博物館トピックス
(「食と農」の博物館)

謹賀新年

 大幅に遅刻ですが、明けましておめでとうございました!
皆さまお正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?お正月の楽しみというと、初詣に初日の出、お年玉と沢山ありますね。そして何といっても、おせち、お雑煮、お酒(!)。正月太りという単語もありますが、この時期ならではの食事を楽しみにしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

 特にお雑煮などは郷土色が強くて、地域やご家庭によって出汁やお餅の形、調理法にバリエーションがありますよね。私の実家の島根県西部では、醤油ベースのすまし汁に茹でた丸餅、岩海苔、黒豆をのせたシンプルなお雑煮を食べます。京都の金時にんじんなど、お雑煮・おせちと、お正月に大活躍する野菜もありますね。新年に一度のお祝い膳、食卓でも食べ物について様々な会話が弾むことと思います。

 さて、お正月ボケの時期ではありますが、今年も企画展「農学2.0」の関連イベントがまだまだ控えています。今月は早速、21日(土)に下記講演会を開催いたします。年初め、「食育」について一緒に考えてみませんか?

テーマ:「食育」から「食農デザイン」へ
講 師:森田茂紀教授(農学科)、松嶋賢一准教授(バイオセラピー学科)、御手洗洋蔵助教(左同)
日 時:2017年1月21日(土)13:30〜15:00
会 場:「食と農」の博物館1階 映像コーナー

博物館実習レポート 本間一成氏講演会「福島県裏磐梯の森」

 12月18日(日)午後2時から、現在当館にて写真展示中の本間一成さんの講演会が開催されました。テーマは、「福島県裏磐梯の森」です。
 本間さんは福島県喜多方の在住ということで、まずスライドで喜多方を紹介していただきました。有名な太ちぢれ麺の喜多方ラーメンから、昔の商人の町らしく蔵の並ぶ街並みまで画像からは豊かな文化が感じられました。他には自然あふれる飯豊連峰、通称東北アルプスまでスライドを見ながら話を聞くことができました。

 今から128年前、裏磐梯山で噴火が起きました。当時は、とても大きな被害があったそうです。火山の噴火は悲惨にもそれまでのすべてを埋めつくしてしまいますが、その反対に新しい生命の出現をうながすきっかけにもなるというのです。そしてその裏磐梯も生まれてまだ125年、なんと我が東京農業大学と同じだというのです。東京農大もまだこれから大きく発展していくのだろうと思います。裏磐梯もこれから様々に自然の様相を変化させながら豊かに大きくなっていくだろう、ということでした。

 最後は、スズメやオオヨシキリという野鳥のさえずりを動画で見せていただきました。その姿の何とかわいらしいことか。これからどんどん森が移り変わっていった時に新しい発見があると本間さんはおっしゃっていました。
(博物館実習生 国際農業開発学科4年 R.H.)

博物館実習レポート 「楽しく学べるスパークリング日本酒講座」

 12月17日(土)午後1時30分から、「楽しく学べるスパークリング日本酒講座」が開催されました。講師には、東京農業大学醸造科学科の穂坂賢先生に来ていただきました。

 冒頭に、お酒と経済の関係について話していただきました。お酒の消費動向と経済の動向とはあまり関わりがないということでしたが、日本酒については消費者が減っている傾向にあるそうです。その他にワイン醸造の戦略や穂坂先生の大学時代の面白いエピソードもお聞きしました。
 そして、皆さんお待ちかねのお酒の試飲になるととても楽しそうに試飲されていました。4種類のお酒が出され、農大で作られたお酒を当てるというコーナーでは皆さん真剣にテイスティングされていました。ほとんどの人が当たったのには驚きました。最後に、試飲後のボトルや講座に協力していただいた酒蔵のご好意でいただいた酒粕が出席者全員にプレゼントされました。

 今回のイベントを主催したNPO法人農業情報総合研究所さんによる大人の食育講座は、来年も開催予定です。次回のテーマは、「おはぎ」です。ぜひ「食と農」の博物館に足を運んでみてはいかがでしょうか。
             (博物館実習生 国際農業開発学科4年 R.H.)

カフェ・プチラディッシュの新メニュー(予告)

 博物館内のカフェ・プチラディッシュでは、より「農大らしい」スイーツメニューの開発が進んでいます。先日、(フォークを片手に)試食会に潜入したので、その新メニューを写真でご紹介したいと思います。


◆写真上 農大パンケーキ ¥580
名前はパンケーキですが、主役はジャムとはちみつです。
先日は、農大商品の中でも人気の「屋久島たんかんじゃむ」が添えられているのですが、これがまた、美味しい。たんかんの風味がさわやかで、マーマレードの苦味が苦手、という方にもおすすめです。アイスクリームと一緒に食べると一層しあわせ!週替わりで、「屋久島ぽんかんじゃむ」もお出しする予定です。当日のお味はスタッフに聞いてみて下さいね。パンケーキにかかっているのは、完熟蜂蜜にこだわった純国産のトチの蜂蜜です。コーヒーや紅茶など、ドリンクと一緒に頼むと50円引きになりますよ。

◆写真中 農大きなこアイス ¥330
アイス(バニラ/抹茶)の上に、きなこと黒蜜。外れない王道の組み合わせです。
しかしこの黒蜜、「天才ビート君シロップ」はさらにひと味違います。一般的なサトウキビではなく、北海道で採れるてん菜(ビート)を原料とした黒蜜なのです。あっさりとしたやさしい甘みが特徴で、国産大豆「ふくいぶき」を使用した鮫川村のきなことよく合います。最後のひと口が名残り惜しいほど。お子さまにもぜひ!

 北海道から屋久島まで、農大のオリジナル商品や関連商品を美味しく堪能できるスイーツ2皿です。ジャムやシロップは、お気に召したらお土産コーナーでご購入いただけますよ。
販売開始は1月17日(火)。ぜひお試しくださいね!


※写真は試作中のものです。盛り付け等は変更になる可能性があります

博物館実習レポート 農学2.0展ワークショップ「魅力溢れるデザート野菜!!ペピーノって知ってる?」

 12月10日(土)、「食と農」の博物館にて「魅力溢れるデザート野菜!!ペピーノって知ってる?」が開催されました。今回は、高畑健先生(東京農業大学農学部農学科 助教)と入澤友啓先生(同畜産学科 助教)のお2人にペピーノの栽培や加工について講演していただきました。

 初めに、高畑先生よりペピーノが南米原産のウリ科の野菜であり、日本にも生食用のデザートとして既に入ってきていたことを説明していただきました。また、現在行われている甘みを増すための栽培方法についての最新の研究のこともお話ししていただきました。途中、ペピーノ2品種の試食があり、みなさん生のペピーノを恐る恐る口に運んでいました。私たちも試食させてもらい、なんだか「瓜」のような風味で、品種ごとに全く違う食感と、意外な甘みに驚きました。

 次に、入澤先生に食品の加工についてお話ししていただきました。ペピーノは皮が薄く種がないため加工しやすいのが特徴で、漬物やジャム、さらには焼き肉のたれなどに利用できる可能性があるそうです。最後にペピーノのアイスの試食も行いました。かすかなペピーノの甘みと野菜の爽やかな味わいが感じられました。どのような新しい農大ブランドになるか楽しみですね!
 最後に合言葉は、『あつぎーの!ペピーノ!!』
     (博物館実習生 バイオサイエンス学科 A.W. & 農学科 K.I. )

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