博物館トピックス
(「食と農」の博物館)

博物館実習レポート「小学生と大学生がお米について一緒に考えるワークショップ」第2回

 11月27日(日)、「食と農」の博物館2階セミナー室にて、小学生親子を対象としたお米のワークショップ第2回目が行われました。今回は「籾(もみ)から玄米そして白米まで」をテーマとして、体験会や試食会も行いながら、進められました。

 はじめに、東京農業大学 生産環境工学科の坂口栄一郎教授による「大切に、おいしく、楽しく、お米を食べよう!」という講義が行われました。お米には籾(もみ)、玄米(げんまい)、精白米(せいはくまい)、炊飯米(すいはんまい)という4つの呼び方があり、お米の各部でも名前が違うそうです。また、実際に精米機でお米の精米を体験し、お米の白さで味に変化が表われるのかといった試食会も行われました。
 ただ見るだけではなく、触って、聞いて、匂いをかいで、やってみて、食べて等々、五感で楽しみながら、「お米が食卓に並ぶまで、どのような過程を踏んでいるのか?」という問いの答えが見つかるようなワークショップでした。もちろん、農業戦隊アグレンジャーも健在です!アグレンジャーからのクイズで子供たちもお米への理解を深めました。
                   (生産環境工学科S.K.)

湘南小麦パン祭り in 世田谷

 11月23日(水祝)、「食と農」の博物館では、「麦踏み塾」協議会主催によるイベント「湘南小麦パン祭り in 世田谷」が開催され、パンの販売会やシェフのトークショー、試食会が行われました

 神奈川県で作られている「湘南小麦」とは、湘南地区で契約栽培された小麦を、徹底した低温管理のもと丁寧に精麦し、石臼で製粉した小麦の総称です。粉に合わせたパン作りを通じて地元の小麦を美味しく食べる地産地消の活動として、2007年にプロジェクトが始まったとのこと。
 今回は、その湘南小麦を使った神奈川・東京のパン屋さんのほか、埼玉の「ハナマンテン」、岩手の「コユキコムギ」など、同じく国産小麦にこだわったお店が自慢のパンを携えて一堂に会した一大イベントです。12時の販売開始前には、整理券を手にしたお客さんが多数並んでいる姿が見られました。

 販売がスタートすると、会場は右も左もパンだらけ。美味しそうな匂いでいっぱいです。前日にお金を下ろしておいて本当に良かったと自分を褒めつつ、普段なかなか足を運ぶことが出来ないお店のパンを沢山手にとることができました。同じパンと言っても、素材や作り手によって味が全く異なるのが面白いところ。特に博物館スタッフ内で評判だったのは、神奈川県立中央農業高校・食品加工部さん出品の焼き菓子でした。部活動の一環として、耕作放棄地を利用して、自分たちの育てた小麦でパンや焼き菓子を作っているのだそうです。

 国産小麦を使った個性豊かなパンが並んだ今回のイベント。今後、ご飯を食べるときにお米の品種を選ぶように、パンでも小麦の産地や種類を色々楽しめるようになると素敵ですね。
 先週末の信州木祖村物産展に続き、今回の湘南小麦パン祭り。食欲の秋って素晴らしいなぁとしみじみ感じつつ、12月に向けて、美味しいイベントまだまだ続きます!

信州木祖村物産展

本日から始まりました「信州木祖村物産展」。
木祖村の美味しいもの、たくさん販売中です!
お昼休みに早速買ったのは「きそむら道の駅」の高原野菜コーナーより、泥付ごぼうと人参。
どっさり入って安い!他にリンゴやジュース、甘酒なども並んでいました。

(株)湯川酒造店からは、新酒の「木曽路」が届いています。
「雪もろみ」は、酒蔵でしか飲めなかったという「しぼりたてにごり生原酒」。新酒ならではの季節限定品で、試飲することもできます。ほのかにシュワっとして飲みやすく、美味しいお酒です。

木製のおもちゃや小さなキャンバスなど、各種木工品のコーナーも。
カメラを向けるとにこやかに顔をあげて下さったのは、伝統工芸品「お六櫛」職人の古畑益朗さんです。
人生一度は手にしたい、お六櫛。子と孫、親子3代に伝えてゆける逸品です。
頭皮に優しく、髪がつやつやになるとテレビで取り上げられてから、注文が殺到しているとのこと。
原品を直にじっくり見て、自分だけの一生モノの櫛と出会うチャンスですよ!

木祖村物産展は明日20日(日)まで。
是非お越しくださいね。

博物館実習レポート「小学生と大学生がお米について一緒に考えるワークショップ」第1回

 11月13日(日)、「食と農」の博物館2階セミナー室にて、小学生親子を対象としたお米のワークショップが行われました。このワークショップは全3回の講座になっており、今回は第1回目で「お米作りから世界の環境も考えてみよう」をテーマに進められました。

 はじめに、東京農業大学 生産環境工学科の渡邉文雄教授による講義が行われました。日本の水田で作られるお米のお茶碗1杯あたりに必要な水は、1升瓶250本分に相当すると仰って、参加者を驚かせました。では、日本と違い乾燥した地域では、どんなお米をどのように作っているのでしょうか。アフリカのような乾燥地での栽培のため、乾燥に強く、たくさん収穫できるように改良された「ネリカ」というお米は、田んぼではなく畑で作るそうです。
 渡邉教授の講義が終わると、農大生がお手製のお面でアグレンジャーに変身!クイズ形式で子ども達と楽しくお米の勉強をしました。

 次に、鈴木伸治准教授による実験講義がはじまりました。土中に吸い込まれた水を吸う植物の力を体験するというものです。1mもある長いストローを使って、親子で協力しながら一生懸命にジュースを吸っていらっしゃいました。植物の吸水力の強さと、水が無いときの植物の大変さを体験したことにより、乾燥地でお米の育つ環境を実感できたのではないかと思います。
 そしていよいよ、みんな楽しみにしていた試食会。いい匂いと共に運ばれてきたのは、日本米、ダーワット(ケニア産)、ネリカ(ウガンダ産)、ムエア(ケニア産)の4種類のごはんと、ケニアの主食である「ウガリ」。ウガリはトウモロコシの粉をお湯で溶いたもので、現地での主食として愛されているそうです。初めて食べる種類のお米やウガリに、子どもも大人も興味津々。それぞれ食べ比べをして楽しんでいらっしゃいました。
 最後に、ケニアからの留学生で、今回のワークショップのためにウガリを作ってくださったサムウェルさんにスワヒリ語の挨拶を教えてもらい、全員でスワヒリ語でお礼を言いました。

  (実習生:S.U & U.M)

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