博物館トピックス
(「食と農」の博物館)

学芸員実習レポート 「日本橋眦膕哀札潺福次淵丱ぅリウム&潮田農園)」

 11月15日(金)「食と農」の博物館セミナー室にて、日本橋眦膕絢膾鼎離札潺福爾行われました。進化生物学研究所の今木明、橋詰二三夫両先生によるバイオリウムツアーの後、東京農業大学のOBである潮田農園 潮田武彦さんを講師に迎え、同氏が開発したニンジンをはじめとして、就農への思いや農業哲学についてお話されました。
 潮田農園でつくられているニンジンは苦味が無く、とても甘みがあります。潮田さんは大学をご卒業後、新規就農され自ら農業に従事するとともに、農業のIT化及び農業生産者へのご指導を行っていらっしゃいます。10年にわたるご研究の末に生み出されたのが、この「究極の人参」なのです!

 スーパーではオレンジ色のニンジンをよく見かけますが、他にも様々な色をしたニンジンがあることはご存知ですか?
 ニンジンの原産はアフガニスタンで、もともとは紫色でした。これがトルコ、オランダ、アメリカに伝わる過程で突然変異が起こり、「西洋系ニンジン」というオレンジ色のニンジンになり日本に伝わったといわれています。また、アフガニスタンから中国へ伝わったニンジンは赤い色をしており、こちらは「東洋系ニンジン」と言われ、我が国の金時ニンジンがこれに当たります。潮田農園のニンジンはこの西洋系ニンジンと東洋系ニンジンを掛け合わせたもの。とても濃いオレンジ色のニンジンなのです。
 講義では試食を交えながら、良いニンジンの見分け方、なぜ甘いニンジンをつくることができるのかをわかりやすく解説していただきました。
 講義に参加された方も積極的に質問され、皆さん熱心にお話を聞いていらっしゃいました。

 潮田農園の「究極の人参」を始めとした野菜は、物産展として定期的に「食と農」の博物館にて販売しています。販売日程は当館ホームページにてお知らせしております。皆様のご来館を心よりお待ち申し上げております。
       (博物館実習生 生物応用化学科M.I)

博物館実習レポート 「樹木の形の不思議」展関連講演会第2回

 11月10日(日)に現在、「食と農」の博物館で開催されている企画展「樹木の形の不思議」展の関連イベントが行われました。今回は2回目の開催ということで、特定非営利活動法人 樹木生態研究会 副代表理事で東京農業大学の非常勤講師でもある三戸久美子先生による講演が行われました。
 初めは館内の映像コーナーにて講義、その後実際に企画展を回り展示の解説を受けました。
 講義は、樹木が傷害を受けた時にどのような防御機能が働くのかというテーマでした。木片を植物生理学的観点や樹木医学的観点で見ることで、樹木の生態についてより理解が深まりました。展示解説では熱心にメモを取っていらっしゃる方が多く見受けられました。
 展示解説では、どうしたらこのような変わった形の木になったのか、わかりやすく解説をしていただきました。樹木も育った土地や環境によって、様々な形に変化していくことがわかりました。実際に解説を受けながら展示をまわってみて、前半の講義内容をより深く理解することができました。また、木を切った時の大変さや今回の展示までの苦労されたお話等も一緒に聞くことができ、展示資料の収集の大変さも知ることができました。
 木片の形を見ることで、木の育ってきた環境や、その木の生き方を読み取ることができ、植物も生きている歴史を残していることに面白さを感じました。公園へ足を運んだ時には不思議な形をした樹木を見つけてみるのも楽しみになりますね。

 次回は12月8日(日) 13時から樹木の学校その3「街の木の気持ち」が開催されます。また、同日10時から、マツボックリやどんぐりを使ってクリスマスオーナメントを作る子供向け体験教室(要予約)が開催されます。自然の素材を使ってオリジナルのオーナメントが作れます。是非ご参加ください!!
   (博物館実習生 生物応用化学科M.I)

カメ温泉

 冬に向けてずいぶんと肌寒くなってまいりましたね。
そんな折に博物館カメラがバイオリウムの人気者、ケヅメリクガメ氏の入浴場面に突撃してみました。ひと肌くらいの温かい湯につかってじっとしています。とても気持ちよさそう。
 また一方、イグアナ氏も日光浴ならぬ照明浴で体温を調整しています。寒いと動きたくないよねと相槌を打ちたくなるほどの不動っぷりです。それでも尽きない愛嬌がポイント。

博物館実習レポート 第3回馬事公苑ガイドウォーク「プロと見て歩く植物と馬」

 10月26日(土)、今年度3回目となるガイドウォーク「プロと見て歩く植物と馬―馬のいる風景を楽しむ・初秋―」が開催されました。当日は秋を感じさせられる雨と肌寒さでしたが、今回もたくさんの方が足を運んでくださいました。
 今回の植物担当の講師は、東京農業大学地域環境学部造園科学科の栗田和弥先生。最初に博物館内の映像コーナーにて、コマクサ(駒草)やセイヨウワサビ(horse radish)など、馬の名前がつく植物について、名前の由来や特徴を詳しく解説していただきました。
 後半のテーマは「飼料について」。馬事公苑にある、馬たちが生活をしている厩舎にお邪魔させていただきました。最初は日本中央競馬会の職員である山口洋史さんに、馬と一緒に歩く引き馬の重要性やしつけについての解説をしていただきました。次に様々な種類の飼料を見せてもらいながら、馬がどのような食事をしているかお話ししていただきました。
 競馬や馬術で活躍する馬たちは、一頭一頭栄養面や食事量を計算された飼料を食べているというお話しには驚きでした。

 次回の開催日は12月1日(日)。澄んだ空気が気持ち良い冬の馬事公苑を楽しんでみてはいかがでしょうか。皆様のご参加をお待ちしております。
(博物館実習生バイオセラピー学科W.F)

チャボのひよこ

 博物館入口にいるチャボのひなが孵りました。
まだ卵の大きさと変わらないほど小さくてころころした3羽が、小屋の中で元気に走り回っています。
 耳を澄ますと親鶏に混じってヒヨヒヨ鳴いているのが聴こえるので、通りかかった際はぜひ覗いてみてください。

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