博物館トピックス
(「食と農」の博物館)

博物館実習レポート「丸沢丸のスズメバチ講座」第2回

 令和元年11月17日(日)、「食と農」の博物館1階映像コーナーにて「丸沢丸のスズメバチ講座」という講演会が開かれました。
 本講演会では東京農業大学の卒業生で現在お笑い芸人として活動している丸沢丸さんがお話されました。当日は、小さなお子様からご年配の方まで幅広い年代のお客様に聴講していただき盛況となりました。

 この講演会はミニ展示「スズメバチってなんで刺すの!?」の関連講座として開催されました。そこで、スズメバチの生態やスズメバチと人間の関わり合いについてお話して頂きました。

 まず、スズメバチとはどういう生き物なのかという所から始まり、スズメバチの1年の過ごし方や成長過程、巣の構造や機能、実際自身が撮影したスズメバチに関する映像や写真について分かりやすく解説してくださいました。特に印象的だったのは、スズメバチの巣に関する話です。巣そのものが雨風を防いだり温度管理を行ったり、虫よけ・耐震性があるなど、多くの役割を持っていることには驚きました。

 次に、先日ご自身が実際に行かれたイベント「くしはらヘボまつり」(岐阜県:11月3日開催)についてお話頂きました。ヘボとはクロスズメバチの別名で、このお祭りでは全国の愛好家たちが自分で育てた自慢のヘボの巣を持ち合い、その重量を競うそうです。
 また、ヘボ五平餅やヘボ飯、地元特産品とヘボの巣の販売もある楽しい交流イベントでもあります。その様子を映像や写真を用いてユーモアを交えながらお話してくださいました。聴講していたお客様も終始驚きながらその様子をご覧になっていました。

 講演会終了後、丸沢さんが持って来てくれたスズメバチやスズメバチの巣など、お子様を中心に観察をして実際に手に触ってみたり、質疑応答の時間がありました。また、バイオリウムにてご著書『超危険! スズメバチLIFE 図解とマンガでわかる最凶生物』のサイン会も行われ、丸沢さんは来てくださったお客様と会話しながら笑顔でサインをされていました。

 今回お話をしてくださった丸沢さん、ご参加いただいた皆様、ご協力してくださった皆様、誠にありがとうございました。

 最後に告知ですが、今回講師をして下さった丸沢丸さんが属するお笑いコンビ「かにゃ」の単独公演が12月8日(日)に新宿バッシュ!!劇場で行われるそうです。ご興味のある方は是非、足を運んでみてはいかがでしょう?

  博物館実習生 森林総合科学科 I.K

博物館実習レポート「ランドスケープをデザインする〜仏蘭西留学で見た「暮らし」の風景〜」

 令和元年11月10(日)、「食と農」の博物館1階映像コーナーにて「ランドスケープをデザインする〜仏蘭西留学で見た「暮らし」の風景〜」という講演会が開かれました。
 本講演会では東京農業大学 造園科学科 阿部伸太准教授がお話されました。当日は、ご高齢の方も聴講していただき盛況となりました。

 この講演会は企画展「みどりとの暮らしの舞台演出家/農大ランドスケープデザイン NOW&FUTURE展」の関連イベントとして開催されました。そこで、ランドスケープとは何かという基本的な話から、先生自ら1年間フランスに留学して見てきた「日本とは違うランドスケープデザイン」をお話してくださいました。

 ランドスケープは直訳すると風景という意味で、ランドスケープデザインとは、その風景をデザインすることであると先生は話していました。風景の捉え方としてナチュラルランドスケープ、マンメイドランドスケープ、マンデザインドランドスケープの3種類があり、自身が留学して見てきたフランスの景色と共にお話していただきました。中でも一番印象に残った話では、マンメイドランドスケープの一例として挙げられたモンブランの話です。モンブランは麓からロープウェイ2本を乗り継いで50mほどの絶壁を渡り、岩をくり抜いて作られたエレベーターで3000mほどの高さにまで辿り着けます。これによって簡単に素晴らしい景色を見ることができ、アクテビティの多様性を楽しめるような場作りをしているのには驚きました。
 またランドスケープを学問するにあたって、「見る」という字の五段活用があるという話もされました。「見る」「観る」「視る」「診る」「看る」からなるこの五段活用は、最初は普通に「見る」。次にテーマを決めて「観る」。そして深く「視て」、現状を把握してからよく「診る」。最後に寄り添うように「看る」のだという話で、食料自給率が120%の農業大国フランスでは農業に寄り添うようにランドスケープが存在していると話されていました。
 美しい風景は産業と共にある。この暮らしとしてのランドスケープが一番大切なことであることがよく分かりました。

 最後の質問コーナーではいろいろな質問が飛び出し、お客様の関心の高さが伺えました。会場の様子も笑いがあるような楽しい雰囲気でした。中でも一人の女性の「人の手の入っていない自然はフランスにもありますか?」といった趣旨の質問に対して先生は、多くの人が見る場所には人の手が入っている。フランスはそういった見せ方が上手いと回答しているのが印象的でした。

 今回お話をしてくださった先生、ご参加いただいた皆様、ご協力してくださった皆様、誠にありがとうございました。
最後に告知といたしまして、12月14日(土)にワークショップ「世田谷の公園やひろばをデザインしよう!」が開催されますので是非ご参加ください。また、今回の講演会と関連した企画展は「食と農」の博物館にて4月15日(水)までの開催となっております。ご興味のある方はぜひ一度足を運んでみてください。

 博物館実習生 食料環境経済学科 K.H、森林総合科学科 I.K

収穫祭3日目

大賑わいの収穫祭も、いよいよ今日が最終日!
本日も博物館には朝から大勢のお客さんがいらっしゃっています。

今日の物産展では、森の恵みプロジェクト2019年の大賞商品がお目見え!「原木シイタケと植物工場野菜のプレッツェル」や、山椒とキクラゲをあわせた「ビリビリきくらげ」などが先行販売されます。

経堂コルティでもイベント盛況中のJA中野市さんのブースでは、皮ごと食べられるナガノパープルとシャインレッドが宝石のように輝いています✨

合田農場のあきたこまちは、お試しで直送サービスを実施中。荷物が多くて大変、という方も気兼ねなく5團汽ぅ困鯀べます。ありがたい!

本日もお出かけ日和、ぜひ収穫祭と「食と農」の博物館にお立ち寄りください😋

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