植物園だより
(植物園ブログ 厚木キャンパス)

植物紅葉情報(1351) トウカエデAcer buergerianum Miq. (ムクロジ科) 2016-12-04東京農大・農学部・植物園

トウカエデAcer buergerianum Miq. (ムクロジ科)

カエデの紅葉と言えば赤くなった葉を多く人が思い浮かると思われますが、キャンパス内に植栽されているトウカエデの葉が鮮やかな黄色なっています。多くの場合今後赤く変わっていくものと思われます。江戸時代に渡来した中国原産の落葉高木で、漢字名は「唐楓」。成長は早く強健で、樹形は立性で耐寒性もあり、日本では庭木の他、公園樹や街路樹としてよく知られています。成長とともに樹皮は縦に裂け剥がれる特徴があります。                        (植物園 伊藤健)

植物開花情報(1350) セイヨウヒイラギ Ilex aquifolium L. (モチノキ科) 2016-12-02東京農大・農学部・植物園

セイヨウヒイラギ Ilex aquifolium L. (モチノキ科)

ヨーロッパや北米が原産の常緑樹で4〜5月に白い花をつけて11月頃になると赤い実をつけます。名前の中に「ヒイラギ」と入っていますが、縁に鋭い鋸歯が付いている葉の形が日本産のヒイラギOsmanthus heterophyllusと似ているところからつけられてものですがヒイラギはモクセイ科ではるかに葉は大きくとは全く異なる種です。また、11月頃になるとできる赤い実はクリスマスの飾りに用いられるため別名「クリスマスホーリー」と呼ばれています。日本でもクリスマスツリーやクリスマスケーキの飾りのモチーフとしてよく使われているので、実は外見だけなら一般的によく知られている植物です。実物とクリスマス飾りを比べることで植物を身近に感じることができるのでぜひ見てみて下さい。
(博物館実習生 農学部 畜産学科 4年 天野佳紀)

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