ランドスケープの広場
(造園科学科)

お盆休み。

夏休みを利用して、マイカーで北海道函館市へ行きました

埼玉の自宅を夕方出発し、こまめに休憩を入れながら少しずつ前進 北海道に上陸したときは翌日の午後でした

復路は逆に夕方函館を出発し、翌日午後に自宅着

こんな長時間ドライブの中、唯一運転から離れてホッとできたのが、津軽海峡をフェリーで渡航している間でした

ということで、往復のフェリーから撮った風景をアップしてみました

朝と夕方で全然違う景色でしたが、どちらも素敵でした

by K

De la FRANCE No48:ligne droite

〜フランスから No48:リーニュ ドロワット 〜

パリは一時期の暑さに比べるとだいぶ過ごしやすくなってきたとはいえ、「水」が恋しいのには変わりありません。
今、セーヌ川沿いは「パリプラージュ」。
パリ市の企画で、テラスや砂浜が出現し、“海岸”のようになっています。

このプラージュ(plage:海岸)というのもなかなか覚えにくかった単語のひとつ。
それにしても当然の事とは言え、英語と違う単語がたくさんあり、それも男とか女とかがいるのでますますです。
右とか左もそう。
「左」「左の」は、ゴーシュ(gauche)
「右」は、ドロワット(droite)
「右の」は、ドロワ(droit)
「右の」が女性形と一緒になると、ドロワット(droite)。
「まっすぐ」ドロワ(droit)。女性形と一緒になるとドロワット(droite)。
もうひとつ。「線」は、リーニュ(ligne)で、これは女性名詞だそうです。

★★では、問題です★★
リーニュ ドロワットの意味は?

パリの街も公園も、この「リーニュ ドロワット」がキーワードになります。
水浴びで大人気のアンドレ・シトロエン公園もその代表。
エッフェル塔からセーヌ川の少し下流ですが観光の人はほとんどいなく、パリジャン(パリ市民)や周辺のオフィスの人たちに親しまれている公園で、芝生の広場では日光浴、噴水のある広場では子供達がおおはしゃぎ、とてものびのびとしています。

もともとは、わりと個性的な自動車づくりをしているシトロエンの工場でしたが、その跡地が再開発されることでこの公園が誕生しました。
遊び半分で街の図面や航空写真をもとに公園の平面図をCADで描き、着色もしてみるといろいろと面白いことが見えてきます。
敷地全体は整形式のシンプルなデザイン。何と言っても象徴的なのは、敷地を斜めにズバッと貫く「リーニュドロワット(直線)」の園路。単純なデザインに見えますが、実際、現地に行ってみると、思った以上に変化に富んだシーンが連続的に展開しているのはたいへん興味深い点。他の直線の園路は、周辺の街路や建物の形状のパターン、そしてセーヌ川の眺めを引きこんでいます。
パリの街には、時代ごとの斬新なデザインが、それまでの歴史的な場に結果的に馴染んでしまう不思議がたくさんあります。パリにとって「直線」は、地域の独自性を新しい空間に象徴的に引き込んでいくテクニックのひとつなのかもしれません。(S)

キャンパス見学会!

昨日、今日の2日間、キャンパス見学会が開催されました

造園科学科からは205教室での学科展示 、相談ブース 、11号館でのミニレクチャー 、研究室展示 など、盛りだくさんの内容で行いました

来春の入学を目指している受験生の皆さんをはじめ、中高生のみなさんが大変熱心に見学されているのが印象的でした

来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました

また、お手伝いの学生スタッフの皆さんも本当によく頑張ってくれました

皆さん、大変お疲れ様でした

by K

De la FRANCE No47:Jardin des Plantes

〜フランスから No47:植物園 〜

農大ではキャンパス見学会で、たくさんの高校生が自分の道探しの週末。
日本とフランスでは年度が半年ずれていますので、こちらは日本的に言うと今は春休み。学校もバカンスでひっそりとしています。
そんな中、私は、先週の金曜日に「国立ヴェルサイユ園芸学校」を見に行ってきました。
カリキュラムの概要を聞き、演習室の様子を見みて感じたのは「園芸学校」というより、まさに広い意味での「造園」。庭園づくりや管理、植物の勉強だけでなく、地域計画の演習も相当やっているところをみると、農大の造園科学科とかなり近い印象でした。ここで勉強した学生たちが、「ペイザージスト(広義の造園家)」として巣立っていくそうです。
学校は、ヴェルサイユ宮殿に隣接する「王の庭」の敷地内にあります。ここは、その昔、宮殿の食卓をもてなすための菜園として大切な場所でした。
実はこの庭の奥に、一般公開されていない“秘密の庭”があります。
いかにも「鍵」という鍵でお屋敷のような鉄格子を開けて入ると、池を囲んだ日本庭園のような自然風景式の美しい庭園がひっそりとたたずんでいました。

誤解されないよう付け加えますと、ちゃんとお庭の管理責任者の方が同行。そして、この方のほかに、ベルサイユ園芸学校で学ぶ日本人留学生の女性、そして彼女の師匠でもある人類植物学者のジョルジュ・メテリエ博士もご一緒くださいました。
ジョルジュ先生は、日本や中国の植物の研究もされ、両国への留学経験もあるかたで、フランスでは定年までパリの植物園で研究活動をされていたそうです。
昨年秋には、この植物園を舞台にした絵本が日本で出版されたのですが、その物語のモデルにもなられた方。
ミーハーと言われるかもしれませんが、その絵本にサインをいただいてしまいました…。

おとといは、そのパリの植物園でジョルジュ先生がガイドをされる観察会があると聞いたので参加してみました。
天気もよく、のんびりとした午後。「中国の植物」というテーマの今回のお散歩会。
集合時間になるとどこからともなく人々が集まり始め、40人ほどにもなりました。
まずは園内の三角屋根のかわいらしい小屋のまえの丸テーブルで、みっちりと1時間のレクチャー。テレビのドラマや映画は3割くらいは雰囲気がつかめるようになった感じではありますが、レクチャーとなると残念ながら95%は、ときどき単語が拾えた程度で“理解”というレベルにはまだまだまだほどとおく、トホホの世界。
ただ、フランスの庭園と中国や日本の庭園との違いの話のところは、お話しされた内容のかなりの部分は納得。
レクチャーの後は、たっぷりと1時間、実際の植物を見ながらまわります。ハス、クズなど、その食用での使い方など皆さん熱心に聞き入っています。
園内には農大の中庭にもあるメタセコイヤも。
これは、フランス語でも日本での発音と全く一緒の“メタセコイヤ”でした。

無料のこの植物園。家族連れや年配の方だけでなく、ハードロック系カップル(このカップルは日本の意味。フランス語では、クープルは夫婦になりますが…)も含め、ほんとうにいろいろな世代のいろいろなタイプの人たちで賑わっていました。
(S)

来週はキャンパス見学会。

夏本番 いよいよ8月になりました

学生は定期試験の真っ最中 みんな必死です

そして試験が終わるといよいよキャンパス見学会

造園科学科でも、来場者の皆さんに少しでも学科のことを多く知ってもらえるよう、教職員&学生一同準備を進めています

受験生の方をはじめ、農大に興味のある中高生の皆さんは是非この機会にお越しください

1号館205教室と、11号館でお待ちしております

(写真は昨年のキャンパス見学会の様子です。)

by K

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