博物館トピックス
(「食と農」の博物館)

博物館実習レポート・夏休み子ども体験教室「今からでも間に合う夏休みの宿題!昆虫の標本作りを楽しもう」

  平成27年8月23日(日)に夏休み子ども体験教室「今からでも間に合う夏休みの宿題!昆虫の標本作りを楽しもう」が13時から2階セミナー室で開催されました。予約は満員で、キャンセル待ちのお客様もいらっしゃるほど大人気の講座でした。講師は東京農業大学短期大学部環境緑地学科教授の竹内将俊先生と、東京農業大学の卒業生で日本昆虫協会の井上暁生先生で、昆虫のことや標本の作り方について教えて下さいました。

  はじめに竹内先生が、地球上の動物は実は昆虫が半分を占めていること、昆虫の起源はムカデみたいな生き物だったこと、アリやケムシのような昆虫は匂いやお互いの毛を触ることでコミュニケーションをとっていることなど、色々な昆虫のお話をしてくださいました。
  次に井上先生が、標本を残すことはその生き物が確かにいたことの証明になるというお話をしてくださり、かっこいいカブトムシの標本の作り方を教えて下さいました。なかなかカブトムシの体に昆虫針が刺せない子や、脚や角などを固定するための玉針を×字型にするのに苦戦している子もいましたが、先生方や保護者の方に手伝ってもらい、全員カブトムシの標本を完成させていました。最後には自宅で昆虫標本をつくるポイントやミヤマクワガタの捕まえ方をお話して下さいました。途中休憩をはさみ、質問タイムも含めて16時まで体験教室は行われました。カブトムシの標本は乾燥させるのに1ヵ月ほどかかるので、皆様玉針を抜くのが楽しみだと思います。

  今回のイベントでは虫が好きな子だけでなく虫が苦手で克服したい子も参加していました。最初は恐る恐る触っていた子も、最後は標本を完成させるため一生懸命になっている様子が見られました。先生の説明がわかりやすかったとお客様に好評で、標本作りを楽しんで頂けたようです。本日参加できなかった方も、東京農業大学「食と農」の博物館では来年度も昆虫の標本作りの講座を行いますので、興味のある方は是非ご参加ください。
                    (博物館実習生 バイオセラピー学科 A.Y)

博物館実習レポート「宇野誠一郎写真展〈夏の水辺から〉関連講演会第1回」

  平成27年8月1日(土)から開催中の宇野誠一郎写真展「夏の水辺から」関連講演会が、8月18日(土)14時から1階映像コーナーにて開催されました。講演のテーマは「生きものを観察する時の注意について」で、講師の宇野誠一郎さんが、夏休みに自然の中で遊ぶ上で気をつけなければいけないことをお話してくださいました。
  「頭が三角形のヘビは毒を持っている」というのは間違いで、頭の形が三角形の毒ヘビのマムシ、マムシよりも毒が強いが頭の形が三角形ではない毒ヘビのヤマカガシ、威嚇すると頭が三角形になるが無毒のシマヘビやアオダイショウの写真をスライドで見せてくださり、体の色や特徴の違いを教えてくださいました。他にもスズメバチやムカデ、マイマイカブリのような危険な生き物のことや、アマガエルやヒキガエルといった身近な生きものが毒を含んだ分泌液を出すこと、川や海には危険があるため、安全に配慮して遊ぶことを注意するよう呼びかけされていました。
  講演の後はシマヘビやアオダイショウ、ミシシッピアカミミガメを触ることができ、女性の方がヘビを持ったり、小さな子は恐る恐る触ったりしていました。ニホンヤモリや二ホンアマガエルを間近で観察することもでき、観察のポイントや特徴を解説してくださいました。平日だったため普段よりは参加人数が少なかったのですが、その分お客様もじっくり触ることが出来たようです。
本日参加できなかった方も、身近な両生類や爬虫類の生き生きとした写真を見ることが出来る「夏の水辺から」展は、エレベーター横の1階から2階の階段で現在も開催中ですので、是非ご覧になってみてください。次回の講演会は9月13日(日)を予定しております。
                  (博物館実習生 バイオセラピー学科 A.Y)

夏のおまつり

  連日35度を超える酷暑が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?敢えて言いたくはないのですが、ほんとうに暑いですね〜。
  先週末8月1(土)、2日(日)、農大世田谷キャンパスの周辺では、夏の風物詩、「せやがやふるさと区民まつり」が開催されました。メイン会場である馬事公苑を中心に、けやき広場では地方自治体による物産展、「食と農」の博物館にも各種体験コーナーやふるさと交流コーナーが置かれ、多くの人出で賑わいました。
  博物館2階、世田谷区の「地域の食のコミュニケーション推進部会」による食の体験コーナーでは、旬の夏野菜を使ったメニューの試食が行われ、具にモロヘイヤを使った「エジプト餃子」など、普段見かけない珍しいレシピに来場者の皆さんも次々に舌鼓を打っていました。個人的にはオクラの入った「星の王子様クッキー」の食感とネーミングが面白かったです。祭りは夜まで大盛況で、夏休みのワンシーンを思い思いに楽しまれていました。
  一方、学内では2日(日)、3日(月)とオープンキャンパスが行われ、たくさんの高校生の方々にご来場いただきました。各学科の紹介にも力が入っており、各種模擬講義なども行われご好評だったようです。

  「食と農」の博物館は、8月8日(土)〜17日(月)の間に夏期休館に入ります。ご来館の際にはご注意ください。以下に掲載した今年度下半期の展示も準備が進んでいます。お楽しみに!

◎平成27年8月20日(木)〜9月30日(水)
  「東京農業大学満州報国農場の記憶」―戦後70年にあたって農大と戦争を回顧する―
◎平成27年10月3日(土)、4日(日)
  「農の生け花」展
◎平成27年10月14日(水)〜平成28年3月13日(日)
  「女わざと自然とのかかわり」―農を支えた東北の布たち―

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