博物館トピックス
(「食と農」の博物館)

イベント「パン屋さんのお話とおいしいパンの試食講座」

先週末6月11日(日)、セミナー室にて「パン屋さんのお話とおいしいパンの試食講座」(NPO法人農業情報総合研究所主催)が開催されました。

講師は、農大のご近所にあるパン屋「Salut!!」のご店主・末次佑介さん。2年前に上用賀にオープンしたお店には、おやつパンに総菜パン、お食事に合わせるシンプルなパンが並び、小さいお子さん連れの方からご年配の方まで、いつも賑わっています。

今回は、お店で人気のクリームパンに欠かせないカスタードクリーム作りを実演していただきました。出来立てのカスタードを食パンに乗せて堪能したあと、余った分は、ざらめを載せて炙り、クリームブリュレに。素敵なデザートになりました。

末次さんが持ってきて下さったクルミといちぢく入りのハードパンに、最高の組み合わせだったのは、同じく世田谷の代田で採れたハチミツです。生産者である養蜂家の高橋和子さんに解説をしていただき、パンとのマリアージュを楽しみました。

他にも、三軒茶屋のあだち商店さんとのコラボで生まれた乾物カレーパンに、野菜たっぷりの総菜パンと、盛りだくさんの御馳走メニューとなりました。ご参加された皆さんからは、試食だけでなく生産者おふたりのお話を聞くことで、パン作りや採蜜のこだわりや工夫、愛情が感じられてとても良かったとのコメントをいただきました。地元の美味しいものが結びついて、より一層美味しい組み合わせで食べられるって素敵ですね!

唐箕(とうみ)の前で会いましょう @赤坂

 さて、昨年度より実施してご好評をいただいております、「食と農」の“移動”博物館。赤坂にある三会堂ビルのエントランスにて、東京農業大学所蔵の古農機具を展示しています。この企画は、本学の創立125周年記念事業として、一般社団法人農林水産奨励会 及び 公益財団法人 大日本農会の協力を得て行っているものです。
 昨年度の《踏車 ふみぐるま》に続いて、第2弾の展示は《唐箕 とうみ》です。脱穀後に、風力を利用して穀物からもみ殻などのゴミを取り除き、選別するための道具です。古い農家の軒先などでは、今も見ることがあるかもしれません。展示品は、江戸末期の嘉永2年(1849)に製作されたもので、長野県の校友より本学に寄贈していただいた貴重な資料です。一般的な細脚がついておらず、下部分がどっしりとして安定した造り。腰を痛めないための工夫でしょうか、ハンドル部分の取手が長いのが特徴的です。
 お近くにいらっしゃった時はぜひじっくりご覧ください。時計の下に展示しているので、待ち合わせに最適かも!?

楽しく学べる幻の酒米・雄町米日本酒講座

  5月20日(土)、「食と農」の博物館では「楽しく学べる幻の酒米・雄町米日本酒講座」(NPO法人農業情報総合研究所主催)」が開催されました。講師は、醸造科学科教授の穂坂賢先生です。昨年度の甘酒講座、スパークリング日本酒講座に続き大人気シリーズ3回目となる今回のテーマは、「雄町米」。日本酒を造るのに重要な酒造米について本格的な講義が行われました。
  雄町(おまち)は、現在広く普及している酒米「山田錦」や「五百万石」のルーツとなった品種で、岡山県から全国に広まった酒造好適米。収穫量が少ないため、幻の酒米とも呼ばれています。
  会場では、雄町米を使った複数の銘柄をご紹介。儀八(純米無濾過生酒/中尾醸造)、備前(純米吟醸/利守酒造)、出羽桜(純米吟醸/出羽桜酒造)、霧筑波(純米大吟醸/浦里酒造店)、瀧自慢(純米吟醸/瀧自慢酒造)の5つです。同じ酒米でも、色や香りに差があり、皆さん真剣に飲み比べしていらっしゃいました。併せて、日本酒クイズや、豪徳寺の朝日屋酒店さんによる各銘柄の解説、瀧自慢酒造さんによるお話などもあり、和気あいあいとした雰囲気で日本酒の勉強と試飲を楽しまれたようです。
  さて、横浜高島屋では、今日より「日本酒まつり」がスタート。農大生・院生による「日本酒の学びのコーナー」が開設されているので、お近くにお住まいの方は是非遊びに行ってみてください。
https://www.takashimaya.co.jp/yokohama/nihonsyu/index.html

トカラヤギがやってきた

この週末は良いお天気ですね!
梅雨もまだですが、すでに初夏の日差しが感じられます。

今朝、「食と農」の博物館には、本学生物生産技術学科の動物資源利用学研究室から「トカラヤギ」が遊びに来てくれました

トカラヤギってご存知ですか?鹿児島県トカラ列島に繁殖していた小型の在来種のヤギです。2歳のちびっ子と比べても、小さい!10歳くらいのメスで、体重は23キロ。犬のような大きさです。ケージの周りには子どもたちが集まってきて、大人気でした。

あまりのヤギのモテっぷり(?)に、バイオリウムのケヅメリクガメも参戦 。小さいヤギの次は大きなカメがやってきて、まるでハールメンの笛吹のように、のしのしと人を引き連れて散歩に繰り出したのでした。

NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』と綿繰り道具

農大所蔵の古農機具が、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で使用されました。
皆さん、先週末の放送はご覧になりましたか?
ずっと直虎と対立してきた幼馴染・政次の真意が伝わる良いお話でしたね。
2人の和解の後、文字通り苦労のすえに実を結んだ綿の収穫シーン。綿花から種を取り除く作業に、「綿繰機」等が使われています。

井伊の民をうるおすため、おんな城主みずから農民に交わって田畑で奮闘する姿も『直虎』の見どころのひとつ。ドラマの農業指導には、当館前副館長の梅室英夫先生があたっています。
今後のシーンも、「農」の視点でマニアックに熟覧してみて下さいね。
第18回「あるいは裏切りという名の鶴」の再放送は、5月13日(土)13:05〜13:50 です。要チェック!
http://www.nhk.or.jp/naotora/story/story18/

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