギ科)

本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、台湾、中国に分布する雌雄異株の落葉高木。キャンパス内には大株の雄株が見られ、現在多数の雄花を咲かせています。若い枝の先に見られる円錐花序を下垂させる、雄花は多数見られます。雌株は鉢植え樹高1mほど株が見られ、雌花は、花柱が3〜6本見られ、下部に退化した短い雄蕊がみられます。秋から初冬には雌花は径8〜10mmほどで赤く熟す液果ができ、その段階で葉は落葉しているために非常に目立ちます。
画像)上2枚 雄花序、
画像)下2枚 雌花序、雌花  
(植物園 伊藤健)

植物開花情報(1514) センダンMelia azedarach L.(センダン科) 2017-05-23東京農大・農学部・植物園

センダンMelia azedarach L.(センダン科)

実生から育ったのかキャンパス内に数多くの本種が見られます。その多くに何とも言えない高貴な紫色の花を枝先に多数咲かせています。本種は広範囲に分布し、アジア各地の熱帯・亜熱帯域に自生し、日本での本来の生育地は、四国、九州、沖縄。葉は奇数2-3回羽状複葉で互生し、今の季節、若枝の葉腋に淡紫色の5弁の花を多数、円錐状にさかせます。花は径1cm未満で、萼片、花弁は5枚、雄蕊は紫色で花糸が合生し筒状になります。        (植物園 伊藤健)

植物開花情報(1513) ヒメタイサンボクMagnolia virginiana L.(モクレン科) 2017-05-23東京農大・農学部・植物園

ヒメタイサンボクMagnolia virginiana L.(モクレン科)

ヒメタイサンボクは北米原産。葉に光沢があり、名前にヒメとつくように、タイサンボクM. grandifloraと比べると葉や花が小さいことが特徴です。また、ヒメタイサンボクは半落葉樹というのも特徴的であり、北米南部では常緑ですが、日本では寒さのために冬に落葉します。花はモクレン属の中小にあって小型で少し控えめな印象を受けますが、香りは強く独特な存在感があります。
(博物館実習生 森林総合科学科 小松結)


植物開花情報(1512)ニワゼキショウSisyrinchium rosulatum E.P.Bicknell (アヤメ科) 2017-05-23東京農大・農学部・植物園

ニワゼキショウSisyrinchium rosulatum E.P.Bicknell (アヤメ科)

キャンパス内でニワゼキショウが開花しています。北アメリカ原産の帰化植物で、日当たりのよい道端や芝生などに群生し、直立した茎の先に径1cmほどのかわいらしい花をつけます。葉は剣状で株本から扇状につき、これがショウブ科のセキショウAcorus gramineusの葉に似ていることから、この名が付きました。花には白花と紫花があるのが特徴で、いずれも花弁に紫の筋模様が入り、基部は濃く色づきます。花は一日でしぼみますが、次々と蕾を出し、5〜6月の間絶えることなく咲き続けます。(厚木植物研究会 農学科 2年 山本彩乃)

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