博物館トピックス
(「食と農」の博物館)

博物館実習レポート「茨城県から来た安心・安全な“百笑米”」

 6月23日、24日に本館で(株)大嶋農場の方がお米の販売にいらっしゃいました。大嶋さんは農大出身の方で、ご夫婦とスタッフ4名で茨城県にて稲作に取り組まれており、“百笑米”を18種(ミルキークイーン、コシヒカリなど)を栽培しています。
 農業をラクにする農薬を使用しないというこだわりがあり、生産しているお米は全て完全無農薬で有機JAS認証を受けているものと基準値よりさらに低い値で作られた減農薬栽培のものだけです。そのため、雑草を抑制する米ぬかをまくそうですが、草の生長する勢いのほうがあるので今の時期は毎日水田に入って除草する必要があるそうです。
 そんな手塩にかけて育てられたお米は、お客様からもおいしいと声が多数上がっていました。おいしさの秘密は雪塩とはちみつです。塩をまくことで「ミネラル」、はちみつを散布することで「稲の光合成」が促進されてさらにうま味が増すのです。
 私たちも炊きたてをいただきましたが、香りが高く甘いのが印象的でした。これから毎月、「食と農」の博物館で開催されますので放射能検査をクリアした美味しい安全なお米を皆様もぜひ味わってみてください。(博物館実習生 バイオセラピー学科 S.O)

?大嶋農場 http://www.hyakusyoumai.com/index.html
 

馬事公苑ガイドウォーク『プロと見て歩く植物と馬』第2回目 ?

 都会の喧騒をはなれて緑を満喫した後は、馬事公苑診療所での講座です。
 担当は、診療所所長の藤田洋介先生です。馬の病気のことや身体機能のことを教えて頂きました。馬が起こしやすい病気は、運動器以外に消化器系の病気です。草食系の馬は、腸が長く全長16mもあるので、腸捻転や便秘になったりするそうです。「お腹が痛い。」とは言えないので、汗をかいたり、蹄(ひづめ)でこつこつと地面を叩いたりする様子で判断するそうですが、動物のお医者さんは大変だ…と感じました。初めての座学は、お客様からの沢山の質問もあり大変好評でした。第3回目は、10月13日に行います。初秋の馬事公苑を楽しむ企画ですので是非ご参加下さい。

馬事公苑ガイドウォーク『プロと見て歩く植物と馬』第2回目 ?

 今年度2回目のガイドウォークツアーですが、またしても雨…。雨足が弱かったので散策開始。開催者側としては、なんだか申し訳ない気持ちでしたが、グラスアリーナの芝生や木々の緑と花々が一層映えて、晴天とはちがった美しさの馬事公苑を見ることが出来ました。
 植物解説担当講師の水庭千鶴子先生(域環境科学部造園科学科 准教授)は、『緑による環境改善に関する研究』をされていらっしゃるので、都市においてのヒートアイランド現象も含めて「都市の中の緑」、「暮らしの周りの緑」を解りやすく楽しく解説して下さいました。

博物館実習レポート「古代型魚類〜ナギナタナマズ〜」

 本館正面入口を入ってすぐ目の前に“ナギナタナマズ”と“クリオネ”が飼育展示されています。皆さん“クリオネ”はよくご存じかと思いますが“ナギナタナマズ”は知らないと言う方が多いかと思います。“ナギナタナマズ”は西アフリカ、インド、東南アジアの川や湖に生息し、非常に面白い魚で是非実際に見て感じて頂きたい魚です。
 現地では食用とされており、大きいものだと全長100センチにもなります。また肉食性でハンティングのため非常に目がいいのが特徴です。先日、餌やりを来館者の皆様の前で行いました。多くの人の目の前で餌(金魚)をすばやく食べるナギナタナマズに皆さんビックリされていました。
 また、ウロコが非常に小さく薄い特徴の魚であるため、子供たちも興味をもってよく観察しに来ています。是非一度、観察しに足を運んでみてください。(博物館実習生 生産環境工学科 N.I)

「醸造のふしぎ」展……ミクロの決死圏

 本日6月9日、午後1時30分から「醸造のふしぎ−微生物が醸す世界−」展に関連した講演会を開催いたしました。
 この日はまず1階の映像コーナーにて、講師に応用生物科学部醸造科学科の中里厚実教授を迎え「醸造を担う微生物をみてみよう」と題して2時20分頃まで講演が行われました。その後2階の展示室に移動し、実際に顕微鏡を使い生きた微生物の姿を観察しました。同じ醸造科学科の門倉准教授と中山助教のお2人と研究室の学生数名の指導で覗いた顕微鏡は、映画「ミクロの決死圏」(読者の皆様はご存じでしょうか?)さながらに、小さな世界の驚きのスペクタクルを映し出していました。(了)

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