植物園だより
(植物園ブログ 厚木キャンパス)

植物開花情報(460) マツモトセンノウSilene sieboldii H.Ohashi et H.Nakai(ナデシコ科) 2014-05-31東京農大・農学部・植物園

マツモトセンノウSilene sieboldii H.Ohashi et H.Nakai(ナデシコ科)

国内では九州・熊本・阿蘇地域にわずかに見られ、国外では朝鮮半島、中国東北部、ウスリー地方に分布するという多年草で、現在では国内では絶滅危惧種に措定されています。植物園で栽培管理しているものは山草店から購入したものです。花の色にさまざまな変異がよく知られており、基本種は赤色ですが、白花のシロバナマツモトセンノウ、花の絞りが入るシボリザキマツモトセンノウなどが知られています。         (植物園 伊藤健)

植物結実情報(459)  2014-05-30東京農大・農学部・植物園

アメリカザイフリボクAmelanchier canadensis K. Koch(バラ科)

ジューンベリーと呼ばれること多く、今の季節甘く癖のない赤い果実実を多数つけます。キャンパス内ではレストラン「けやき」前に今年も多数の果実をつけています。紫色に熟した果実を是非摘まんで食べてみて下さい。昨年食べた2年生の学生によると「生食するには種が大きいということでジャムに加工してみたところブルーベリージャムによく似た風味をしていました」とのことです。是非、試食を!           (植物園 伊藤健)

植物開花情報(458) ヤマボウシCornus kousa Buerger ex Hance subsp. kousa(ミズキ科) 2014-05-30東京農大・農学部・植物園

ヤマボウシCornus kousa Buerger ex Hance subsp. kousa(ミズキ科)

下の画像をよく見ればわかりますが、中央部分に小さな花が多数球状に集合し、その外側に大形白色の総包片が4枚あり、花弁のように見えています。4月に咲き終わったアメリカ原産のハナミズキCornus floridaによく似ますが、果実期になると、ハナミズキは個々の花が分離し果実を作り、ヤマボウシは径1cm余りの集合果を作くり、簡単に区別できます。          (植物園 伊藤健)

植物開花情報(457) ブラッシノキCallistemon speciosus Sweet (フトモモ科) 2014-05-28東京農大・農学部・植物園

ブラッシノキCallistemon speciosus Sweet (フトモモ科)

オーストラリア原産の耐寒性常緑小高木で、ビンを洗うためのブラシそっくりの姿からブラッシノキと呼ばれますが、本来は属名のラテン名からカリステモン、そのほかキンポウジュ(金宝樹)とも呼ばれます。花は本年枝の先に長さ5〜10cmの穂状花序をつくり、花弁や萼は開花後すぐに落ち、多数の雄しべが残りブラシのように見え、花糸は赤色、花糸の先端部につき葯は黄色。花後できる櫺未禄呂靴晋紊盂笋譴此⊆鏤劼鰐擴修靴菅櫺修涼罎納蕕蕕貘海院△修量擇了泙山火事などで枯死すると、櫺未漏笋貅鏤劼放出されます。(植物園 伊藤健)

植物開花情報(456) オオバオオヤマレンゲ (モクレン科) 2014-05-28東京農大・農学部・植物園

オオバオオヤマレンゲMagnolia sieboldii K.Koch subsp. sieboldii (モクレン科)

オオバオオヤマレンゲは日本に見られるオオヤマレンゲMagnolia sieboldii subsp. Japonicaの母種で中国東北部、朝鮮半島に見られる落葉小高木です。径6cmほどで花弁が白色、深紅色の雄しべを持つ花を咲かせます。何故はホームセンターなどではオオヤマレンゲの名前で売られています。これに対し、日本産のオオヤマレンゲの花は淡い紅い色で、葉も小さく趣がありますが、流通に乗ることはまれで絶滅危惧種に指定されています。           (植物園 伊藤健)

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