博物館トピックス
(「食と農」の博物館)

石窯食パン「丹生の風」と、会いに行ける神馬(丹生川上神社下社)

   先日、当館のY室長が旅行で奈良を訪ねてまいりました。
目的は、吉野山中にある丹生川上神社下社。昨年来、念願叶っての参詣だったそうです。というのも、去年開催した企画展「農と祈り ―田の馬、神の馬」関連の鼎談のひとつで、丹生川上神社下社で宮司を勤められる皆見元久さんにご参加いただき、そのご縁で日本最古の水の神を祀る同社に行ってみたくなったから。
境内の中には水神に奉納された白馬と黒馬が飼育されていて、参詣者は馬と触れ合って癒されて帰ってゆくのだそうです。私も一度はお参りしてみたい夢の古社。室長は偶然宮司さんとお会いすることが出来て、話し込んで帰られたそうです。とっても楽しかった模様で、帰京後また行きたがっていました。

  そして先日、宮司の皆見さんよりご厚意で、素敵なパンが送られてきました。その名も「丹生の風」、ずっしりと良い焼き色した食パンです。丹生の水と地元の薪を使って石窯で焼かれているのだそう。博物館スタッフもご相伴にあずかって頂戴したのですが、水分を多く含んだ生地がきめ細かくしっとりしていて、とても美味しい!何も付けずに食べてもコク深く味わいがありました。丹生の村民の方がお宮のためにパン作りの修業をはじめ、2年がかりで完成されたのだそうです。う〜ん、すごい!

   ちなみに、宮司さんの参加された鼎談を収めた『日本人と馬 ―埒を越える十二の対話』(東京農業大学出版会)は、館内書籍コーナーや全国の書店にて大好評販売中です。馬にまつわる識者総勢32名による、北は北海道から南は与那国島、西は広くユーラシア大陸に及ぶ大部の対談を集めました。古代から近代を経て、現代に至る馬と私たちとの関係を見つめなおす1冊です。食欲そして読書の秋。秋の夜長のお供にぜひいかが?
   皆見さん、どうもありがとうございました!

◎『日本人と馬 ―埒を越える十二の対話』詳細はこちら
http://www.nodai.ac.jp/syokutonou/recentNews/detail.php?new_id=477

博物館実習レポート「宇野誠一郎写真展〈夏の水辺から〉関連講演会第2回」

  平成27年8月1日(土)から開催中の宇野誠一郎写真展「夏の水辺から」の関連講演会が、9月13日(日)午後14時より「食と農」の博物館1階の映像コーナーで開催されました。今回の講演のテーマは野外で遊ぶ時に特に注意すべき「毒を持つ生き物」についてと「河川における子どもの水難事故対策」がメインで宇野さんはお話されました。

  前回は夏休み期間中ということもあり、自然の中で遊ぶ上で気をつけなければならない生き物についてでしたが、まだ暑い日が続く休日やもう少しすると山菜取りのシーズンになります。その時、注意する生き物としてマムシやスズメバチや海での磯遊びで注意が必要なクラゲ・フグの仲間など、毒を持つ生き物や危険な生き物の見分け方や万が一嚙まれたり刺された時の対処方法を詳しくお話されました。また、川で遊ぶ時に、小さい子どもにはライフジャケットを用意してくださいと呼びかけられました。

  講演の後は、体験コーナーとしてシマヘビ、アオダイショウ、ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)やイモリ、カエルといった爬虫類と両生類を実際に来館された親子づれの方々などに触っていただきました。最初は恐がっていた小さな子供もお母さんが触ると段々安心して触れるようになりました。普段間近で観察する機会がほとんどない生き物なのでみなさん興味津々でした。講演が始まったときは15人程度でしたが、講演会の最後は30人程になっていました。
                           (博物館実習生 農学科 S.Y)

WAO! ベイビー

  お昼休みにバイオリウムに入ると、ワオレムール(Lemur catta )の親子が近くに来てくれました。

ずっとお母さんにおんぶして貰っている赤ちゃん、縞々のしっぽもまだ大人より短いぞ!カメラを向けると興味津々。ずっとこちらを見つめてきます。小さくて可愛いですね〜

奇虫展(@バイオリウム)

  秋の長雨、いかがお過ごしでしょうか。残暑はどこへ行ったやら、妙に肌寒い天気が続くので、風邪等にはどうぞお気をつけて下さいね。
  さて、バイオリウムの奥深く…ひっそりと「奇虫展 ―変わった(気持ち悪い)蟲たち―」を開催しています。あらかじめタイトルに「(気持ち悪い)」って入っているのですけれども、であれば正直に見た感想を書いてしまってもよいのでしょうか?背筋がぞっとしましたよ。

  小屋の中には奇虫展の名の通り、(一財)進化生物学研究所の貴重なコレクションの中から、普段お目にかかれないような珍しい昆虫が飼育ケースに入ってずらりと並んでいます。ゴルフ玉のようにおおきなダンゴムシ!かと思えば、名前も立派な「メガボール(マダガスカルミドリオオタマヤスデ)」。うっかり踏んでしまった日には、一生消えないトラウマになりそうです。展示キャプションに記載されたQRコードからはそれぞれの昆虫にちなんだ動画が見られます。楽しいBGMの中、トマトやボール、虫がころころ転がって、無駄にかわいい編集がにくい。
  そのほか、「ダイオウサソリ」や「ベトナムオオムカデ」、「マダガスカルオオゴキブリ」、「トタテグモ」などなど、巨大でツヤのある仲間たちが皆さまをお待ちしています。お見逃しなく!

▼貴重な動画はこちらから
TAIKALABO先生のYouTube チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCJpyaa5xcXbBI3ket06byyA

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