植物園だより
(植物園ブログ 厚木キャンパス)

植物開花情報(648) 温室内でラン科植物続々開花-2 2014-12-11 東京農大・農学部・植物園

温室内でラン科植物続々開花-2

今の季節から春咲きにかけ、洋ランと呼ばれる栽培ランの多くが開花の季節を向えています。植物園温室に足を運んでみてはいかがですか。

画像 上)和蘭 ‘雛祭り’Cymbidium × ‘Hinamatsuri’
東洋欄とシンビジウムの交配で、仲間としてはシンビジウムです。東洋欄の花の形と、シンビジウムの色を醸し出しています。

画像 中)Bulbophyllum arfakianum red
            x Bulbophyllum arfakianum Green
アフリカ原産の交配種

画像 下)Cycnoches cooperi Rolfe
多くのラン科植物の花柄は反転し、唇弁は花の下に位置しますが、本種は反転せず、上に位置します。    
   
           (植物園 伊藤健)

植物開花結実情報(647) Erythrorhipsalis pilocarpa Berger(サボテン科) 2014-12-10 東京農大・農学部・植物園

Erythrorhipsalis pilocarpa Berger(サボテン科)

ブラジル原産の柱サボテンが開花・結実しています。地生ではなく樹木などに着生するタイプのサボテンで、径4mmほどの茎を下垂し、その茎の先端部に芳香がある径2cmあまりで黄白色花を多数咲かせています。また、株には昨年開花結実した赤い果実が見られ、果実に表面にサボテン科の特徴である棘がみられますが本種の場合は棘が柔らかく痛さは感じません。サボテンをはじめ多肉植物を日本名で呼ぶことが多々ありますが、朝の霜・髭赤葦と呼ばれています。                (植物園 伊藤健)

植物紅葉情報(646) アケボノスギMetasequoia glyptostroboides Hu et W.C.Cheng(スギ科) 2014-12-09 東京農大・農学部・植物園

アケボノスギMetasequoia glyptostroboides Hu et W.C.Cheng(スギ科)

アケボノスギと呼ばれるよりはメタセコイヤと呼ぶほうが分かりやすいかもしれません。今の季節、樹冠全体が太陽の光を受け、オレンジ色に輝いています。日本各地の新生代第三紀層から化石で発見される他、同じく化石で北半球の北極周辺に見つかり広く分布していたと考えられ、この化石をもとに三木茂博士により1941年学会に発表され、植物自体はすでに絶滅したと考えられていました。その後、1945年に中国四川省で現存することが確認されたことから「生きている化石」と呼ばれることも多い植物です。             (植物園 伊藤健)

植物紅葉情報(645) ハゼノキRhus succedanea L.(ウルシ科) 2014-12-08 東京農大・農学部・植物園

ハゼノキRhus succedanea L.(ウルシ科)

ウルシの仲間ハゼノキの葉が赤く美しく紅葉しています。東南アジアから東アジアの温暖な地域に自生する雌雄異株の落葉高木で高さ10mまで生長します。日本には、果実から木蝋を採取する資源作物として、江戸時代頃に琉球王国から持ち込まれ、現在では関東地方南部以西に見られます。葉は長さ20〜30cm、奇数羽状複葉で互生。小葉は4〜8対、長さ5〜12cm披針形〜卵状披針形で先端は長く尖がります。ウルシToxicodendron trichocarpumほど強くはないが、かぶれることもあるので注意が必要です。
(博物館実習生 バイオセラピー 4年 奥川渡)

植物開花情報(644) 温室内でラン科植物続々開花 2014-12-07 東京農大・農学部・植物園

温室内でラン科植物続々開花

今の季節から春咲きにかけ、洋ランと呼ばれる栽培ランの多くが開花の季節を向えています。植物園温室に足を運んでみてはいかがですか。

画像 上から
   Cirrhopetalum auratum
   原産地)タイ〜フィリピン

   Coelogyne rochussenii
   原産地)タイ、 マレーシア、インドネシア、フィリピン


   Cattleya walkeriana fma. Coerulea 'Monte Azul'

                   (植物園 伊藤健)

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