長和町だより
(食料環境経済学科山村再生プロジェクト)

12月実習 3日目

3日目は長和町役場の方から「長和町まち・ひと・しごと総合戦略」についてのお話をいただきました。長和町の実情や方針についての話を聞いて、自分たちが普段取り組んでいる活動の目的を再確認できました。
そこで行われたワークショップでは、自分たちからも町役場の方に質問をして参考にしたりと有意義な時間を過ごせました。
今回学んだことを大学に帰っての勉強会に還元したいと思います!!貴重な時間をいただき、本当にありがとうございました!
そして、2日目についたお餅を切り餅にしてお土産にいただきました! 磯辺焼きやお雑煮などまた違った味でも楽しもうと思います

写真:ワークショップの様子

12月実習 2日目

2日目は午前中に食文化体験として野沢菜漬け、おはぎ作り、かす汁作りを行いました!
お餅は、普通のものとキビの入った黄色いものを餅つき機でつきました。今年は、杵と臼でお餅つきをできなかったのが少し残念でした あんこ・きなこ・大根おろしの味があり、どれもすごくおいしかったです(^▽^)
野沢菜は一般的な本漬けではなく、すぐに食べることができる漬け方を教えていただきました!酒粕が入っているかす汁は体が温まり、寒い長野の冬にぴったりでした
つきたてのお餅や自分たちで漬けた野沢菜など、作るところから食べるところまで貴重な体験をさせてもらえて日本の食の良さを改めて感じました!!!

午後は、今年で廃校になる和田中学校のアントレ学習発表会に参加しました。中学生たちが地元である長和町を活性化させるためのカフェやツアー、特産品などを考えてプレゼンしていて、中学生とは思えない内容やPRのクオリティーに驚きました!中学生の時から今私たちがやらせてもらっているような勉強ができるのは本当にうらやましいなぁと思いました。プレゼンしたことを将来、ぜひ長和町で実現させてほしいです!!

写真1:お餅を伸ばします
写真2:おはぎ作り
写真3:アントレ学習発表会の様子

12月実習 1日目

12月16日〜18日で12月実習が行われました!!!
1日目は、収穫されて干してあったキヌアを脱穀・唐箕(とうみ)がけをしました(^^)
唐箕とは、風を使って実とその他のごみを重さごとに選別する機械です。実まで飛んで行ってしまわないように風量を調節しながらずっとハンドルを回して風を起こし続けるのが大変そうでした 雪の降る中、外で作業はつらいですが地元で雪が降らない私はテンションが上がりました!(^v^)しかし、長野の冬は本当に寒いですね!

夜のワークショップでは各班に分かれて来年の実習でどのようなことを行いたいかの提案をしました!自分たちが参加することでどのように地域に貢献でき、何を学ぶことができるのか考えながらプランを練っていきます。長和町で行われているいろいろなイベントを知ることができ、どれも参加してみたいものばかりでした!!

写真1:脱穀中の様子
写真2:唐箕がけ
写真3:雪景色

学生が語る!11月実習

4日目は実践総合農学会2日目です!
この日は、地元農家からの地域農業の取り組みの報告と、高校生と学会会員からの個別研究報告、ミニシンポジウム「農村地域との協働活動とその教育的効果・課題を考える」が行われました。

地元農家からの報告では、「アスパラマル株式会社(アスパラ農家)」、「農夫と農婦(リンゴ・ブドウ農家)」、「合同会社SMILE結絆(耕作放棄地解消事業)」の代表の方々から、来歴、経営の概要・特徴、今後の展開についてお話がありました。
どの方も若く、工夫した経営をされており、これからの長和町を背負って立つような力強いお三方でした。

高校生からの個別研究成果の発表は、高校生とは思えないほど立派なもので、自分たち大学生も負けていられないなと思いました。内容としては、学校間交流と特産品開発についてで、どちらも農大と連携をとりお互いにブラッシュアップしていきたいなと思いました!

