植物園だより
(植物園ブログ 厚木キャンパス)

植物開花情報(843) Costus spectabilis Schumann(オオホザキアヤメ科) 2015-06-25東京農大・農学部・植物園

Costus spectabilis Schumann(オオホザキアヤメ科)

カレッジ講座のために5日間ほど植物園を留守にしていました。そして、朝1番に見に行ったところ、Costus spectabilisが見事花を咲かせていました。植物園では多くの植物を収集・栽培していますが、園に導入したいと憧れた植物の1種で2年ほど前に手に入れ栽培してきました。園内には同属の植物が10種ほど栽培していますが、いずれも花は長く伸びた茎の先端部に花をつけます。本種は地表に葉を広げ、中央部に花を咲かせます。鮮やかな黄色の花は私が考えていたより大きく長さ10cmほどあり、迫力があります。西アフリカ地域原産で、ナイジェリアの国花で、森林内の地表部分に生育するという。                (植物園 伊藤健)

植物情報(842) 厚木キャンパス植物観察ガイドツアー開催のお知らせ 2015-06-25東京農大・農学部・植物園

2015年度 第3回         
厚木キャンパス植物観察ガイドツアー開催のお知らせ

厚木キャンパスは博物館相当施設の指定を受けた植物園で、キャンパス内には500種類以上の植物が自生し、植栽された外国産樹種も多数みられ、植物園が管理するエリア(温室等を含む)には3000種類以上の植物が見られます。そこで今年度から月に1回20日前後の土曜日に植物園主催による「植物観察ガイドツアー」を開催いたします。ガイドは植物園担当の学芸員が担当します。第3回を下記のように開催しますので、ふるって御参加下さい。



開催日時 6月27日(土曜日)
・AM9時30分〜12時(雨天決行)
集合場所 第二講義棟前 9時20分
持ち物 筆記用具・メモ帳・カメラ
                                          

次回以降の予定は以下のようになっています
ふるってご参加ください
2015年度
厚木キャンパス植物観察ガイドツアー開催日程
第1回  4月25日(終了)
第2回  5月23日(終了)
第3回  6月27日
第4回  7月25日
第5回  8月22日
第6回  9月26日
第7回 10月24日
第8回 11月28日
第9回 12月26日
第10回 1月23日
第11回 2月20日
第12回 3月26日

白馬山麓からの植物情報(841) ヤナギトラノオLysimachia thyrsiflora L. (サクラソウ科) 2015-06-23東京農大・農学部・植物園

ヤナギトラノオLysimachia thyrsiflora L. (サクラソウ科)

白馬村南部に広がる親海(およみ)湿原はカキツバタ(アヤメ科)、ミツガシワ(ミツガシワ科)の大群落、可憐なトキソウ(ラン科)などが見られる場所として知られていますが、かつては自生南限といわれるヤナギトラノオが満開を迎えています。北半球の寒冷地に見られ、国内では本州中部地方以北、北海道に分布し、山地の湿原に生育します。草丈60cmに生長し、柳の葉に似た葉を対生し、下部の葉腋に長さ2-3cmになる総状花序をつけ、黄色の小さい花を多数つけます。鮮やかな黄色の花が素敵な植物です。       (植物園 伊藤健)

白馬山麓からの植物情報(840) ブナFagus crenata Blume(ブナ科)開花 2015-06-22東京農大・農学部・植物園

ブナFagus crenata Blume(ブナ科)開花

全国レベルで一斉開花することでよく知られるブナですが、今年はその当たり年のようです。一昨日の白馬猿倉付近、昨日訪れた五竜遠見高山植物園の2か所では多くのブナの大木にはたわわに果実がついています。殻斗に包まれた断面が三角の痩せた小さなドングリのような2個の果実(堅果)がみられ、中の胚乳は渋みがなく脂肪分も豊富で美味であり生のままで食べることもできます。この秋の山歩きの楽しみが増えました。是非一度は食べてもらいたいと思います。  (植物園 伊藤健)

白馬山麓からの植物情報(839) 白馬岳登山口猿倉から白馬尻 2015-06-21東京農大・農学部・植物園

白馬岳登山口猿倉から白馬尻

カレッジ講座のために長野県白馬村に滞在しています。昨日は下見を兼ね白馬岳登山口猿倉から大雪渓の末端白馬尻小屋付近まで行ってきました。例年より雪が多く、雪が溶けた場所からは高山植物は咲き始めています。

画像 上から
   ヒメモチ 日本海側のみ生育する低木
   ウワミズザクラ
      厚木キャンパス内では4月末に開花、ここでは今満開
   ミネカエデ
      意外に標高の低い場所から生育していました
   雌雄異株のカツラの花 雄花 雌花
   ツルアジサイ 蔓性のアジサイ
   ニオイコブシ 樹高4m程のコブシの仲間
   サンカヨウ  純白の花から気品が漂います
   名前の姿も素敵なキヌガサソウ
        この植物を見たくて、山に来る人も多いとか
   
   1科1属1種日本固有種シラネアオイ 
        この植物も多くの人の憧れの植物
 
                    (植物園 伊藤健)



 

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