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FAM
所属:東京農大教職員
性別:女

農学2.0展関連講演会:「食育」から「食農デザイン」へ

 1月21日(土)、「食と農」の博物館では、農学2.0展の関連イベント第3弾となる講演会が開催されました。テーマは、「『食育』から『食農デザイン』へ」。農大農学部の教授陣を中心に、特別ゲストとしてJAあつぎの大矢和人氏にお越しいただき、公開討論を行いました。

 はじめに、食育の現状について御手洗洋蔵先生(バイオセラピー学科)よりご報告がありました。衝撃的だったのは、学生が描いたというニワトリの絵。脚が1本、2本、3本…4本も!?
 「食育」という言葉が普及して久しい今日、食育とその実践に関する研究は数多くあります。しかし意外にも、その中で「農業」という単語が取り上げられる割合は極めて少ないそうです。スーパーに行けばパッケージされた鶏肉をいつでも買って食べることが出来ますが、家畜としてのニワトリ、すなわち生産の現場に馴染みが薄くなってしまったのが現代の消費者。4本脚のニワトリが語る問題はなかなか深刻です。
 次に、JAあつぎの大矢様より、厚木市で継続的に取り組まれている「夢未kidsスクール」の活動事例についてご紹介いただきました。これは主に地元の小学生を対象とした通年型の食農教育事業で、毎年、農大の学生ボランティアも参加しています。子ども達はファーマーズマーケット・夢未市(ゆめみいち)前の田んぼでもち米を育て、自分たちで販売まで手掛ける中で、「食」を支える「農」の役割を学んでいくそうです。
 さらにその後、松嶋賢一先生(バイオセラピー学科)より食品廃棄にスポットを当てて、ゴミを資源として、農から食への循環を考えるご提案がなされました。

 最後に、森田茂紀先生(農学科)を座長に、今後目指すべき循環型社会の構築に向けて必要な教育・研究について、会場内からの参戦も交えて活発な議論が行われました。持続可能な社会を作っていくためには、農学・栄養・経済・法律…学問領域に囚われない、柔軟なデザイン力が求められそうです。「農学2.0」展の展示内容とあわせて、充実した講演会となりました。
 
 
 

 

2017年01月27日 | FAM

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小学生と大学生がお米について一緒に考えるワークショップ第3回

 1月21日(土)、「食と農」の博物館では、「小学生と大学生がお米について一緒に考えるワークショップ」第3回が開催されました。
今回のメイン講師は、お米のスペシャリスト・清水宜之さん(株式会社むらせ)です。小学生親子で一緒に4品種のお米を食べ比べる「食味官能試験」にトライしました。

 ご飯の準備をしている間、大学生によるクイズが行われ、農大で行われている研究の話を交えながらお米と米作りの知識を深めました。清水先生のお話の後、カップに入ったほかほかのご飯が運ばれてきましたが、頬張るのはしばしお預け。なぜならば、これは「試験」。目の前の炊き立てご飯は目隠しをした「試料」だからです。「食味官能試験」とは米の食味の検査のことで、今回テストしたのは熊本県産「ヒノヒカリ」、新潟県産「みずほの輝き」、青森県産「晴天の霹靂」、岐阜県産「ハツシモ」の4種類。個性的な面々です。
 この中で基準となる品種、今回は「ヒノヒカリ」の食味をベースに、他の3つのお米を相対的に評価しました。外観、香り、味、粘り、硬さなどと評価のポイントが細かく分かれていてかなり専門的な試験でしたが、清水先生の分かりやすい解説のおかげで、大人も子供もソムリエさながらに真剣に取り組み、味の違いを楽しみました。

 試験の後は「手巻きごはん」でお食事タイム。手のひら大に切った海苔に、ご飯と好きな具をのせて、くるりと巻いて食べるスタイルです。子どもが自分で作れる手軽さと、具のバリエーションの豊富さがとても好評でした。
 現在、全国津々浦々で様々な品種のお米が育てられ、入手することができますが、知識としてだけでなく5感を活用してじっくりと味わうことで、ご飯をますます好きになれるのではないでしょうか。普段のお食事でも是非、今日のご飯は何の品種だろう?カレーにはどの品種が良いかな?とお米に思いを馳せてみてくださいね。
 
 
 

 

2017年01月26日 | FAM

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謹賀新年

 大幅に遅刻ですが、明けましておめでとうございました!
皆さまお正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?お正月の楽しみというと、初詣に初日の出、お年玉と沢山ありますね。そして何といっても、おせち、お雑煮、お酒(!)。正月太りという単語もありますが、この時期ならではの食事を楽しみにしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

 特にお雑煮などは郷土色が強くて、地域やご家庭によって出汁やお餅の形、調理法にバリエーションがありますよね。私の実家の島根県西部では、醤油ベースのすまし汁に茹でた丸餅、岩海苔、黒豆をのせたシンプルなお雑煮を食べます。京都の金時にんじんなど、お雑煮・おせちと、お正月に大活躍する野菜もありますね。新年に一度のお祝い膳、食卓でも食べ物について様々な会話が弾むことと思います。

 さて、お正月ボケの時期ではありますが、今年も企画展「農学2.0」の関連イベントがまだまだ控えています。今月は早速、21日(土)に下記講演会を開催いたします。年初め、「食育」について一緒に考えてみませんか?

テーマ:「食育」から「食農デザイン」へ
講 師:森田茂紀教授(農学科)、松嶋賢一准教授(バイオセラピー学科)、御手洗洋蔵助教(左同)
日 時:2017年1月21日(土)13:30〜15:00
会 場:「食と農」の博物館1階 映像コーナー

 
 
 

 

2017年01月09日 | FAM

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博物館実習レポート 本間一成氏講演会「福島県裏磐梯の森」

 12月18日(日)午後2時から、現在当館にて写真展示中の本間一成さんの講演会が開催されました。テーマは、「福島県裏磐梯の森」です。
 本間さんは福島県喜多方の在住ということで、まずスライドで喜多方を紹介していただきました。有名な太ちぢれ麺の喜多方ラーメンから、昔の商人の町らしく蔵の並ぶ街並みまで画像からは豊かな文化が感じられました。他には自然あふれる飯豊連峰、通称東北アルプスまでスライドを見ながら話を聞くことができました。

 今から128年前、裏磐梯山で噴火が起きました。当時は、とても大きな被害があったそうです。火山の噴火は悲惨にもそれまでのすべてを埋めつくしてしまいますが、その反対に新しい生命の出現をうながすきっかけにもなるというのです。そしてその裏磐梯も生まれてまだ125年、なんと我が東京農業大学と同じだというのです。東京農大もまだこれから大きく発展していくのだろうと思います。裏磐梯もこれから様々に自然の様相を変化させながら豊かに大きくなっていくだろう、ということでした。

 最後は、スズメやオオヨシキリという野鳥のさえずりを動画で見せていただきました。その姿の何とかわいらしいことか。これからどんどん森が移り変わっていった時に新しい発見があると本間さんはおっしゃっていました。
(博物館実習生 国際農業開発学科4年 R.H.)
 
 
 

 

2017年01月06日 | FAM

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