情熱ひろば
(国際農業開発学科)

カンボジアで農民組織6

耕作の中心は稲作。農家は年に米を2回作付けし収穫している。



ただし、自然の降雨に依存しているため、降雨が多ければ田の水嵩が増して稲が冠水し、少なければ枯死してしまう。したがって、どんな気象条件にも対応できるよう、様々な品種を栽培しているようである。


カンボジアで農民組織5

大抵の農家は牛や豚を飼育していた。

カンボジアで農民組織4

農家の庭先には、バナナや砂糖ヤシ、各種の野菜などが栽培されていた。

カンボジアで農民組織3

カンボジアのカンダール州Kampong Prasat村で、農民により自発的に創設された組織「農村開発協会」(Agricultural Development Association)を訪ねる機会を得た。
ここでは、村における農業と生活の様子、農村開発協会の役割を紹介する。
訪ねた農村は、首都プノンペンから北へ車で1時間ほどのところに位置しているKompong Prasat Village。世帯数は171戸。
すべてが農家で、農家世帯員の中には、近くのキャッサバ澱粉工場で働いている人もいる。
画像は訪問した農村。

カンボジアで農民組織2

ところが、緩やかな歩みだが、農民の間で自発的に設立する機運が見られ始めている。
カンボジアに限らず後発途上国では、個々の農民の力はあまりにも貧弱だ。「みんなの力」で、営農資金を供給し合い、労働力を相互に調整し、共同で農産物を市場に向けて出荷・販売し、市場から安価に農業資材を購入しなければ、農業が経営として自立していくことはきわめてむずかしい。生活環境の改善もみんなの力が必要だ。農協など農民組織の形成は、農民が貧しさから脱却する正攻法であることは間違いない。

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