情熱ひろば
(国際農業開発学科)

カンボジアで農民組織2

ところが、緩やかな歩みだが、農民の間で自発的に設立する機運が見られ始めている。
カンボジアに限らず後発途上国では、個々の農民の力はあまりにも貧弱だ。「みんなの力」で、営農資金を供給し合い、労働力を相互に調整し、共同で農産物を市場に向けて出荷・販売し、市場から安価に農業資材を購入しなければ、農業が経営として自立していくことはきわめてむずかしい。生活環境の改善もみんなの力が必要だ。農協など農民組織の形成は、農民が貧しさから脱却する正攻法であることは間違いない。

カンボジアで農民組織1

カンボジアでは、以前より農民組織を創設することがきわめて困難とされてきた。暗黒のポルポト時代に、農民は強制的に組織化されることを余儀なくされ、相互に監視することを義務付けられた反動がいまでも尾を引いているからだ。政府は2000年代に入ってから農業協同組合の創設に力を注いできた。
しかしながら、農民の間で農協の必要と役割は認識するに至ったものの、たとえ政府の支援で創設されても、十全に機能することはほとんどなかった。

教授 板垣啓四郎

宮古プロジェクト便り3

2週間ほど雨続きの宮古島ですが、今日は雨が降らず、毎月19日に行われる肉牛のセリ市場を視察しに行きました。偶然、明日お会いする農家の方がいて宮古島の狭さを実感しました。
セリ市場は活気があり、高齢者の人ばかりではなく、30代、40代の方も多くセリ市場に来ていました。

沖縄本島は年間の農業産出額でずっと1位であったサトウキビを抜いて畜産が1位になりましたが宮古島でも畜産(肉用牛)がサトウキビを農業産出額で抜く日が近いのではないかと感じました。

そしてサトウキビが作られなくなり、畜産がもっと盛んになり糞尿の問題が今よりも深刻化するのではないかと感じました。

セリ市場の様子を添付します。

宮古プロジェクト便り2

牛ふんとバガスで堆肥を製造する際の適正混合比率を検証するための堆肥化試験の準備をしました。
内容は堆積法で同時に6区画製造できるように簡易的ですが、木の板を使用し製造しました。写真は暑い中作った堆肥舎です。
ハウスの中での気温が高いところであったため、また一人でつくったため一つ一つの行動が遅く時間がかかってしまいましたが完成しました。明日は堆肥を仕込みます。

宮古プロジェクト便り1

私は宮古島内で発生する家畜ふん尿等の廃棄物系バイオマスを使い堆肥化し、県外購入堆肥より安価で有用な堆肥製造方法について研究をしています。写真は私が製造した堆肥です。8月の1ヶ月間宮古島で滞在しています。この研究成果が宮古島の美しい水・土・海が守られることに繋がるよう農家の方に導入しやすい堆肥化について日々考えています。

博士前期課程2年 国際農業開発学専攻 野村渉平

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