植物のある日常
(生物生産学科 植物資源保全学研究室)

森の就活?

春恒例の日本森林学会の大会が日本大学の藤沢キャンパスで3/27から30日まで開かれました。

その最終日、学会による企画イベントとして、森林・林業分野の職業説明会が開かれるというのでちょっとのぞいてきました。

「森林・林業分野職業研究会」という少し堅いイベント名になっていますが、要はこの分野に特化した学生・院生向けの企業説明会です。民間企業だけでなく、国や県庁の森林関係の部局、研究機関なども含め、多種多様な団体・機関がひとつの会場に集結していました。

私が見ていた時間帯だけでも、50人ほどの学生が各企業等のブースで担当者の話を熱心に聞いていました。私の知る限り、学会が主催するこのような就活イベントは初めてかと思いますが、どうやら活況のようです。

当研究室からも、東京近郊出身の3年生が数名参加しました。求める側と求められる側、うまくマッチングをして良い結果につながればいいですね。

(教員T)

春なれば

日曜日の午後、あまりに天気が良いので家にいるのがもったいなくなりました。

とはいえ山に行くには時間が遅い・・そこでキャンパスの周りの林をスキーで歩くことにしました。

ヤマブドウのつるの造形を楽しんだりしながら若いカラマツの造林地を抜けていくと、知床連山から斜里岳まで一望できる小高い所に出ました。オホーツク海は青々としてもう流氷は見えません。

この展望台のようなところにタラノキの群生がありました。5月になったらタラの芽を採りに来てみたいものです。

ヤナギの枝先はもう銀色! 春近し・・・のオホーツクです。

(教員T)

厳冬期の湿地林調査

網走の海岸に流氷が接岸し、ぐっと冷え込んだ今週ですが、寒冷地農場の湿地林でメタン放出量の調査を3日間かけて行いました。

卒論で湿地林のメタンをテーマに選んだ3年生4人(+助っ人1人)が寒さにもめげずにガスのサンプリングをしてくれました。

ポータブルヒーターで暖を採りながらの偶然のギャグ「冬の湿地林の調査では七輪(しちりん)が欲しいねえ」に一同もっと寒くなったりもしましたが・・・。

地球温暖化の原因となるメタンが、厳冬期の湿地林の土壌からどのくらい放出されているのか、世界でもまだ正確な推定はされていません。サンプルの分析結果が楽しみです。


(教員T)

卒論発表会終わる

「一に内容、二に練習、三、四がなくて、五に度胸」という研究発表の基本を胸に刻んで準備を重ねてきた4年生15名が卒業論文の発表に臨みました。

12分間の発表と3分間の質疑応答。長〜く感じた人もいれば、あっという間だったという人もいたでしょう。いずれにしても、興味深い研究結果をわかりやすく工夫して発表してくれました。当然、全員余裕の合格です。

夜は恒例の追いコン!緊張の後の心地よい解放感に浸り、大いに盛り上がりました。

(教員T)

静かな冬の湿地林

今季の野外での調査や実習もほとんど終わり、研究室は卒論のための分析や計測をする4年生とサポートの3年生で賑やかです。

寒冷地農場の湿地林に一人で出かけてみました。

葉を落としたハンノキ林は透きとおったように明るく、木道の雪や凍り始めた水面の文様が冬の日射しにきらめいています。

ツルアジサイの果実のついた枝先の伸長パターンが面白くてつい見入ってしまったり、気象や水位のロガーデータの回収などをして、静かなひとときを過ごしました。

(教員T)

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