植物園だより
(植物園ブログ 厚木キャンパス)

植物紅葉情報(309)アカガシワQuercus rubra L.(ブナ科) 2013-11-30東京農大・農学部・植物園

アカガシワQuercus rubra L.(ブナ科)

北アメリカ東部に生育する樹高30mほどに生長する落葉高木。その特徴ある葉は大きく長さ20cmほどで羽状に深裂して裂片の先端はとがり、現在は真赤に紅葉しています。学名の種小名のrubraは「赤い」という意味で、レッド・オークRed oak、またはアメリカン・オークAmerican oakと呼ばれます。(植物園 伊藤健)

植物紅葉情報(308) イチョウGinkgo biloba L.(イチョウ科) 2013-11-28東京農大・農学部・植物園

イチョウGinkgo biloba L.(イチョウ科)

誰でもよく知っているイチョウの樹ですが、立地場所の条件なの個体個体によって紅葉(実際には黄葉)するペースが異なります。既に落葉した個体もあればまだ緑の葉をもった個体もあります。画像の個体は第二講義棟西側のイチョウの大木です。

画像 上から 11月8日、11月19日、11月25日、11月28日

                  (植物園 伊藤健)    

植物開花情報(307) ヒマラヤザクラPrunus Cerasoides D. Don(バラ科) 2013-11-27東京農大・農学部・植物園

ヒマラヤザクラPrunus Cerasoides D. Don(バラ科)

まだまだ小さな鉢植えの株ですが、ヒマラヤザクラの花が咲き始めました。今も季節に花を咲かす桜はジュウガツザクラ、コフクザクラなどが知られていますが、これらの種類とは異なり本種は花の展開と同じく新葉を展開し、さながら春先に咲くサクラを思い浮かばせます。ヒマラヤからインドを経て、中国南部、ビルマも分布する野生種の1種です。また近年の研究により二酸化炭素や窒素酸化物の吸収率が高い(二酸化炭素はソメイヨシノの約5倍)とされ、地球温暖化対策の材料の一つとして注目されています。           (植物園 伊藤健)

植物開花情報(306) ヤツデFatsia japonica Decne. et Planch.(ウコギ科) 2013-11-22東京農大・農学部・植物園

ヤツデFatsia japonica Decne. et Planch.(ウコギ科)

冬を迎えようとしている今日この頃ですが、種類によってはこの季節に花を咲かせるものがありますが、その1種ヤツデが花を咲かせています。日本原産の常緑低木で、本州の福島より南〜沖縄まで広く分布し、大きな手のような葉が人を招くという「千客万来」の縁起を担いで玄関先や門の脇に植えられることがよくあります。茎の先端部に見られる花序は、球状の散形花序がさらに集まって大きな円錐花序をつくっています。それでは、上から2,3番目の画像で咲き始めの花を観察して見ましょう。1つの花には、雄性期と雌性期があり、初めは花弁と雄しべがある雄性期の花です。4番目の画像は花弁、おしべが落ち柱頭が伸びて雌性期の花です。自家受粉を避ける工夫だと考えられます。  (植物園 伊藤健)

植物開花情報(305) コウテイダリアDahlia imperialis Roezl. ex. Ortgies(キク科)2013-11-24 東京農大・農学部・植物園

コウテイダリアDahlia imperialis Roezl. ex. Ortgies(キク科)

私たちがよく見かけるダリアと違い、草丈が2mから3mにも伸びる巨大なダリア、メキシコ〜コロンビア、ボリビアに分布し木立ダリアとも呼ばれています。短日植物のため、昼に日照時間が短くなると蕾をつくります。そのため街灯などで夜間が明るく照らされるとなかなか花をつけません。厚木キャンパスのバス停、周辺の民家の庭をよく見てみると、なぜか高い確率でこの植物が植えてありました。あまり街灯が設置されていないため、花が立派に咲くことができるからかもしれませんね。
(バイセラ 1年 厚木植物研究会 渡辺あかね)

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