博物館トピックス
(「食と農」の博物館)

第9回・信州・木曽の観光と物産展

 12月3・4日(土・日)、今年で9回目を迎える「信州:木曽町・王滝村の観光と物産展」が開催されました。長野県・木曽地方の「すんき」(赤カブの葉の漬物)は、植物性乳酸菌によって発酵された無塩の漬物として注目を浴びている郷土食です。今季の販売が始まったばかり!今回の物産展でも、例年同様にすんきをたっぷり使ったお蕎麦の試食があり、お振る舞い開始と同時にたくさんの来場者が列をなしました。
 木曽で食べられているすんき料理のレシピは、とってもヴァリエーション豊かです。すんきそばの他にも、味噌汁、ピザ、パスタ、カレーや蒸しパンなどの具として好まれ、加工品も沢山あります。私はと「すんきパイ」(芳香堂)を買ってみましたが、他にもドレッシングやカレー、豆乳なども製品化されていました。パイの中身は、なんと、すんきと鰹節。これがパイ生地のバターと絶妙なマッチングでした。木曽の冬の味覚、色々と楽しめそうですね。
 そのほか木工品コーナーでも、ひのきのまな板や塗箸の名前入れ販売が行われ盛況でした。シンプルなお箸は使いやすく、毎年和菓子と一緒に買いにいらっしゃる固定ファンも多いんですよ。また来年、お待ちしてます!

博物館実習レポート 冬休み子ども体験教室「新しいお箸を削って新しい新年を迎えよう」

 平成28年12月4日(日)、「食と農」の博物館では、大林宏也先生(地域環境科学科 森林総合科学科 教授)による小学生を対象とした箸作りの体験教室を開催し、ヒノキの木材を削ってオリジナルの「my 箸」を作りました。
 ゲスト講師は、農大森林総合科学科のOGで、小菅村で地域おこし協力隊をされていた金城せりかさんです。始めに、人に性格があるように木材にも、「燃える」、「腐る」、「折れる」、「硬い」、「匂い」といった性質があることを教えていただき、子どもたちも真剣に聞いていました。
 次にお箸作りが始まり、お手製の鉋(かんな)を使って四角い木材の角を削っていき、段々と丸くしていきました。鉋は粗く削るもの、細かく削るもの、仕上げ用など、用途別に使い分けてお箸を作っていきました。最後には焼きごてで自分の名前を刻印したり、折り紙でお箸の袋を作り完成しました。保護者の方も子供と一緒に夢中で作っていました。今回のお箸作りを通して、親子で木材の性質を学ぶことができたようです。

 今後は、12月10日(土)に企画展「農学2.0展」関連講座「魅力あふれるデザート野菜!! ペピーノって知ってる?」というワークショップが行われます。ペピーノアイスの試食もあるので、ぜひお越しください!
                 (博物館実習生 Y.T & S.S)

博物館実習レポート「小学生と大学生がお米について一緒に考えるワークショップ」第2回

 11月27日(日)、「食と農」の博物館2階セミナー室にて、小学生親子を対象としたお米のワークショップ第2回目が行われました。今回は「籾(もみ)から玄米そして白米まで」をテーマとして、体験会や試食会も行いながら、進められました。

 はじめに、東京農業大学 生産環境工学科の坂口栄一郎教授による「大切に、おいしく、楽しく、お米を食べよう!」という講義が行われました。お米には籾(もみ)、玄米(げんまい)、精白米(せいはくまい)、炊飯米(すいはんまい)という4つの呼び方があり、お米の各部でも名前が違うそうです。また、実際に精米機でお米の精米を体験し、お米の白さで味に変化が表われるのかといった試食会も行われました。
 ただ見るだけではなく、触って、聞いて、匂いをかいで、やってみて、食べて等々、五感で楽しみながら、「お米が食卓に並ぶまで、どのような過程を踏んでいるのか?」という問いの答えが見つかるようなワークショップでした。もちろん、農業戦隊アグレンジャーも健在です!アグレンジャーからのクイズで子供たちもお米への理解を深めました。
                   (生産環境工学科S.K.)

湘南小麦パン祭り in 世田谷

 11月23日(水祝)、「食と農」の博物館では、「麦踏み塾」協議会主催によるイベント「湘南小麦パン祭り in 世田谷」が開催され、パンの販売会やシェフのトークショー、試食会が行われました

 神奈川県で作られている「湘南小麦」とは、湘南地区で契約栽培された小麦を、徹底した低温管理のもと丁寧に精麦し、石臼で製粉した小麦の総称です。粉に合わせたパン作りを通じて地元の小麦を美味しく食べる地産地消の活動として、2007年にプロジェクトが始まったとのこと。
 今回は、その湘南小麦を使った神奈川・東京のパン屋さんのほか、埼玉の「ハナマンテン」、岩手の「コユキコムギ」など、同じく国産小麦にこだわったお店が自慢のパンを携えて一堂に会した一大イベントです。12時の販売開始前には、整理券を手にしたお客さんが多数並んでいる姿が見られました。

 販売がスタートすると、会場は右も左もパンだらけ。美味しそうな匂いでいっぱいです。前日にお金を下ろしておいて本当に良かったと自分を褒めつつ、普段なかなか足を運ぶことが出来ないお店のパンを沢山手にとることができました。同じパンと言っても、素材や作り手によって味が全く異なるのが面白いところ。特に博物館スタッフ内で評判だったのは、神奈川県立中央農業高校・食品加工部さん出品の焼き菓子でした。部活動の一環として、耕作放棄地を利用して、自分たちの育てた小麦でパンや焼き菓子を作っているのだそうです。

 国産小麦を使った個性豊かなパンが並んだ今回のイベント。今後、ご飯を食べるときにお米の品種を選ぶように、パンでも小麦の産地や種類を色々楽しめるようになると素敵ですね。
 先週末の信州木祖村物産展に続き、今回の湘南小麦パン祭り。食欲の秋って素晴らしいなぁとしみじみ感じつつ、12月に向けて、美味しいイベントまだまだ続きます!

信州木祖村物産展

本日から始まりました「信州木祖村物産展」。
木祖村の美味しいもの、たくさん販売中です!
お昼休みに早速買ったのは「きそむら道の駅」の高原野菜コーナーより、泥付ごぼうと人参。
どっさり入って安い!他にリンゴやジュース、甘酒なども並んでいました。

(株)湯川酒造店からは、新酒の「木曽路」が届いています。
「雪もろみ」は、酒蔵でしか飲めなかったという「しぼりたてにごり生原酒」。新酒ならではの季節限定品で、試飲することもできます。ほのかにシュワっとして飲みやすく、美味しいお酒です。

木製のおもちゃや小さなキャンバスなど、各種木工品のコーナーも。
カメラを向けるとにこやかに顔をあげて下さったのは、伝統工芸品「お六櫛」職人の古畑益朗さんです。
人生一度は手にしたい、お六櫛。子と孫、親子3代に伝えてゆける逸品です。
頭皮に優しく、髪がつやつやになるとテレビで取り上げられてから、注文が殺到しているとのこと。
原品を直にじっくり見て、自分だけの一生モノの櫛と出会うチャンスですよ!

木祖村物産展は明日20日(日)まで。
是非お越しくださいね。

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