ランドスケープの広場
(造園科学科)

JAPON et FRANCE No.32 ロイヤルウェディングと公園

フランス語にはいろいろな不思議があります。
固有名詞、特に国名もそのひとつ。
「ジャパン」が「ジャポン」になるくらいはまだわかるのですが、「アメリカ合衆国」は「エタジュニ」、「ドイツ」は「ジャーマン」ではなく「アルマーニュ」、そして「イギリス」はこれまた「イングランド」ではなく「アングレ」。

昨日は、そのアングレでロイヤルウェディング。
華々しいパレード、美しい公園…。
??
公園?
そう、私はどうも公園のほうに目が……。

ウェストミンスター寺院からホースガード(騎馬隊本部)の前を通り、バッキンガム宮殿への直線並木。
その並木の左手に広がるのがセントジェームズパーク。
10年ほど前に訪れた時、池越しに撮影したショットはいまでも「都市緑地計画学」の授業ネタ。
池の向こうのホースガードとその後ろの官庁街の建物の屋根が折り重なり、あたかも“浦安のネズミの国”のよう。

並木から見て、バッキンガム宮殿の裏側(西側)にはハイドパークが広がります。
当時、街を見て歩いて夕方4時ごろに到着すると、老若男女思い思いの過ごし方で賑わっていました。
宮殿の周囲に広がる公園群は、もとは王室の狩猟苑でした。
産業革命により、都市環境が悪化、伝染病の蔓延…。
そうした中、王室の狩猟苑を市民に開放したのが、今で言う公園(パーク)のはじまりです。
ある意味、王室が国民の命を守ったとも言えるでしょうか。

ハイドパークに隣接するケンジントンガーデン。
水辺のオープンカフェはイブニングのひとときを愉しむ人たち。
ケンジントン宮殿にはダイアナ妃もお住まいになっていました。
ダイアナ妃が亡くなられた葬送の儀ときも、国際映像にはやはり美しい公園が映し出されていました。
そして、そのころから日本では“イングリッシュガーデンブーム”。
でも、完全に“ブーム”に終わった感があります。

なぜでしょう…。
なぜ、イギリスでは生活に根付いているのでしょう・・・。
それは、イングリッシュガーデンも、街の中の美しい公園も、人々の生活になくてはならないものであることを、イギリス人の“DNA”が知っているからなのです。
(S)

災害に強い&“らしさ”の魅力がある地域づくりにむけて

フランスでは、6月中旬ころから2週間ほど、バカンスになります。
人気はやはり南仏。
しかし、去年の今頃、地中海沿岸は大波により大きな被害を受けました。
特にバカンスシーズンに向けて準備していたニースの海岸にあるオープンカフェなどは相当でした。

今年の3月に教授の植生調査のサポートで立ち寄ったニースの海。
3月は、まだ明るさがいまいち。
ニースには、夏の日差しに輝く海がお似合いです。

さて、日本ではバカンスとはちょっと違いますが、いよいよ大型連休。
でも、今年の連休はいつもと少し違った忙しさ。
東日本大震災では、まだ復興のステージに入ることが難しい地域もありますが、その一方で徐々にこれからの地域づくりにむけた動きがでてきています。
造園学会、都市計画学会、建築学会などの関連学協会では連携を取りながら、様々な視点からの活動を行ってくことになっています。
造園学会でも総力をあげて、これからの復興にむけた支援体制の準備が進められています。
しかも、災害に強いだけでなく、復興後の地域が、その土地ならでは美しさと魅力を持ち続けることができるように…。
(S)

1年生 「造園体験演習」 Bクラス,始まる。

4月21日から,ちょうど1週間たった本日,造園体験演習のBクラス(学籍番号後半)の第1回目となる演習が行われました (1週間前はAクラス(学籍番号前半)だったのです)

教えるスタッフ総勢21名
8〜9名で1つの班を構成し,班毎に2名程度の教員がついて,実習を行なっていきます。本日はそのガイダンス。スタッフ紹介・道具・服装・心構え・安全管理などなど...様々な事前の説明がありました

その中には,大学院生のティーチング・アシスタント(TA)も3名います。さらに院生TAの1人はギリシャからの留学生です 積極的にコミュニケーションをすすめて国際交流もしましょう


2011.4.28  by K2

この春は花の咲き方がいつもと違いますね。

シャクナゲ(石楠花)の花が咲きました

この春は,3月中旬まで比較的長い間寒かったこともあってか,3月下旬から4月初旬になって一気に色々な花が咲き始めた感じです

サクラの花の 「持ち」 も今年は良かったのは 「花冷え」 があったからですが,その後更に加速的に咲いています

いつの間にか,石楠花も満開
誰かが,まるで息を吹きかけたかのような気さえします...


2011.4.27  by K2

レモンジャム

フランス暮らし、去年の今日の写真は『レモンジャム』でした。

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そして、2日後の写真は、菜の花畑。
一日中、田園の中をとにかく歩きまわりました。
菜の花畑は、観光のためにやっているわけではありません。
いわゆる菜種油。
フランス的に言うと「コルサオイル」。
美容や食用につかうオイル。
生活に密接した風景が、“結果として”美しい風景になっているのです。

つまり!
花でも野菜でも果物でも、こうしたものを日常的に使う、しかも楽しんだり、ち
ょっとおしゃれにしたり。
で、このジャム。
魚の臭み取りに使った残り。
ひとり暮らしでは、1個といえども多かった…。
ということで、何にしようかな〜と考えた結果、ジャムにしてみたというわけで
す。

これ結構いけるんですよ。
砂糖だけで煮込んだだけですが…。
外はサクサク、なかはふわふわの焼きたてフランスパンとの相性もばっちり。
見事なコラボレーション。
これだけで、半分くらいいってしまいます。
今度のお休みに、ちょっとトライしてみるのもどうでしょうか?
(S)

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