長和町だより
(食料環境経済学科山村再生プロジェクト)

学生が語る!10月実習

最終日は午前中に作業して学校に帰ります。
作業は鷹山圃場のマルチ剥ぎです!
要領は2日目のトマトと一緒ですが、作業を始めて問題発生!エゴマががっつり根を張っているため中々抜けません。そりゃ数日前に収穫したばっかですもの〜抜けるもんも抜けません。仕方ないので、できるところだけやって他は枯れるまで待つことにしました。

時間が少し余ってしまったので、来年度からエゴマ・キヌア等の機能性雑穀を栽培予定の「男女倉圃場」の視察へ行きました。(写真1枚目)
この男女倉圃場は、クボタの社会貢献活動である耕作放棄地再生事業の「eプロジェクト」に支援していただいて今年の9月から新たに加わった圃場です。クボタさんにはいたる所でお世話になっています。ありがとうございます!
にしても重機の力はすごいですね!1日で背丈以上あるススキ郡を農地に再生してしまうのですから。人の手でやったら何日かかることやら。やはり今後農業をしていく上では機械化が大事ですね〜

そしてお昼食べて帰校です!!お疲れ様です〜

今回の実習で特産品開発のうちの栽培の段階が終わりました。初めてやってみて良い点悪い点多々あったと思います。より特産品化に近づけるために、今年の経験をしっかりと来年に生かしていきたいと思います!
そしていよいよ加工の段階に入りました。今、流行りの6次産業でいうと1次から2次に移りました。エゴマは油として加工します。キヌア等他の雑穀は未定です。何か加工して更に付加価値をつけれる可能性を見出していければなと思います。
加工をしたら最後は販売面を考えないといけません。絶好の学びの機会として学生ながらもあれやこれやと考えていきたいと思います!
最後に鷹山圃場からの眺めをどうぞ!!

学生が語る!10月実習

2日目は1日中作業です!
午前中は、このブログでも何度も登場している「長和のトマト」(トマトソース)の原料である加工用トマトを栽培している畑の片付けをしました。
片付けの内容はマルチ剥ぎです。加工用トマトは無支柱栽培方式で、マルチを張った畝上に茎葉をはわせる形で栽培されています。夏にトマトを収穫し、秋に枯れた茎葉を抜いてマルチを剥ぎすき込みます。ここでトマトの茎葉は病原菌をもっている可能性があるので一緒にすき込まずに除去します。
マルチ剥ぎで大変なのは、土を深く被っている箇所は強引に剥がそうとすると破れて土の中に残ってしまうので、鍬で土をかかなければいけないことです。それと、トマトの腐った臭いが、、、弱音は吐いてられません!みんなで頑張ってスッキリさせました!(写真1枚目)達成感がありますね〜
マルチャー(マルチを敷くトラクターの後ろに付ける機械)もあるので、当然マルチ剥ぎ機もあるんだろうなと思い調べたらしっかりいらっしゃいました!同じくトラクターの後ろに付けて使うものです。「長和のトマト」をこれから増産するならマルチ剥ぎ機も必要になってくるかもしれませんね。マルチャーよりは安いですが、まあまあなお値段はするので簡単には買えそうにありませんね。今のところは学生の人力で大丈夫です!

余談ですが、休憩中に現地指導員の黒澤さんが「この辺の農地一帯は中山間地直接支払い制度の交付対象地だからちゃんと整備しないとね」とおっしゃっていました。中山間地直接支払い制度とは、「耕作放棄地の増加等により多面的機能の低下が特に懸念されている中山間地域等において、農業生産条件の不利を補正する農家等への交付金により、農業生産活動の維持を通じて、耕作放棄の発生を防止し多面的機能の確保を図る制度。」(出典:農林水産相)です。荒れた農地が多くある一方で、この周辺の田畑は綺麗に整備されていました。やはりお金が貰えたらやる気も出るんだろうなと思ったり。農政の効果を垣間見た瞬間でした。

お昼にお弁当を食べたあとは、鷹山に移動し1日目に引き続きキヌア・エゴマ等の選別作業です。
洗ったエゴマは搾油する為に乾燥させます。写真2枚目のように、ブルーシート上に一面エゴマの実を敷いて乾かしました。搾油が楽しみです!

