植物園だより
(植物園ブログ 厚木キャンパス)

植物開花情報(1690)ヤマザクラCerasus jamasakura H.Ohba(バラ科) 2018-03-31東京農大・農学部・植物園

ヤマザクラCerasus jamasakura H.Ohba(バラ科)

早くもソメイヨシノC. x yedoensis 'Somei-yoshino'が散り始めていますが、キャンパスに自生している唯一の野生種、ヤマザクラが咲き始めました。ソメイヨシノは花が終わった後に葉が展開しますが、本種ヤマザクラははなの開花と葉の展開は同時期で、一般的には葉は赤色を帯びています。また、雑木林の中には胸高直径50cm以上あるような大木も見られます。             (植物園 伊藤健)

植物開花情報(1689)ホンコントウダンツツジEnkianthus quinqueflorus Lour. (ツツジ科)2018-03-28東京農大・農学部・植物園

ホンコントウダンツツジEnkianthus quinqueflorus Lour. (ツツジ科)

中国原産の常緑樹で、中国の旧正月頃に咲きだすので、とても人気があるという。無霜地域はともかく、それ以外の厚木を含む地域では葉は落葉します。香港では保護植物で、最近は自生種が少なくなっているようですが、日本で流通販売されているのは園芸種に当たります。花は国内産ドウダンツツジE. perulatus よりおおきい釣鐘型しており、基部に花びら形の赤桃色した筋が入り、ガク片がガラス細工のように透き通ってとても魅力的で、‘ピンクシャンデリア’と呼ばれています。耐寒性もあり庭木として今後見る機会が増えそうです。
(植物園 伊藤健)

植物開花情報(1688)ザリコミRibes maximowiczianum Kom.(スグリ科) 2018-03-27東京農大・農学部・植物園

ザリコミRibes maximowiczianum Kom.(スグリ科)

サクラを代表に多くの花が咲きはじめていますが、花が小さく、花色も緑色をしているので開花に気がつかないザリコミの花が咲いています。樹高1m余りの雌雄異株の落葉低木、樹皮は灰紫色で縦にはがれ落ちます。本州、四国、朝鮮半島、中国東北部の深山に分布します。葉は小さく互生し、掌状に3〜5中裂します。春先、前年の枝の先から1〜3cmほどの総状花序を出し、黄緑色花を開く。花弁、萼片ともに5枚、雄蕊5本、花柱は1本。果実は液果で9月頃赤く熟します。
(植物園 伊藤健)

植物開花情報(1687)ジャクナゲモドキRhodoleia henryi ‘Red Funnel’(マンサク科) 2018-03-26東京農大・農学部・植物園

ジャクナゲモドキRhodoleia henryi ‘Red Funnel’(マンサク科)

中国南部からベトナム、ビルマそれにマレーシアに分布する常緑高木で、香港では正月の飾りに欠かせない花ということです。国内の市場ではまだ流通量は少ないようです。葉は「シャクナゲ」に似 いて厚く、互生。早春に、鮮やかな深紅色の花を咲かせます。花は普通5花の集合花でツバキの蕾に似ている小花梗があって垂下して咲き、径5cmと大きく深紅または紅色。            (植物園 伊藤健)

植物開花情報(1686)タチツボスミレViola grypoceras A.Gray (スミレ科) 2018-03-24東京農大・農学部・植物園

タチツボスミレViola grypoceras A.Gray (スミレ科)

厚木キャンパスにも本格的な春がやってきたようです。早春の代表的な植物で多くの人に人気ある植物に「スミレ」に仲間あり、日本には細かく分類すると100種類以上にあり、「スミレの王国」ともいわれます。厚木キャンパスにはそう多くのスミレは見られませんが、雑木林の林縁などに普通に見られる種類のタチツボスミレが開花し始めました。タチツボスミレはスミレ属の中で茎の途中から花茎を伸ばし、花を咲かす代表的な種類です。 (植物園 伊藤健)

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