博物館トピックス
(「食と農」の博物館)

国立台湾大学でのシンポジウム 2014 University Museums Symposium on Museum in Everyday Life

 ワールドワイドなレポートです!
 先日11月24日(月)、当館の大林宏也副館長が、台湾の国立台湾大学で開催された国際シンポジウムにパネリストとして参加しました。

 台湾屈指の名門大学である台湾大学は、6つのキャンパスに11学部、54学科を設け、3万人以上の学生が勉学に励む大きな大学です。その豊富な学術資料を公開するため、学内には博物館群(!)として、なんと10館もの博物館施設があるのだそうです。すごい!
 今年はその一角を担う「農業陳列館」が、めでたく開館50周年を迎えられたということで、“2014 University Museums Symposium on Museum in Everyday Life”と題し、台日の「大学博物館の日常生活」を考えるシンポジウムが開催されました。

 大学博物館というと、各大学の個性や研究内容が色濃く反映される展示施設。いずれも運営方法や収蔵品管理、普及活動といった問題に日々取り組んでいます。農業陳列館の岳修平館長との対談では、「食と農」の博物館の常設展示や企画展、収蔵品、体験教室等についてスライドを交えてご紹介しました。互いに農業にまつわる展示工夫ということで共通する話題も多く、大変充実したディスカッションとなりました。

 また施設のハード面の思い出として、農業陳列館の外壁に、お米のモミの形をした日影が落ちるデザインが施されている点に、大林副館長がいたく感激されていました。太陽の位置、時刻によって見え方が変わるのだそうです。心にくい演出ですね〜!
 ご招待下さいました台湾大学の皆さま、どうもありがとうございました。謝謝!

▼國立臺灣大學農業陳列館
http://www.aeh.ntu.edu.tw/

信州木祖村物産展

 先週末の11月22・23日(土・日)、博物館1階の映像コーナーにて、恒例の信州木祖村の物産展が開催されました。

 会場では名産の蕎麦やジャムのほか、試飲として日本酒・木曽路のしぼりたてやベリーを使った黒酢などが振る舞われ、ご来館された方々も興味津々でご覧になっていました。特産品として売られていた「小さなキャンバス」は手のひらサイズで可愛らしい!プレゼントやディスプレイ、工作などに使い勝手がよさそうです。

 けやき広場の木々も色づいたこの頃、館内から見ていると、秋空のもと気持ちよさそうに散策を楽しむ方々がたくさんいらっしゃいます。ちょっとお出掛けして長野にお蕎麦を食べに行くもよし、博物館のカフェでご一服するもよし。ちょっとくらい体重が増えても、秋の味覚も楽しんじゃいましょう!

博物館実習レポート 「お米について学ぼう!〜小学生と大学生がお米について一緒に考えるワークショップ〜」第1回

 11月16日(日)に「食と農」の博物館にて、NPO法人農業情報総合研究所共催による「お米について学ぼう!〜小学生と大学生がお米について一緒に考えるワークショップ〜」が開催されました。

 第1回目の講師として、(有)小池精米店の3代目店主であり、五ツ星お米マイスター資格をもつ小池理雄先生にお越しいただき、お米について子どもたちと一緒に学びました。
 東京都にはどれほどの数のお米屋さんがあるのか、お米屋さんとはどのような仕事なのか、そして先生の目標や願いについてのお話がありました。お米の模型を使用して説明を受けたり、精米機により取り除かれた糠を実際にさわってみたりと、稲穂から白米までの精米の流れをわかりやすく学びました。

 次に大学生(アグレンジャー)のクイズコーナーがありました。保護者の方も参加して下さり、とても盛り上がりました。その後、参加者のお子さん達が順番に米袋の重さを実際に担いで体験する等、会場内は活気に満ち溢れました。

 最後に、土鍋を使用して炊いた4種類のお米(こしひかり、ゆめぴりか、ひとめぼれ、銀の朏〔みかづき〕)を参加者みんなで試食しました。お米を食べ比べたり、お気に入りの種類のお米をたくさん食べたりと、楽しく美味しいワークショップになりました。
 第1回「お米について学ぼう!〜小学生と大学生がお米について一緒に考えるワークショップ〜」にご参加いただきありがとうございました。第2回(11月30日)、第3回(1月24日)も心よりお待ちしております。

                    (博物館実習生 バイオサイエンス学科 K.O)

ツリーが今年もやってくる

 収穫祭も終わって、いよいよ皆さん気分はクリスマス!?当館でも早速、博物館実習生を中心に大きなツリーの飾りつけを行いました。今年もご来館者の方にも装飾を手伝って頂き、最中には通りかかった方々より、「ええ〜早いんじゃない?」「もう年末なのね!」というため息交じりのお声もちらほらお伺いしました。

 けれど、ちょっと早くてもいいんです。慌ただしい年の瀬の楽しいお祭り、本番まで長く楽しめたらよいですね。ちなみに年内の開館日は12月23日(火)までです。クリスマス前になりますが、講座や物産展など各種イベントが盛りだくさん!装飾を手掛けた実習生からは「ツリーの根元にはニワトリもいます。探してみてくださいね!」とのコメントを頂きました。クリスマスのニワトリというと、どうしても食卓の上が連想されますが…。

博物館実習レポート 「一粒万倍!食べて生命力アップ全粒穀物セミナー」

 11月3日(月)午後2時より本館2階セミナールームにて、クシマクロビオティックス・コンシェルジュ2014秋の定例会「一粒万倍!食べて生命力アップ全粒粉穀物セミナー」が開催されました。

 セミナーは3部構成となっており、はじめに料理研究家の四分一先生より玄米を使った焼米とそれを利用しただし汁の作り方を先生のお名前にちなんだ話やお米の話を交えながら楽しく学びました。炒ったお米や、その香りをつけた御出汁を飲んだことはなかったので食に関する見識が広がりました。
 次に(株)ライスアイランド社長の小塩先生から玄米のおいしい炊き方を学びました。圧力鍋で玄米を浸水せずにおいしく食べられるということで参加者の方々も質問しながら真剣に耳を傾けていました。また雑穀の試食もあり、黒米・キビ・タカキビ・ハトムギ・キヌアをおいしくいただきました。
 最後に(株)大嶋農場社長の大嶋先生よりお米の生産についてスライドを用いながらお話しいただきました。大嶋農場では有機栽培と特別栽培で20数種類のお米を生産しており、食味向上の為に雪塩やはちみつ、昆布エキスを散布しているそうです。また農業に関心のある人を積極的に受け入れ農業の魅力を伝授する等、人材育成にも力を入れています。普段なかなか知る機会のない生産者のこだわりや現場の事を知ることで食に対してより関心が増しました。

 面白いお話やおいしく健康に良い玄米、雑穀を食べながら知識にも身体にもためになるセミナーでした。
                      (博物館実習生 国際バイオビジネス学科 K.S)

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