この日の夜はツアーに参加した方々と地元の農家さんをお招きして懇親会を開きました。
普段生活している中ではあまり関われない方々とお話しすることができ、とても有意義な時間でした。

学生が語る!10月実習

11月に入り日増しに寒さが加わってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。10月は収穫祭(今年も長和町の商品を売り、見事完売!)があり秋を満喫する間もなく過ぎてしまいました。そろそろコタツださないとですね!
さて、このブログを更新 するということは、実習の振り返りをするということです!毎年10月は収穫祭の準備があり忙しいため、実習が組まれないのですが、今年はこれまでのブログでも取り上げてきた長和町の新たな特産品(仮)キヌア・エゴマ等の機能性擬似雑穀の収穫があるので、10月21〜23日に実習が行われました!私も強引に予定を空けて長和町に行ってまいりました!

そして、この実習では5月にもあった全国農協観光協会と東京農業大学とのタイアップ企画ツアー「天空の大地で機能性雑穀を作ろう〜収穫編〜」が並行して行われ、一般のツアー客の方も参加されました。来年度も開催予定なのでこのブログを読んでいるあなたもぜひ参加してみてください!

初日から実習内容を振り返っていくと、まず朝農大初のお昼過ぎ長和町着。着いたら鷹山圃場と芹沢圃場に分かれて早速作業です!

鷹山圃場では、今年度からキヌア・エゴマ等を栽培していますが、冒頭にもあった通り収穫・選別作業です!収穫は、1つ1つ手刈り!なんてやってたら何日かかることやら、ということで、関東甲信クボタに来ていただき、コンバインで刈り取ってもらいました!自分は芹沢圃場での作業だったので、直接見てはいませんが、動画を見せてもらったところ早い早い!機械化ってスゴイナー。写真が見にくくて大変申し訳ないのですが、右に写っているのがコンバインの刃の部分でこれがクルクル回り刈っていきます。写っていない部分に電話ボックスのような座席がありそこで操縦します。
刈り終えたら選別です。刈り取り時に実と一緒にゴミも入ってしまう為、そこから実だけを取り出さなければなりません。ここで登場するのが、写真2枚目のエゴマ選別初号機〜(ドラえもん風)これは農研機構から作り方を教えてもらい、手作りで作った(学生が作ったものではありませんが)代物です!穴の開いた鉄板の上で振動を加えて段階的に選別していきます。初号機ですので改良する点は多々有りましたが、とりあえずは実を分けることができました!
次にその実を洗います。洗わないと搾油の際、脂が濁ってしまいます。これはなんと手作業!みんな手を冷たくしながら頑張っていました。これも改善していかないとですね。
キヌアの実の選別は唐箕です。これはみなさんご存知とは思いますが、風の力で選別するものです。昔、お米の籾殻や藁屑を選別していたヤツです。しかしキヌアはお米と勝手が違い、実自体が小さく軽いのでゴミと一緒に飛んでしまいます。風の力を微妙に変えながら何回かやることで、やっと実だけを取り出すことができました!
他にもアマランサス、ブラッククミン等も収穫、選別をしました。
1日目だけでは終わる作業ではないので残った分は2日目に。

長々とキヌア・エゴマ等の収穫、選別について書きましたが、芹沢圃場でもガッツリ作業をしました!
内容は稲の脱穀です。収穫し、はぜ掛けして乾燥させた稲をハーベスターを用いて脱穀します。(写真3枚目)今となっては収穫と同時に脱穀もできる自脱型コンバインがありますが、芹沢圃場のように狭く、機械の乗り入れが難しい田んぼではハーベスターですね。束ねてある稲を機械に手前に置くとベルトで流れていき、その際に脱穀されて玄米、藁、藁屑に分けてくれます。
藁は一定量で縛り、来年畝間に敷いたりして使うため保管しておきます。縛る際に用いるのは濡れた藁なんですが、二重に巻いてクルッと回して押し込むだけで全然解けない!変に刺激を与えなければ長く持つそうです。そして藁屑は田んぼの上で燃やし灰にすることで、すき込めば肥料となります。周りの田んぼも燃やしていて、煙が昇るっているのが秋を感じれて、なんとも気が安らぎますね〜やっぱり芹沢圃場での作業が自分は好きだな〜なんて。

そんなこんなで1日目の作業が終了!
宿でお風呂に入りご飯を食べたらワークショップ!ですが、今回は実習参加者が学生委員会のみだったので、今年度の活動振り返りと年度末に向けて何をすべきなのかを話し合いました。昨年度から特産品開発に力を入れていて今年度もそうなのですが、やはり難しく商品化とはすぐにはいきません。しかし、色々整理する中で着々と進んでいるのが見えて、これからも頑張ろうと思いました!

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