植物園だより
(植物園ブログ 厚木キャンパス)

植物開花情報 フ キ Petasites japonicus  (キク科) 2012-02-26 植物園

枕木の朽ちた隙間からから蕗の薹(フキノトウ)が顔を出しました。実は、蕗の薹はフキの花茎部分を指しています。1つ見つけると、周辺にいくつも見つかります。花茎は初5cmほどですが、花期の終わりごろには花茎が徐々に伸び始め30cmほどに達します。フキは雌雄異株の多年草で、日本のほぼ全域に分布していますが、本州北部、北海道にはフキよりも大型で草丈2mにも達するの変種アキタブキPetasites japonicus var. giganteusが分布しています。
(博物館実習生 農学科3年 川渕 嵩広)

植物開花情報 ツバキ ‘タマアメリカーナ’ Camellia japonica ‘Tama Americana’ (ツバキ科) 2012-02-26

第二講義棟の前に植栽したツバキ‘タマアメリカーナ’が開花し始めました。アメリカのツバキ専門のヌチオ農園 (Nuccio's Nurseries)が、五島列島で見つかったツバキ‘玉之浦’C. japonica ‘Tamanoura’の交配から作った交配種で、幅広の白覆輪が入るユニークな花で、中輪千重咲き。ツバキの中では比較的花期が遅く、冬の寒さで花弁が痛まず、ここ厚木での綺麗な花を咲かせます。ただし、少し枝があばれるような気がします。
(植物園 伊藤健)

植物開花情報 ウメPrunus mume (バラ科) 2012-02-24

やっと何種かの梅の花が咲き始めました。サクラの場合は満開時の花楽しみますが、ウメの場合は「咲きはじめに見ごろあり」と言われ、蕾を含め花を楽しみます。厚木キャンパス内のウメ見本園に足を運んではいかがですか? 

画像 上)花果実(ハナカミ)  

   中)八重松島(ヤエマツシマ)
   
   下)簾の内(ミスノウチ)
                          
                (植物園 伊藤健)

植物開花情報 ミドリザクラ Prunus incisa f. Yamadei (バラ科) 2012-02-23 

本種を初めて見たのは、桜のコレクションで有名な多摩森林科学園でその清楚な姿に好きなサクラの1種となりました。昨年、園芸店で樹高20cm満たない株を見つけ、その株を温室内で開花を促し、今日開花した次第です。本種はマメザクラPrunus incisaの品種で紅紫色素を持たず、文字通り萼や萼筒が緑色をしているので別名リョクガクザクラ(緑萼桜)とも呼ばれ、大きくなっても樹高3m余りの小型のサクラ。その後、1.5m余りの本種を購入し現在屋外で栽培していますので、お楽しみに。
(植物園 伊藤健)

植物開花情報 シコクフクジュソウAdonis shikokuensis (キンポウゲ科) 2012-02-22

日本に見られるフクジュソウ属の植物はかつて1種でしたが、現在では4種に区分されていますが、四国・九州の一部に生育するシコクフジュソウが開花しました。4種の区分は難解ですが、シコクフジュソウは花弁が13枚で、萼片は6枚で花弁と同長。花期にはまだ葉が生長していませんが葉の裏面が無毛という特徴があります。        (植物園 伊藤健)

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