植物園だより
(植物園ブログ 厚木キャンパス)

植物開花情報 ヒスイカズラStrongylodon macrobotrys (マメ科) 2012-05-31 

フィリピン諸島のルソン島やミンドロ島などの限られた地域の熱帯雨林にしか自生しないツル性木本植物で、樹高20m以上になります。花房は1m以上にもなり、垂れ下ります。花の色がとても珍しい宝石の翡翠のような色をしていることからこの名がつけられました。自然物とは思えないような不思議な感覚を覚えます。別名をジェード・バインと言います。花は長さ7?、幅2?程度で、形は半円形のオウムのクチバシの形に似ています。自生地では伐採などにより数が減ってしまっていますが、日本では3〜5月に各地の熱帯植物園などの温室で見るこトガできますが、現在植物園の温室で開花し始めました。是非、一度見れ見ることをお勧めします。   (博物館実習生 バイオセラピー学科 4年 松本真里奈)

植物開花情報 サラサウツギ Deutzia crenata f. plena (アジサイ科) 2012-05-30

ウツギ属の落葉低木のウツギD. crenata の品種に当たる八重咲のサラサウツギ(更紗空木)です。今キャンパス内の体育館北側の斜面に優美な花を咲かせています。芳香のある下向きの花を咲かせますが、花弁の外側が薄紅紫色で、内側が白色。暑さ寒さ、日陰に強く、病害虫にも強く、大気汚染にも強く、育てやすい木で、挿し木などで容易に増やすことができます。
                                  (植物園 伊藤健)

植物開花情報 スズランノキZenobia pulverulenta (ツツジ科) 2012-05-29

和名スズランノキというともう1種Oxydennum arboretum (ツツジ科)ありこちらは樹高15mほどに生長する落葉高木ですが、本来は本種Z. pulverulentaが和名スズランノキであるとか。アメリカの南東部にあるバージニア州からジョージア州の海岸平野のやや湿った場所に生育する落葉または半常緑の樹高1.5mmほどの小低木で、5月中旬頃より、スズランの花を一回り大きくした白色のカップ状で、甘い芳香のある花を咲かせます。
(植物園 伊藤健)

植物開花情報 クジャクサボテン Epiphyllum sp.(サボテン科) 2012-05-29

このサボテンは別名「花サボテン」と呼ばれる花を楽しむサボテンです。開花期は春から初夏で、植物園では昨日開花しました。透けているような花びらが特徴的です。また、めしべも絹のよう。ピンク色が鮮やかでひときわ目立っています。
クジャクサボテンはメキシコから南アメリカに分布するエピフィルム属(Epiphyllum)とノパルホキア属(Nopalxochia)を中心とした交配によって作出された園芸品種群の総称で、その数は1000種以上ともいわれています。また、「サボテン」といってもとげはなく、全体が偏平で多肉質です。
(博物館実習生 バイセラピー4年 小野実奈世)

植物開花情報 オオキンケイギクCoreopsis lanceolata (キク科) 2012-05-28 

特定外来生物を知っていますか?日本の生態系に重大な影響を及ぼす恐れがある生物を指し、「特定外来生物」に指定されますと、栽培、運搬、販売、野外に放つことが禁止されています。実は、現在キャンパス内に咲くオオキンケイギクは「特定外来生物」に指定されています。北アメリカ原産の多年草で、日本へは1880年代に鑑賞目的で導入され、キャンパス内にはワイルドフラワーを導入した際にキャンパス内に定着したものと思われます。美しい花が咲かせていますが駆除しなくてはいけません。
                              (植物園 伊藤健)   

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