博物館トピックス
(「食と農」の博物館)

サクラソウ展開幕

昨日4月20日(木)より、毎年恒例のサクラソウ展が開幕いたしました。
カフェの窓面に4段のひな壇が特設され、様々な品種のサクラソウの鉢がずらりと並んでいます。ひな壇の前のテーブルは、花を観賞するにはまさに特等席!コーヒーを飲みながら、うっとりとした気分にひたれますよ。

鉢に添えられた木札を見てみると、「春の装」「初瀬山」「舞扇」「白鷹」「東鑑」「牡丹獅子」「宇宙」「こぼれ紅」「青葉の笛」…などなど、花の容貌にあった素敵な名前が付いています。是非、お気に入りのサクラソウを見つけてみて下さい。サクラソウ総選挙をやってみても楽しいかもしれませんね。

今年は悪天候でお花見出来なかったあなた、まだ間に合います。「食と農」の博物館では、今サクラソウが見ごろです!そして今週末23日(日)には、本展をご準備された(一財)進化生物学研究所の桝田先生による講座「江戸の花・サクラソウの楽しみ方」を開催します。まだ残りのお席もございますので、お花を愛でにぜひお越しください。

入学おめでとうございます

 新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます
入学式も無事終わって、いよいよ本格的な大学生活が始まりますね。毎朝ドキドキで通学されているのではないでしょうか。どんな授業を履修しようか、何のサークルに入ろうか、あれこれ悩みつつ、しっかり農大ライフを楽しんでくださいね!

 さて、農大「食と農」の博物館の所在地は世田谷キャンパスの「外」、正門を出て世田谷通りを渡ったお向いにあります。授業後にTSUTAYAでCDを探したり、友達とスターバックスでお茶することもあるでしょう。「食と農」の博物館も、同じけやき広場に面した建物で、大きな鶏のオブジェが目印になっています。
 大学に慣れてきたら、ぜひ一度足を運んで見てください。農大の歴史から、現在学内で行われている研究の一端を見ることが出来ますよ。冬の間短縮していた開館時間も、4月からは朝10時から夕方17 時までの開館となります。

 次回の特別展は4月26日(水)からの「微細藻類の輝かしき未来 ―健康・環境・エネルギー資源としての可能性に迫る―」。新入生に限らず、未来の「食」と「農」に向けて万人必見の内容です。お楽しみに〜!

バイオリウムのひとコマ

 暖かくなってきたので、そわそわとバイオリウムを覗き込む機会が増えた今日この頃。
ちょうど、進化生物学研究所で実習中の東京情報大学の学生が、温室内をお掃除しているところでした。

 温室の外に出たケヅメリクガメは、お皿いっぱいの新鮮サラダをムシャムシャと頬張ります。重さ30キロにもなる大きなカメの姿に、居合わせたお客さん達からも歓声が上がりました。本格的に春になったら、けやき広場へお散歩に繰り出す様子が見られるかもしれませんね。研究員の橋詰先生によると、彼(♂)は敷地の外まで出る道をしっかり憶えているそうですよ。

博物館実習レポート 「ペーパーインセクト(紙型昆虫標本)作製教室」

 2017年2月26日(日)、「食と農」の博物館にて(一財)進化生物研究所主催の第2回ペーパーインセクト作製教室が開催されました。講師として元千葉敬愛短期大学学長の堀田和弘さんがいらっしゃいました。
 「ペーパーインセクト」とは「紙型昆虫標本」のことで、実際の昆虫を使用せずに、模型として標本を作ることができます。そのため、絶滅した種や採取が禁止された珍しい昆虫の標本を表現することが可能となります。
 今回の講座では、昆虫ということもあり触覚や細い脚を切り抜くという大変細かな作業が多く、参加者の皆さんは額が机につかんばかりに集中して作業されていました。仕上げに、日本画の絵の具として使用されている岩絵の具を使って色付けを行いました。受講生の皆さんは、思い思いの色を使用して自分だけの標本を作っていました。堀田先生は「ここの工程で製作者の個性が出る」とおっしゃっていました。完成したペーパーインセクトは色味や質感まで本物の標本と見分けがつきません。「世界に一つだけの標本を大切にしてほしい」と講師の方がおっしゃっていました。
 実は、本当に貴重な標本は博物館でも容易には展示できません。照明などで資料が傷んでしまうことがあるからです。そのため、博物館の裏で大切に保管されています。ペーパーインセクトを応用することでそれらの貴重な標本を模型として私たちが目にすることができるようになります。現在すでに博物館で鳥類を展示する際、バードカービングという木彫りの模型が使用されることも増えてきています。いつの時代か、私たちが目にする数多くの昆虫標本が本物ではなくペーパーインセクトになっているかもしれませんね。
                   (博物館実習生 バイオサイエンス学科3年 T.S)

博物館実習レポート 農学2.0展関連講演会「自分を知ることは、愛犬を知ること〜目指せ、100点飼い主!〜」

 2017年2月25日(土)、「食と農」の博物館にて「農学2.0展」の関連イベント第4弾となる講演会が開催されました。テーマは「自分を知ることは、愛犬を知ること」。今回はバイオセラピー学科伴侶動物学研究室教授の増田宏司先生です。
 増田先生は、ペットに関する著書も出版されているペットのプロフェッショナルです。5分もあればどんな犬とも仲良くなれると話していました。
 犬をしつけるにはまず犬のことを知らなければなりません。最初に犬はどのような能力を持っているのかを説明して頂きました。犬は単語を覚えることができて、なんと最大で1022個のおもちゃの単語を覚えることができたという研究結果があるそうです。また、犬の中でも人に助けを求めることが多い犬種、少ない犬種があるそうです。
 次にしつけについて説明をして頂きました。増田先生は犬の気持ちを考えた上で私たち飼い主はどうするべきかをお話ししてくださいました。犬は自分の頭上から触れられることを嫌います。しかし私たちは「おいで」を教える際、犬をこちらに引き寄せるため覆いかぶさるようにしがちです。これでは犬が怖がってしまいます。犬を体の横に呼び寄せることで、覆いかぶさらないようにするとよいとおっしゃっていました。
 講座終了後、先生のもとにあっという間に質問者の行列ができていました。悩める飼い主さんたち一人一人に丁寧にアドバイスされていました。先生のペットへの愛情が伝わる講座でした。皆さんもペットから見て自分はどう映っているかを考えてみませんか。
               (博物館実習生 バイオサイエンス学科3年 T.S.)

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