長和町だより
(食料環境経済学科山村再生プロジェクト)

寒ざらしそばはおいしいの

  暖冬とはいえ、長和では毎朝−5℃以下は当たり前。
 一福処濱屋裏の湧水「山の神の水」で、芹沢ほ場で栽培、収穫した日本そばの寒ざらしをしています。
 流水で浸したあと寒風にさらすのが寒ざらしそば。えぐみがとれ甘くなるというのが定説で、そば人気も相まって最近人気が広がっています。でも、本当においしいの
 2001年に、山形県立農業試験場とつくば市の独立行政法人食品総合研究所が分析しまとめた論文では、寒ざらしにより甘みに影響するアミノ酸が増し、えぐみに関係するポリフェノールが低下、一方で、うまみ成分のグルタミン酸は減少したとあります。
 食味には影響はないとする説もあり、談義は尽きません。
 何はともあれ、やってみないことには……これぞ実学

 漬物、干し柿とも出来は上々

 15日の実習後、11月の実習で作った干し柿と、12月に実習で漬け込んだ野沢菜とダイコンの漬物を試食しました。
 出来は上々。けっこううめえ。塩分を摂りすぎたかも。

往きの医療、還りの医療 1月期実習?

  長和町は高齢化率32.6%。全国平均予測の15年先をいく「高齢化先進地」で、もはや「高齢者社会」です。
 地域再生や地域の活性化に取り組むうえで、まず、保健、医療、福祉がきちんと担保されていることが肝要だと思います。実は、町は保健、医療、福祉対策についていえば「厳しい中にも積極予算」で、全国に誇れる取組みがなされているのです。 18歳までは医療費も無料なんですよ。
 そこで、上田市と組合立で運営している依田窪病院地域医療部長の石橋久夫先生から、地域医療、家族の絆、人の尊厳、日本特有のすばらしい文化等について講義を受けました。
 先生は、あきらめずがんばって治す医療を「往きの医療」、安らかに人生を終える看取りの医療を「還りの医療」と位置づけ、その人が尊厳をもって悔いなく人生を閉じられる医療に何より心を砕かれ、日夜頑張っておられます。
 講義に感動 。みなさんにもお話を聴かせてあげたかったよ〜。

  地元産小麦を使ったうどん作り  1月実習?

  長和町では、かつてはお米の裏作として多くの農家が麦を栽培していましたが、現在は水田の転作作物としての生産が主体となっています。生産された小麦は、中力粉として主にうどんの原料に使われています。
 というわけで、15日は地粉を使ったうどんづくりを学びました。指導してくださったのは、和田宿農家レストラン「かあちゃん家」のお母さん方。手際のよさに感心しました。

 打ちあがったうどんは煮込みうどんにして試食、けっこう美味〜。

貴重な伝統文化 おたや祭り 1月実習?

  14日、夕方からは長和町一のお祭を見学、いえ、勉強しました。
 古町地区にある豊受社(とようけしゃ)の例祭を「おたや祭り」と呼び二日間におよそ4万人が訪れます。歴史は古く伊勢信仰の流れをくみ、の約200年も続いています。
 参道沿いの出店とともにお祭りを盛り上げているのが「山車」(だし)。素朴な農民美術で、一週間ほどの間にあり合わせの材料で即興的に作られます。 長野県の無形文化財選択にも指定されています。
 実は、地元では過疎化、高齢化で最近は山車づくりの人手が足りなくて、保存継承に苦心しています。
 
 
 写真上 山車「坂本竜馬 江戸へ出立の場」
 写真中 氷の灯篭も置かれた境内
 写真下 灯りのともった出店

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