学びと仕事at農場
(網走寒冷地農場)

「祝」ビール12月15日発売です!

こんにちは。大麦稔です。大麦はビールの原料であり、「ビール大麦」又は「二条大麦」と呼ばれます。 地元のオホーツク網走農業協同組合のホームページでは、以下のように紹介されています。網走における大麦の栽培の歴史は古く、昭和初期より栽培されていました。現在栽培されている品種は「りょうふう」と言い、北海道の総契約数量5,679tのうち網走は3,674tで、北海道の64.7%を占める一大産地となっています。 網走において、ビール大麦栽培が盛んになったのは、3つの要因があると思われます。すなわち、一つ目としてオホーツク地帯における冷涼な気候が栽培に向いていること、二つ目として根菜類を主体とする大規模畑作経営の輪作体系に向いている作物である、三つ目として先輩たちの熱心な栽培に対する取組みと自助努力によることなどがあります。また、ビール大麦はサッポロビール(株)との契約栽培となっており、14年3月に発売された発泡酒「北海道生搾り」の原料として使われ、好評を得ております。 先人の努力があったからこそ、国産原料のビールが飲めるのです。北海道におけるビール醸造の歴史を遡ると、開拓使ビールの生みの親として知られる村橋久成(むらはしひさなり)にたどり着きますが、一般にはあまり知られていない久成の業績は麦酒醸造所(サッポロビールの前身)建設にとどまらず、琴似屯田兵村・七重勧業試験場・葡萄酒醸造所・製糸所・鶏卵孵化場・仮博物館・牧羊場などを創設し、北海道産業の基礎を築くという特筆すべきものでした。 
開拓使当時のビールの宣伝コピーに「麦とホップを製すればビイルとゆふ酒になる」がある。私達は「麦とホップを生産すればビールという酒が飲める」のである。そして、平成22年にそれが実現しようとしています。
思いおこせば、私達は走寒冷地農場産の二条大麦とホップで作ったビールが飲みたかった.2007年1月,我々が作った二条大麦で141本のエールタイプのビールが誕生した.嬉しくて「祝」と命名しました.この思いは農家の方々にも届くのではないだろうか.農業近代化の黎明期,北海道の開拓者達は100%道内産原料で醸造したビールを飲んでいたといいます.我々だって純道内産にこだわりたい.乾杯のビール「祝」は自分達へのエールなのだ.そして、国産ビールが飲めるのは、我々が農業をしているからだと胸を張って言いたい。しかし、大量生産は出来ない、一人に一杯のビールも届けられないだろう。我々も原料から精魂込めて作ったビールですから、多くの人に大事に飲んで欲しいと思っています。少量生産ですから値段も高くなりますので、乾杯の時に飲むビールとして世に送りたいと考えています。その時は先人たちの偉業を肴に未来の子孫のためにも現在の農業と食文化について語りましょう。
「祝」ビールはバイオインダストリーにて販売いたします。限定500セット(1セット当たり、6本入り)ですので、早めの予約をお願いいたします。

麦とホップを製すればビールという酒になる

2010年11月9日に2010年の「祝」ビールをサッポロビールの札幌開拓使麦酒醸造所にての仕込みに行ってきました。今年はホップの栽培試験を卒論で担当した学生も参加しております。また、食品香粧学科の先生と学生にも参加していただきました。

以下は学生の感想です。私はもちろん一生懸命にホップを生産しました。そして醸造をしてくれたサッポロビールの醸造技術者も最高のビールが出来るように尽力してくれました。そのことを目の当たりにし,この祝ビールに携わってくれた人たちみんなが最高のビールを作ろうという気持ちで取り組んでいたことを知り、とても感動しました。

醸造担当者から教えていただいた言葉です「和醸良酒」
一丸になって作れば良い酒ができ、良い酒が出来れば、良い雰囲気が生まれる。

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