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プロフィール

FAM
所属:東京農大教職員
性別:女

新規陳列・二母性マウス「かぐやKAGUYA」

 9月から1階展示室に新しく陳列されている資料、二母性マウス「かぐやKAGUYA」をご紹介します。
 こちら、動物発生工学研究室(応用生物科学部バイオサイエンス学科)所蔵の貴重な標本です。ご覧ください、竹筒からちょこんと顔を覗かせる姿が何とも可愛らしい!とても小さなマウスです。さてこの「かぐや」、いったいどんな子なのでしょう?

 かぐやの誕生は2003年2月3日のこと。東京農業大学の河野友宏教授は、世界で始めて“卵子のみから”哺乳類を生み出すことに成功しました。そのマウスは、竹から生まれた月のお姫さまにちなんで「かぐや」と名付けられました。標本に添えられたプレートには、彼女が「単為発生を遂げた初の哺乳類」として、世界に衝撃を与えたことが英文で刻まれています。
 昆虫や魚、鳥、爬虫類など哺乳類以外の生物は、卵と精子の受精によらず、一方の配偶子のみで「単為発生」をする例が知られています。しかし、哺乳類の卵子と精子には、ゲノムのインプリンティング(刷り込み)によって雄雌それぞれのゲノムでのみ発現するインプリント遺伝子が存在します。そのため哺乳類の個体が誕生するには、受精すなわち父母の遺伝子が必要不可欠であり、単為生殖による発生は不可能であると考えられてきました。この認識を覆して“2つの卵子”から誕生したのが二母性マウス「かぐや」なのです。
 河野教授は、卵子のもととなる卵母細胞がまだ未成熟な時にはインプリント遺伝子が比較的精子に近い性質を持っていることに着目。卵母細胞がより精子に近い性質を持つように遺伝子を改変したマウス(インプリント遺伝子H19欠損マウス)を作出し、その卵母細胞の核を別のマウスの卵母細胞に融合させ、母胎に戻して妊娠させました。
 この研究成果は、生殖という観点から哺乳類の進化を解明する重要な手がかりとなります。またこの技術はクローン技術とは異なる新たな動物生産技術であり、将来的には、家畜の生産技術への応用が考えられるとのこと。再生医療に関する技術開発にも期待が高まりますね。

 かぐやの存在は、哺乳類はなぜ単為発生できないのか?なぜ雌雄が必要なのか?という謎に対して、ゲノムインプリンティングこそが単為発生を妨げているということを証明しました。彼女は普通のマウスと同じように子を産んで、2年2か月を生きて眠りにつきました。小さな身体からは想像できない、農学・医学・生物学に広がる大きな可能性を秘めたマウスだったのですね〜!

▼詳しくはこちら!動画もご覧いただけます。
世界初の二母性マウス誕生発生と文化のメカニズムを探る
http://www.nodai.ac.jp/teacher/101221/2009/1/index.html
 
 
 

 

2014年09月19日 | FAM

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「農と祈り」展 終了のご報告

 先日9月15日(月)をもちまして、開館10周年特別記念展示「農と祈り―田の馬、神の馬―」展が終了いたしました。

 馬と信仰に関わる数多くの資料が陳列された今回の特別展ですが、会期中には、約半年間でのべ73,975名のご来場がありました。会場にお越しくださった皆さまに、心より御礼申し上げます。

 今後も、東京農大出版会http://www.nodai-shuppan.or.jp/)より展示記念の豪華鼎談集を出版予定!まだまだお楽しみくださいね〜!
 
 
 

 

2014年09月18日 | FAM

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博物館実習レポート 開館10周年記念展ギャラリートーク

 9月7日(日)当館1階企画展示室にて、開館10周年記念展示「農と祈り―田の馬、神の馬―」のギャラリートークが実施されました。解説は本展を企画した本学教授である木村李花子先生が担当し、20名ほどのお客様にご参加いただきました。

 本展では農と信仰の歴史を、馬との関係からとらえました。皆1度は見たことがあるような『絵馬』や、かつて馬小屋に飾られていたとされる猿の頭骨『厩猿』など、貴重な展示が多く展示されています。一見すると少し難しい内容にも感じますが、木村先生の解説に皆様興味深いご様子でした。

 ギャラリートーク自体は20分程度で終了しましたが、その後も本展にまつわる体験談や感想などをお客様同士でお話されており、平成生まれの私からすると非常に興味深く印象的な経験となりました。

 本展は9月15日(月)に終了し、10月1日(水)からは開館10周年記念展示・第2弾「バイオミメティクスを超えて!―昆虫などの生き物や自然に学ぶものづくり―」を展示予定です。古くからの生物との関わりをご覧になった次は、これからの生物との関わりを考えてみませんか?

                        (博物館実習生 バイオセラピー学科 Y.W)
 
 
 

 

2014年09月17日 | FAM

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博物館実習レポート 食品香粧学科による「母と娘によるスキンケア講座」

 9月6日(土)、食品香粧学科主催で1階映像コーナーにて「母と娘によるスキンケア講座」が開催されました。これは、東京農業大学生物産業学部と株式会社ノエビアが連携協定を結んだ記念講座です。講師には山本裕さん(株式会社ノエビア)をお迎えしました。

 この講座では、年齢によるお肌の悩みや構造、しわやにきび、アレルギー性反応といった肌トラブルについてお話をうかがった後、肌トラブルを減らすための正しいスキンケアの方法や生活習慣の改善、サンプルの使用など具体的な対策をうかがいました。実際にホロスコープによる肌の拡大や、テープを肌に貼って剥がした時についてくる角質の状態を見る体験もあり、自分の肌を知ることができます。
「お肌」という身近なテーマに皆さん真剣な表情で耳を傾けていました。

 香粧品とは、香料や化粧品のことで、香りによる癒しや、化粧水や歯磨き粉、入浴剤のように体を綺麗にする効果があるだけでなく、女性の認知症患者が化粧をすることによって症状が改善されるという事例もあるそうです。普段何気なく使っているものにそのような効果があるなんて驚きですね!

 自分の肌と向き合い、上手に付き合っていくことを学びました。年齢や性別に関係なく勉強になるお話だったと思います。皆さんも正しいスキンケアについて考えてみませんか?

                     (博物館実習生 バイオセラピー学科K.Y)
 
 
 

 

2014年09月11日 | FAM

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博物館実習レポート 「かえるたち〜春から初夏へ〜」関連講演会・第3回

 8月30日(土)に1階映像コーナーにて、現在写真展を開催中の宇野誠一郎さんによる講演会「かえるたち〜春から初夏へ〜」が行われました。

 本講演会では主に写真を通じて関東周辺に生息しているカエルやヘビなどの様々な生き物のお話をされていました。似ている容姿のカエルの見分け方、木の枝に卵を産みつけるカエル、感情によって頭の形が変化するヘビなど、興味深い話ばかりでとても勉強になりました。

 他にもカエルやヘビ、イモリなどの生体が並べられ、講演会後に触れ合い体験も行われました。初めは恐る恐る触っていた子供たちも、帰る頃には自分から進んで手の平に乗せたりと興味津々でした。今回も幅広い年代の方に参加していただきとても楽しい講演会となりました。
                    (畜産学科 W.M)
 
 
 

 

2014年09月06日 | FAM

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