植物のある日常
(生物生産学科 植物資源保全学研究室)

ウィーン通信(その2)

ウィーンでの学会も今日で3日目。朝から午後まで興味深いセッションが続きました。発表者の中には大学院生もたくさんいるのですが、厳しい質問にもうろたえる様子も見せずに(内心はわかりませんが)堂々と切り返すところは、よく鍛えられているなという印象でした。

午後のセッションの後、今日も市街を散策してみました。昨日のトチノキに続いて、ライラックも満開となっていて、白い建物とのコントラストが美しく見えました。街路樹のカエデもすでに果実ができ始めています。網走に比べると季節が2か月ほど進んでいるようです。


(教員T)

ウィーン通信(その1)

今週は国際学会に参加するためにウィーンに来ています。世界中から1万人以上が参加するヨーロッパ地球科学連合の年次総会です。学生と見える若い人の参加が多いのが印象的です。

会場はドナウ川の河畔の大きな国際会議場で、対岸のホテルからは橋を渡って歩いていくことができます。途中に中洲のある大きな川です。

街中を散策すると、トチノキの街路樹がちょうど満開の花をつけていました。

(教員T)

森の就活?

春恒例の日本森林学会の大会が日本大学の藤沢キャンパスで3/27から30日まで開かれました。

その最終日、学会による企画イベントとして、森林・林業分野の職業説明会が開かれるというのでちょっとのぞいてきました。

「森林・林業分野職業研究会」という少し堅いイベント名になっていますが、要はこの分野に特化した学生・院生向けの企業説明会です。民間企業だけでなく、国や県庁の森林関係の部局、研究機関なども含め、多種多様な団体・機関がひとつの会場に集結していました。

私が見ていた時間帯だけでも、50人ほどの学生が各企業等のブースで担当者の話を熱心に聞いていました。私の知る限り、学会が主催するこのような就活イベントは初めてかと思いますが、どうやら活況のようです。

当研究室からも、東京近郊出身の3年生が数名参加しました。求める側と求められる側、うまくマッチングをして良い結果につながればいいですね。

(教員T)

春なれば

日曜日の午後、あまりに天気が良いので家にいるのがもったいなくなりました。

とはいえ山に行くには時間が遅い・・そこでキャンパスの周りの林をスキーで歩くことにしました。

ヤマブドウのつるの造形を楽しんだりしながら若いカラマツの造林地を抜けていくと、知床連山から斜里岳まで一望できる小高い所に出ました。オホーツク海は青々としてもう流氷は見えません。

この展望台のようなところにタラノキの群生がありました。5月になったらタラの芽を採りに来てみたいものです。

ヤナギの枝先はもう銀色! 春近し・・・のオホーツクです。

(教員T)

厳冬期の湿地林調査

網走の海岸に流氷が接岸し、ぐっと冷え込んだ今週ですが、寒冷地農場の湿地林でメタン放出量の調査を3日間かけて行いました。

卒論で湿地林のメタンをテーマに選んだ3年生4人(+助っ人1人)が寒さにもめげずにガスのサンプリングをしてくれました。

ポータブルヒーターで暖を採りながらの偶然のギャグ「冬の湿地林の調査では七輪(しちりん)が欲しいねえ」に一同もっと寒くなったりもしましたが・・・。

地球温暖化の原因となるメタンが、厳冬期の湿地林の土壌からどのくらい放出されているのか、世界でもまだ正確な推定はされていません。サンプルの分析結果が楽しみです。


(教員T)

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