植物園だより
(植物園ブログ 厚木キャンパス)

植物開花情報(1670)オオカンザクラCerasus × kanzakura 'Oh-kanzakura'(バラ科) 2018-02-26東京農大・農学部・植物園

オオカンザクラCerasus × kanzakura 'Oh-kanzakura'(バラ科)

早咲きのサクラと知られ、カンヒザクラC. campanulataとオオシマザクラC. speciosaの種間雑種であるオオカンザクラですが、多くのサクラ同様開花が遅れていますがやっと咲き始めました。花弁を1枚ごとに見ると中央に切れ込みだけがあるカンザクラに対して,花弁の縁に細かい鋸歯が多くみられます。      (植物園 伊藤健)

植物開花情報(1669)セツブンソウEranthis pinnatifida Maxim.(キンポウゲ科)  2018-02-20東京農大・農学部・植物園

セツブンソウEranthis pinnatifida Maxim.(キンポウゲ科)

春を告げる花としてよく知られるセツブンソウが知らない間に芽を出し、気がついた時には可愛い花を咲かせていました。開花期の草丈は5cm余りと気をつけたいと見過ごしてしまいます。花は茎の先端部に単立し、径1.5cmほどと小型。白色の花弁に見える部分は萼片で普通5個。花弁は5-10個で、先端部は普通2裂して基部が膨らみ蜜腺になります。葯は紫色。本州関東地方以西に分布し、石灰岩地を好み、秩父地方の生育地はよく知られています。                (植物園 伊藤健)

植物情報(1668)世界らん展 日本大賞2018 開催中 2018-02-17東京農大・農学部・植物園

世界らん展 日本大賞2018 開催中

世界最大級のラン展が東京ドームで23日まで開催されています。ラン展のナンバーワンの相当するラン・歴代の日本大賞受賞花の中には本学の卒業生によるものも数多く見られ、今年は斎藤正博氏による草丈2m以上もある大株グラマトフィラム マルタエ‘マッシイズ’ Grammatophyllum martae ‘Mass's’が会場の中央に見られます。また会場にはランを中心とする・植物の販売ブースも多数見られます。春休みの休日をランの鑑賞にしてみてはいかがですか?            (植物園 伊藤健)

植物開花情報(1667)マンサク属の不明種2種 Hamamelis spp.(マンサク科) 2018-02-13東京農大・農学部・植物園

マンサク属の不明種2種 Hamamelis spp.(マンサキ科)

まず咲くことから名がついたと言われるマンサクの花が咲いています。ところがこの株には2種類の花が咲いています。想像するに地味で小型の茶色の花を咲かす株を台木に、華やかで大きな黄色の花を咲かす株を穂木として接ぎ木したものと思われます。本来なら穂木がある程度生長すると台木から出た枝などを除去するのが普通です。接ぎ木は果樹等の育種年限の短縮化、接ぎ木雑種の育成などの目的で行われます。      (植物園 伊藤健)

植物開花情報(1666)カワヅザクラCerasus × lannesiana Carriere 'Kawazu-zakura' (バラ科) 2018-02-08東京農大・農学部・植物園

カワヅザクラCerasus × lannesiana Carriere 'Kawazu-zakura' (バラ科)

寒い日が続いていますが、昨年より10日ほど遅れましたが、カワヅザクラが開花しました。ただし、例年の開花日は15日ですから少し早い開花です。オオシマザクラC. speciosaとカンヒザクラC. campanulataの自然交雑種と考えられ、その和名からも解るように伊豆河津町の山中で1955年に発見され、よく知られているソメイヨシノC. × yedoensis ' Somei-yoshino'より花色が濃い早咲きのサクラで、ピンク色の花を1月下旬〜3月上旬にかけて約1カ月間咲き続けます。現地では河津川沿いに多数植栽され、開花期の1か月間に約百万人の客が訪れます。また、早咲きで花の鮮やかなことなどにより理由で日本各地に多数植栽されています。なおキャンパス内には2株植栽されています。       (植物園 伊藤健)

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