博物館トピックス
(「食と農」の博物館)

ミニ展示「スズメバチを知る」

昨日9月15日(日)よりバイオリウム連絡口の横に、大きなスズメバチの巣が展示されています!

この夏、『超危険! スズメバチLIFE 図解とマンガでわかる最凶生物』を上梓された農大OBのスズメバチ芸人、丸沢丸さんによるミニ展示の様子です。日常生活ではまじまじと見ることの出来ない、オオスズメバチの女王の標本なども展示されています。

9月〜11月は特に活発になるスズメバチ。その生態を知って、刺されないよう気を付けましょう!

ミニ展示「スズメバチを知る」
会期:2019年9月15日(日)〜11月17日(日)
会場:「食と農」の博物館 バイオリウム連絡口横
主催:(一財)進化生物学研究所

講演会「世界自然遺産・シホテアリン自然保護区の多様な生きもの」

 9月14日(土)、博物館1階映像コーナーにて、企画展「ロシアの大自然」関連講演会が開催されました。講師は、本展のために貴重な剥製標本をお貸し下さった、ミュージアムパーク茨城県自然博物館学芸員の後藤優介さんです。

 今回の講演会は、ロシア沿海州で継続的に行われている研究プロジェクトをご紹介するもので、ツキノワグマやトラ、キツネ、タヌキの毛皮標本や骨格標本をテーブルに広げて見せていただき、実際に触ることができました!

 ロシアのシホテアリン自然保護区は、ヒグマ、ツキノワグマ、トラといった大型動物が同居する世界的に珍しい地域です。センサーカメラで定点観測された野生動物たちの映像では、大きなクマに小さなクマ、トラ、タヌキなどが、同じ1本の樹に背中を擦り付けたりおしっこをひっかけたりしてにおいを残してゆく様子が収められていて、中に人間でも入っていそうな仕草が面白く、思わずクスっと笑ってしまいました。

 クマ類の生態、特にその食性を調査するためには、見つけた糞を採収し内容物を分析するそうです。糞から取り出したキハダの実などを実際に見せて頂きましたが、思いのほか爽やかな香りがして皆さん興味津々でした(お風呂に入れてもいいんじゃないかというコメントも!)。ブドウは房から粒をもいで食べたり、ドングリなど固い木の実も、器用に口で殻を剥いて食べるのだとか。洗う作業は大変そうですが、糞から見えるクマの食生活は奥深いです。

 子ども向けのお話ということで、クイズを交えながらわかりやすく解説して頂きましたが、現地での調査の様子など、大人の方も真剣に耳を傾けていらっしゃいました。茨城県自然博物館の後藤さん、午前と午後の2回にわたってご講演いただきありがとうございました!

 センサーカメラの映像や、木の実の入ったクマの糞などの研究内容は、引き続き展示室でもご覧いただけます。ぜひ企画展「ロシアの大自然」にてお楽しみください!

★次回の講演会
「ツキノワグマとヒグマが出会うとどうなるのか?」
講師:山晃司(東京農業大学森林総合科学科教授)
日時:2019年10月5日(土)14:00〜15:00
会場:「食と農」の博物館1階 映像コーナー
定員:30名
お申込み:不要。自由聴講

企画展「ロシアの大自然」
https://www.nodai.ac.jp/campus/facilities/syokutonou/exhibits/russia2019/

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