最後はミニシンポジウムです!これと同じ時間に別で学会会員からの個別報告があったため、そちらは聞けませんでした。聞きたかったな〜
このミニシンポジウムでは、上にも書いた通り「農村地域との協働活動とその教育的効果・課題を考える」をテーマとし、「公益財団法人山梨総合研究所」の古屋さん、「合同会社SMILE結絆」の根岸さん(本プロジェクト学生委員のOBです!)、山村再生プロジェクト学生委員(恥ずかしながら代表して登壇させていただきました!)、丸子修学館高校生をパネリストとして行われました。また、オブザーバーとして長和町産業振興課の金山課長が参加されました。
古屋さんからは、山梨県における事例の紹介から産学官連携による地域活性化の方向性や可能性について、根岸さんからは、学生時代の経験と現在の自身の取り組みについてお話がありました。農大と丸子修学館高校は、これまでの活動報告をしました。(緊張した〜)金山課長からは、長和町の地域の課題と行政の取り組みについてお話がありました。
特に印象が強かったのは古屋さんの「地域活性化は"誇り"だ。地域住民の誇りを持った生活が活性化を呼ぶ。」という言葉です。確かにいくら大学が、行政が主導で地域活性化の策(特に特産品開発)を講じても、地域住民がそれに関わらず、元気のない、誇りのない生活をしていたら全く意味がありません。自分たちの活動の足元を見直させてくれるような言葉でした。また根岸さんは、よく地域活性化に必要な3つの"もの"として言われる、「よそもの・わかもの・ばかもの」についてお話しされていて、「自分に足りないのは"ばかもの"だ。バカになるまでやってみよう」と仰っていました。恥ずかしがったり気取ったりするより、とことんバカになってやった方が見えてくるものが多いですよね!
いろんな立場の方からのお話が、これからどうしていくべきなのかを考えさせてくれるそんなミニシンポジウムでした!

これで11月実習は終わりです!
いや〜長かった!総括として、、、
今回の実習はいつもと違い、自分たちの活動を見つめ直すいい機会でした!今までやってきたことが自信となり、そしてそれを今後どうしていくのか。しっかり考えてこれからも山村再生プロジェクトに取り組んで行きます!

写真1:えごま油
写真2:キヌア・アマランサス
写真3:ミニシンポジウム風景

学生が語る!11月実習

3日目は1日目の記事にも書いた通り、農大の学会である「実践総合農学会」に参加しました!
この学会は毎年地方で開催されていて、今回は長和町が開催地に選ばれ、地方創生と大学連携を主なテーマとして、2日間に渡りシンポジウムや個別報告が行われました。
学生は学会進行のお手伝いと、2日目のミニシンポジウムで山村再生プロジェクトの活動報告をするという形で、この学会に携わらせていただきました!そして会場の入口には、自分たち学生が汗水たらして取り組んできた特産品開発の成果である、「長和のトマト」・「機能性雑穀商品(えごま油・キヌア・アマランサス」・「長和町郷土かるた」を展示しました!機能性雑穀商品については今年特に力を入れ、遂にお披露目となりました!(注)商品の形はしていますが、まだ開発途中であり販売はしていません!笑これから生産・加工体制を見直し、次年度に向けて販売を目指していく予定です!

この日は、立岩教授の基調講演「地方創生と大学連ー大学と地域の相互活性化を目指してー」を皮切りに、地元企業の社長・山村再生プロジェクト現地指導員・同プロジェクト担当大学教員をパネリストとしたシンポジウム「地域連携を通した大学と地域の役割と課題」が行われました。
基調講演では、地方創生の課題と本プロジェクトの重要性を再確認することができました。
シンポジウムでは、地元企業・現地指導員・大学、3つの視点でテーマについて語られたので、それらを理解した上で、自分たち学生が今後どうしていけばより地域活性化につながるのかを考えることができました。
地元企業「株式会社日本ウォルナット」社長の羽田さんからはクルミ農園の夢についてお話があり、地元企業の夢ある経営が地域の活性化につながることが見えてきました。
現地指導員の黒沢さんのお話は特に印象深かったです。黒沢さんは、長和町のご出身で、かつては長和町役場にお勤めでした。その後にプロジェクトの前身である教育GP(わからない方はこのブログの1番昔を)期から現地指導員として、農大生に農業の基礎から、分野を越えて色々なことを教えてきてくださいました。そんな、現地を知り現地住民の立場で、プロジェクトと学生の実学の場を見てきた黒沢さんからの「ふるさとを守るために〜住民の責任、プロジェクトの役割〜」と題したお話は、これからの山村再生プロジェクトを考えていく上でとても参考になりました。
農大の望月先生からは、農大と丸子修学館高校(長和町の隣町の上田市丸子町にある高校です!)との高大連携の軌跡と地域活性化の取り組みについてお話がありました。高校と更に連携を深めることで長和町を若い力で元気にしていければなと思いました!

シンポジウムのあとは、学会参加者での懇親会が開かれました!
この懇親会では1日目の記事にも書いた通り、自分たちが選別したキヌアを使った料理がふるまわれました!どれを食べても美味しい〜 これは実習でもよくお世話になっている、姫木平のペンションを経営されている方々に作っていただきました!こんなに美味しく調理していただけたら、あの選別作業も報われます(笑)本当にありがとうございました!これらの料理のレシピを今後の販売の際に活かしていきたいです。
また、学会に出席された方々とお話しすることができとても刺激的でした!普段の学生生活ではこのような機会はまずないので、とても貴重な体験をすることができました!

写真1:学会会場入口の展示品
写真2:学会風景
写真3:キヌア料理「焼きリンゴ 豆餡と共に〜アイスクリーム・キヌアを添えて〜」

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