長和町だより
(食料環境経済学科山村再生プロジェクト)

カリキュラム実習を終えて

  8日から11日まで、山村再生・活性化カリキュラム実習が行われました。
  丸山青果・丸山代表から大規模なダイコン栽培を中心とした農業経営を学びました。厳しい農業経営環境を実感しました。第3セクター(株)長門牧場・依田場長からは酪農と観光をからめた経営までの経緯、まためざすものを学びました。
  芹沢ほ場での作業では、草刈りを中心に、小麦の播種準備、秋・冬野菜の播種、植付けなどをしました。
  二地区に分かれ、獣害防止柵の設置作業を行いました。藪だらけの山中での作業は、極めてきついものとなりましたが、地元の方々が用意してくださった昼食時の心のこもった賄いは、何より力の源となりました。
  かねてより、町が調査し積み上げた「農村環境調査」資料をもとに、班分けして町内を調査、地域資源の掘り起こしを試験的に実施しました。今後の実習で本格的に取り組みます。
 このほか、旧中山道笠取峠原道や本沢渓谷の農大の森周辺も整備しました。

  夏の戻りを思わせる厳しい暑さの中での実習となりました。
 それでも湿度は低く、時折吹く風は秋の気配を感じさせさわやかで、さすが信州!って感じ。お世話になった多くの方々に謝、謝。

産業としての農業

 教育実習も、動き出してから3年が経とうとしています。
  この間、長和の農、食、環境、歴史文化など幅広く学んできました。産業としての農業という視点からもです。
  例えば農業所得。一般的なサラリーマンと比較すると、中山間地農業の所得ベースでは一般農家の場合2〜3割程度ではないかと思います。(*経験則による私見です)
 日本は、市場原理を旨とする資本主義社会です。なので、「農家も他産業のように競争原理に従って努力すればいい。そういう農家だけが生き残れる」という論法が優先されそうです。ということは、多くの普通の農家がJAだよりに普通に働いていたのでは、業として成り立たないということです。だから、農外の兼業で働きその差を埋めるのですが、結句、離農者だけが増え農業者のなり手が少ない。 
  農業をしたい人は喜んでしていけるような社会をつくることを、政府はもっと真剣に考えてほしい…と考えるのはただの甘えでしょうか。
 これからの教育実習では、もっと農家の生の声を聞く機会を作り、農業経営を掘り下げてみようと思います。

 8日からのカリキュラム実習では、ダイコン生産の篤農家・丸山青果さんから農業経営を学びました。
 

9月実習を終えて

  9月3日から5日まで教育実習が行われました。
 地元農家が育てている原種に近い希少な日本スモモの栽培方法や、これを使ったジャム作りを学びました。
  町の商工会が、昨年から「地産地消」「農家直接販売」の新しいかたちとして取り組んでいる「軽トラック市」を見学しました。、
  400年の伝統を持つ大山獅子大祭とお神輿に参加し、地元の方々との交流と親睦を深めました。伝統あるお祭りの維持に大変苦慮している地域の実情を知りました。
  台風の影響から、不安定な天気で農作業は中止 。太宗を8日からのカリキュラム実習に委ねることになりました。(頼むぞ
  環境美化活動として、国道152沿いの花壇の除草はしっかり行いました。

 

ページの先頭へ