植物園だより
(植物園ブログ 厚木キャンパス)

植物開花情報(618) ミナロバータIpomoea lobata Thell.(ヒルガオ科) 2014-11-09東京農大・農学部・植物園

ミナロバータIpomoea lobata Thell.(ヒルガオ科)

ミナロバータは異名(シノニム)Mina lobataの音読みから名づけられたメキシコ,中南米原産の植物です。花だけ見るとアサガオI. nil と同属の植物には見えませんが、葉を見れば少しは納得できます。現在植物園で開花している花も種類が少なくなってきましたが、ミナロバータは短日植物で花は10月中旬からオレンジ色で咲き始め次第に黄色から白色に変化し11月まで可憐な花を楽しむことができます。アサガオに似た葉をしたつる性植物ですから、日本でもアサガオと同じように夏は日除けの「緑のカーテン」として利用でき緑化植物として近年注目されています。   (博物館実習生 バイオセラピー 4年 奥川渡)

植物開花情報(617) 保護栽培事業のカワラノギクAster kantoensis Kitam.(キク科) 2014-11-08東京農大・農学部・植物園

保護栽培事業のカワラノギクAster kantoensis Kitam.(キク科)

休日を利用して植物開花情報(610)で紹介したカワラノギクの保護栽培事業を行っている愛川町田代運動公園近くの中津川河川敷に出かけてきました。愛川町のNPO法人「愛・ふるさと」が、河川敷中州の約2千平方メートルを整備し、保護活動を続けているものです。植物園でもカワラノギクを鉢植えで栽培していますが、やはりこちらの地植えのものは花も大きく径3cm以上の薄い紫やピンク、白などの花を無数に咲かせています。      (植物園 伊藤健)

植物開花情報(616) モクビャッコウArtemisia chinensis L.(キク科) 2014-11-07東京農大・農学部・植物園

モクビャッコウArtemisia chinensis L.(キク科)

講義棟の屋上の花壇に、銀白色の 美しい葉を鑑賞・用途の対象とするシルバーリーフ植物の一種モクビャッコウの花が咲いています。中国、台湾、フィリピンなどの東アジアに生える多年草植物で、実は日本では南西諸島や 硫黄島などにも自生します。自生地は海岸の波しぶきがかかるような場所で隆起した珊瑚礁の上などにその姿が見られます。環境省のレッドデータでは絶滅危惧?類に指定されています。   (植物園 伊藤健)

植物開花情報(615) ヤツデFatsia japonica Decne. et Planch.(ウコギ科) 2014-11-06東京農大・農学部・植物園

ヤツデFatsia japonica Decne. et Planch.(ウコギ科)

これから冬を迎えようとする季節ですが、ヤツデの花が咲きはじめました。それではその開花している花を観察して見ましょう。?上から2番目の画像 咲いたばかりの花です。花弁が開き、雄蕊が見られます。?上から3番目の画像 ?より少し時間がたった花です。花弁が反り返り、よく見ると葯が開き花粉が見られます。また、蜜が出るのか蟻が来ています。雄性期の花です。次の段階として、花弁・雄蕊が脱落し、中央部分から雌蕊が発達してきます。  続く 次回へ   (植物園 伊藤健)

植物開花情報(614) オビトケノコンギク(キク科) 2014-11-05東京農大・農学部・植物園

オビトケノコンギク
Aster microcephalus Franch. et Sav. var. ripensis Makino f. tubulosus Makino (キク科)

キャンパス内にも見られるノコンギクAster ageratoides var. ovatus f. albovariegatusと変わりがないように見えますが、よく見ると本来頭状花の周辺部に見られる舌状花が管のように丸くなり、先端部がスプーンのような形をしているのが特徴です。別名)チョクザキヨメナ(猪口咲き嫁菜)とも呼ばれます。
(植物園 伊藤健)

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