博物館トピックス
(「食と農」の博物館)

コマーシャル・ボックスのご紹介【長野県青木村】

 青木村は、長野県の東北部、上田市の西部に位置しており、青木三山に三方を囲まれた、森林、清流、澄んだ空気等の自然に恵まれた村です。やすらぎと憩いの田沢温泉・沓掛温泉や、全国で唯一国宝(大法寺三重塔)を有する村としてその名を全国に発信しており、東山道など数多くの歴史遺産と地域文化を有しています。
【国宝大法寺三重塔】
 惣門から参道を登ると正面に観音堂があり、西北の小高い丘に三間四方の檜皮葺(ひわだぶき)「三重塔」が中空に舞う鶴の羽のような優雅な姿をみせます。
檜皮葺(ひわだぶき)(檜の皮で屋根を葺(ふ)く技法)は、飛鳥時代に広まり、奈良時代では上級建築に用いられ、平安時代には最も格式の高い屋根工法となり、神社建築などに用いられてきました。
 東山道を旅する人々は「見返りの塔 」といい、塔の姿があまりにも美しい ので、思わずふり返るほどであるという意から、つけられたと言われています。
(青木村HPより)
 CMボックス内には、旧長野県中信農業試験場(現野菜花き試験場)で開発され、平成21年度に農水省の農林認定品種に指定された、青木村オリジナルブランドの蕎麦、「タチアカネ」のパンフレットの他、この「タチアカネ」を使ったソバ焼酎「たち茜」も展示されています。こちらの焼酎は「香りと味がすばらしい」と評判です。
その他、近年、動脈硬化の予防やダイエットなど、様々な健康効果が期待されているシソ科の植物「荏(え)胡麻(ごま)」から作った、青木村産100%のえごま油などが展示されています。

HP  http://www.vill.aoki.nagano.jp/sights/index.html
Facebook https://m.facebook.com/aoki.vill.lvc/

コマーシャル・ボックスのご紹介【株式会社日健総本社】

 歌手の橋幸夫さんの笑顔が素敵な 株式会社日健総本社さんをご紹介します。

 「約50億年前に地球は熱のかたまりとして誕生しました。その後、約20億年前、地球上に葉緑素を持って光合成(水と二酸化炭素と太陽の光エネルギーを使って酸素を作り出す)を行う植物の祖先が誕生しました。実は、この植物の祖先がマイクロアルジェ(微細藻類:びさいそうるい)であったのです。このマイクロアルジェのおかげで、地球上に初めて酸素が供給され、酸素で呼吸する生物が誕生するきっかけができたのです。」(蠧健総本社HPより)
 株式会社日健総本社さんは1975年の創業以来、微細藻類を研究、開発し、健康に寄与する機能性食品を販売されています。
 CMボックスには、微細藻類の一種であるクロレラの主要成分としての多糖体(N・β-1.3グルカン)を中心に、10種類の植物栄養エキスをバランスよく配合したロングラン商品「クロスタニンゴールド」をはじめとした機能性食品が展示されています。
また当館では、蠧健総本社さんにご協力いただき、2017年に特別展「微細藻類の輝かしき未来」―健康・環境・エネルギー資源としての可能性に迫るーを開催しました。

「微細藻類の応用によって、世界のすべてを健康社会にできる」を理念として、
微細藻類応用の更なる可能性を求め、たゆまぬ研究開発を進めていらっしゃいます。
HP http://chlostanin.co.jp/index.html
「食と農」の博物館」展示案内https://www.nodai.ac.jp/application/files/4315/0424/1275/tenji75_web.pdf

【農大OB蔵元MONTH】開催中です!

 東京農業大学「食と農」の博物館では、日本全国の東京農大卒業生の蔵元様にご協力いただき、一昨々年、一昨年と「農大OB蔵元試飲フェア」を開催してまいりました。
お蔭様で沢山のお客様にお越しいただき、大好評を博しました。
昨年の開催は叶いませんでしたが、丹精込めて醸される農大OB蔵元の皆様の「念い」を、試飲フェアを楽しみに待ってくださっている皆さんに少しでも届けたい!少しでも農大OB蔵元の皆様の醸す酒の香りを届けたい!ということで、「農大OB蔵元MONTH−第3回農大OB蔵元試飲フェアに代えて」を本館のFacebook上にて開催中です。
蔵元様からいただいた動画や、第二回試飲会フェアに参加された蔵元様の情報をFacebookにて順次ご紹介中です。
是非ご覧ください!

