博物館トピックス
(「食と農」の博物館)

親しもう!「身近な両生爬虫類」

 寒くなると、朝起きるのも億劫になりますね。布団もまぶたも上げがたい冬です。
 さて先日12月15日(日)、宇野誠一郎さんによる「身近な両生爬虫類」展の講演会が行われました。今回のお話では、トカゲやヤモリ、カエル、カメ、ヘビといった両生爬虫類の生態について、宇野さんご自身が都内で撮影された写真を映写して解説して頂いたほか、彼らの「冬眠」についても詳しく教えてもらいました。

 会場のお席は満員御礼。飼育ケースの中での冬眠の際に必要な環境作りや、土や葉っぱで作られた寝床の様子等について、皆さん大変興味深げに聞き入ってらっしゃいました。
 実際に触ってみるとますます魅力的な彼らですが、むやみに捕まえて別の土地に放す、といった生態系を乱すようなことはやってはいけない行為です。本来自然環境の中で暮らす生き物達を取り扱う上で気を付けなければいけない注意点も、しっかりレクチャーしていただきました。
 春になったらまた博物館にいらしてくださいね!

学芸員実習レポート 「有機化学と微生物に関する講演」

 12月14日(土)13:00より額田恭郎先生(本学応用生物科学部醸造科学科 教授)による「有機化学と微生物に関する講演」が、博物館1階映像コーナーにて行われました。
 現在企画展として開催中の「醸造のふしぎ」の関連イベントということで、微生物が醸す世界を有機化学との接点を切り口としてご講演いただきました。有機化学という学術的なテーマを、身近な医薬品や植物などの具体例とともに丁寧にお話しいただき、大変有意義な講演会となりました。普段意識することのない微生物は私たちの身近に存在し、人の生活と切り離せないものだと知りました。

 「醸造のふしぎ−微生物が醸す世界−」展は平成26年3月23日(日)まで展示しております。皆様のご来館を心よりお待ちしております。普段見ることのない微生物の世界をのぞいてみてはいかがでしょうか。
            (博物館実習生 国際農業開発学科 K.Y)

第6回 信州:木曽の観光と物産展

 12月7(土)・8(日)日、博物館1階にて「信州:木曽の観光と物産展」が開催されました。
 そばやお菓子、漬物類、日本酒、甘酒、漆塗り箸、各種木工品などなど、木曽の特産品をたっぷりご紹介する初冬の物産展も、今年で6回目!天然ひのきの香り袋の配布というイベントもあり、両日とも開館前には楽しみにいらした方々がすでに長蛇の列を作っていらっしゃいました。

 目玉はなんといっても、信州の冬の味覚「すんき」の試食です。すんきとは、赤かぶの葉を、塩を用いずに植物性乳酸菌のみで発酵させた木曽特有の漬物。会場では、すんき料理の代表格であるすんきそばと、味噌仕立てのすんき汁が振る舞われました。いずれもしゃきしゃきした歯ごたえと、独特の酸味がマッチしていてとっても美味しかったです。思わず年末用に買い置きしてしまいました。
 会場は大賑わいで、両日合わせて3000人近くの方がご来場されました。

学芸員実習レポート 樹木の学校 その3 「街の木のきもち」

 12月8日(日)13:00より博物館2階セミナールームにて、現在企画展として開催中の「樹木の形の不思議」の関連イベントとして「街の木のきもち」の講演が行われました。今回は第3回目ということで、特定非営利活動法人 樹木生態研究会 事務局長の岩谷美苗先生による講演でした。
 まず、樹木医として活動をしていらっしゃる岩谷先生から樹木医の仕事についてお話いただきました。なかなか知ることのできない「樹のお医者さん」の仕事とはいったいどんなことをしているのかを知りえる貴重な機会でした。その後、たくさんの写真とスライドを見ながら街の木の気持ちについて解説していただきました。人間の都合によって切られてしまった木、地蔵に守られている木、建物の間で上へ上へと延びようとする木など、街で見られるたくさんの木の気持ちを岩谷先生が解説してくださいました。普段あまり気にかけることのない木の「本音」を樹木医の視点から岩谷先生が代弁してくれることもあり、時折笑いが起こるような楽しい講演でした。街の木の気持ちに耳を傾けてみるといつもとは少し違った街並みが見えてくるかもしれませんね。

 企画展「樹木の形の不思議」は2014年3月16日(日)まで開催しています。皆様のご来館を心よりお待ちしております。
          (博物館実習生 国際農業開発学科K.Y)

学芸員実習レポート 子ども体験講座「クリスマスオーナメントを作ろう」

 12月8日(日)10:00より、小学生を対象にクリスマスオーナメントを作成するイベントが開催されました。
 最初に樹木生態研究会事務局長の岩田美苗先生が様々な形の松ぼっくりを子供たちに紹介し、同じ松の木の仲間であるカヤの実の試食会も行われました。その後、ビーズや綿などで松ぼっくりや木の実を飾り付け、クリスマスオーナメントに仕上げて行きました。子ども達に負けず劣らず、保護者の方も大変楽しんでいる様子でした。
 最後にはそれぞれの作った作品を発表する場を設け、工夫した点や難しかった点を互いに話し合いました。私たち実習生もイベントに参加させていただいたのですが、子供たちのユニークな発想にはとても驚かされました。
            (博物館実習生 農学科K.K)

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