植物園だより
(植物園ブログ 厚木キャンパス)

植物情報(1704) 厚木キャンパス植物観察ガイドツアー 2018-05-17東京農大・農学部・植物園

植物情報(1704)   2018-05-17東京農大・農学部・植物園
2018年度 第2回
厚木キャンパス植物観察ガイドツアー開催のお知らせ        

厚木キャンパスは博物館相当施設の指定を受けた植物園で、キャンパス内には500種類以上の植物が自生し、植栽された外国産樹種も多数みられ、植物園が管理するエリア(温室等を含む)には3000種類以上の植物が見られます。そこで月に1回月の中旬前後の土曜日に植物園主催による「植物観察ガイドツアー」を開催いたします。ガイドは元植物園担当の学芸員が担当します。1年間の12回分の予定は下記のようになっています。ふるって御参加下さい。



開催日時 5月26日(土曜日)         
AM10時〜12時30分(雨天決行)
   集合場所 第二講義棟前 9時50分
持ち物 筆記用具・メモ帳・カメラ






2018年度
厚木キャンパス植物観察ガイドツアー開催日程
第1回  4月21日(終了)
第2回  5月26日
第3回  6月23日
第4回  7月21日
第5回  8月25日
第6回  9月22日
第7回 10月20日
第8回 11月17日
第9回 12月22日
第10回 1月19日
第11回 2月16日
第12回 3月16日
※  ただし、時に変更になる場合があり、
その際は植物園だよりで連絡したします。

植物開花情報 (1703)スイカズラLonicera japonica Thunb.(スイカズラ科) 2018-05-15東京農大・農学部・植物園

スイカズラLonicera japonica Thunb.(スイカズラ科)

旧植物園横でスイカズラの花が咲いています。日本全国のほか東アジア一帯に分布し、山野や空地によく見られる常緑つる性木本。和名の由来は、花のつけ根の部分には蜜がたまっており、花の蜜を吸うことから吸葛(スイカズラ)となりました。花弁は筒状で、先の方は上下2枚の唇状に分かれ上唇はさらに4裂、花の色が最初は白く、やがて黄色になるので金銀花(きんぎんか)という呼び名もあり、また冬でも茎の先の葉が落葉せず残っている様子から忍冬(にんどう)という呼び名もあります。
葉や茎、蕾には解毒・利尿作用があり薬草として用いられますが、帰化したアメリカやヨーロッパでは畑や森林で繁殖し、有害植物となっています。
        (厚木植物研究会 バイオセラピー学科2年 根岸 充)

植物開花情報(1702)センダンMelia azedarach L. var. subtripinnata Miq.(センダン科) 2018-05-09東京農大・農学部・植物園

センダンMelia azedarach L. var. subtripinnata Miq.(センダン科)

母種を含み本来はヒマラヤ、中国、台湾、朝鮮半島南部と日本の熱帯・亜熱帯域に自生する落葉種で樹高は5-15 mほどで成長が早く、公園などに植栽された株からの実生による株が近年多数見られ、さらにこれらの株からの実生株も多数見らます。厚木キャンパスにもヒヨドリなどによって運ばれと思われる種子が実生発芽した株は多数見られます。今の季節枝先に多数見られる奇数2-3回羽状複葉の葉腋から品のある淡紫色の5弁の花を多数、円錐状につけます。秋に衣服に種子が着くことで知られるセンダングサBidens biternata(キク科)の仲間の葉は、本種センダンの葉に似ることからセンダングサと呼ばれます。    (元植物園職員 伊藤健)

植物開花情報(1701)植物園 サイハイラン(ラン科)2018-05-07東京農大・農学部・植物園

サイハイランCremastra appendiculate Makino var. variabilis I.D.Lund (ラン科)

サイハイランが第1講義棟の脇で開花しています。
和名は花が花茎の片側に偏っている様子が戦国時代の武将が合戦の際に指示を出す采配(さいはい)に似ていることが由来です。
地下茎にはキノコの菌が共生しており、菌から養分をもらい成長している菌従属植物であり、昔は球根を生薬として利用していたようです。
日本では北海道、本州、四国、九州の山林に自生します。
       (厚木植物研究会 バイオセラピー学科2年 根岸 充)

植物開花情報(1700)フナバラソウVincetoxicum atratum C.Morren et Decne. (キョウチクトウ科)  2018-05-06東京農大・農学部・植物園

フナバラソウVincetoxicum atratum C.Morren et Decne. (キョウチクトウ科)

草丈40〜80cmほどで、茎が単立する多年草で、北海道、本州、四国、九州の山地や平地の草原に稀に見られます。葉は長さ8〜10cm、幅4〜6cmの卵形で対生します。上部1段または複数段の対生する葉腋に短い5〜10mmほどの総花柄があってやや密に花をつけます。黒紫色の星型の花は球状。花冠は濃褐紫色で内面無毛、外面は微短毛があり、径12〜14mm。副花冠は楕円形で蕊柱とほぼ同長。      (元植物園職員 伊藤健)

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