https://www.facebook.com/syokunou.museum


新年あけましておめでとうございます

新型コロナウイルス (COVID-19)の世界的な感染拡大によって私たちの日常生活は大きく変わりました。「食と農」の博物館においても感染拡大やクラスターの発生を防止する観点から予約制による入館方式などを採用して開館しています。
「食と農」の博物館に足をお運びいただく皆さまにはご不便をおかけしていますが、命を守る対応としてご理解いただきますよう心からお願い申し上げます。
 COVID-19の医療科学的な研究成果や情報も精査し、皆さまに安全・安心をご提供しながら「食と農」の博物館を楽しんでいただけるようにスタッフ一同一丸となって取り組んでまいる所存です。
さて、皆さまにおかれましては、平常とは異なる新年をお迎えのことと思います。この年明けが私たちにとって望みを叶える時節となることを今は願うばかりです。
 昨年から延期された2020東京オリンピック・パラリンピックの馬術競技の会場は、「食と農」の博物館と隣接する馬事公苑で開催される予定です。企画展「両極の馬具 ―日本人の馬あしらい」も一年延期して開催いたします。
当館の展示でも、人と馬の関係に着目しつつ、江戸から昭和初期ごろまでの和式馬具についてご紹介したいと思います。農耕用具としての馬具、また富と権力を象徴する装身具としての馬具を通して、ぜひ日本の馬の歴史と文化に触れてみて下さい。
 今年は丑(牛)年です。古来より「牛馬」と言われていますが、「牛」と「馬」はともに扱われることもありました。私たち人間生活における農耕活動では私たちヒトへ恩恵をもたらしてくれた同類の動物であることには違いありません。そうした「牛馬」などとヒトとの深いかかわりを丑年に牛馬とともに活用した農具を目にして「食と農」の博物館で思いめぐらせていただくこともよろしいのではないでしょうか。
新年度も感染症対策には最大限配慮し、地域の方々や、食や農に関心をお持ちの皆様に楽しんでいただけるような展示、イベント、教育普及の充実に力を尽くして参る所存でございます。どうぞご来館いただきたく、お待ち申し上げております。

東京農業大学「食と農」の博物館
館長 江口 文陽

12月19日(土)に「自然の中の数学」展トークショーが開催されました

「自然の中の数学」展を企画・監修された、東京農業大学 上原 巌教授が、東京情報大学 総合情報学部 矢作由美 助教と東京農業大学 地域環境科学部 江上親宏 教授をゲストにお迎えし、12月19日(土)にトークショーを開催されました。

 江上先生は高専の教員として働きだした時に、尊敬する大先輩から「実験をやらないとダメだ!」と言われ、自身は机上で数式の展開をどんどんしていかなくてはいけないと考えていたので、「実験」と言われたことが意外だったそうです。そして、この大先輩からの言葉が「数学」を使う「実験」との出会いになり、これを機に「数学と実験・観測の両輪ですすむ」という現在の研究スタイルを確立されていったそうです。
スライドでは先生が研究されている「リズムと同期」における、セリウム&フェロインを触媒として加えた際の振動実験の動画などを見せていただきました。

矢作先生は、中学3年の頃に熱心な塾の先生に出会い、数学の理解が深まったことにより、偏差値が20もあがったそうです。その熱意ある授業を受け、「教育は人生をかえることができる」と確信したそうです。
細胞性粘菌の一種、キイロタマホコリカビは、餌がなくなると飢餓状態になり分裂します。その後、分裂したものが集まり、ナメクジのような集合体になり、その集合体は熱または光のあるほうに向かって移動するという特性があります。
 矢作先生は、このキイロタマホコリカビの集合体形成現象モデルにおける確率論への応用を研究テーマにされています。
スライドでは数値シミュレーションの紹介や、キイロタマホコリカビが分裂していく様子をとらえた動画などを見せていただきました。

 江上先生は、実験やシミュレーションで手先を動かしているときに、アイデアが浮かぶことが多く、一方、矢作先生は、美容院で縮毛矯正をしている最中に数式をひらめき、おもむろにその場で紙に数式を書き始めたので美容師さんに驚かれたことがあるそうです。
そして、上原先生は、炬燵に足を入れた時に炬燵の脚に当たる自身の膝の角度からベクトルを連想するとか。
先生方の生い立ちから、影響を受けた先生の話。
現在行っている研究の話や、ひらめきの瞬間など。
多彩なお話が繰り広げられました。

次回は来年3月にお子様から大人まで楽しめる野外ワークショップを予定しています。
どうぞお楽しみに

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