情熱ひろば
(国際農業開発学科)

カンボジアで農民組織4

農家の庭先には、バナナや砂糖ヤシ、各種の野菜などが栽培されていた。

カンボジアで農民組織3

カンボジアのカンダール州Kampong Prasat村で、農民により自発的に創設された組織「農村開発協会」(Agricultural Development Association)を訪ねる機会を得た。
ここでは、村における農業と生活の様子、農村開発協会の役割を紹介する。
訪ねた農村は、首都プノンペンから北へ車で1時間ほどのところに位置しているKompong Prasat Village。世帯数は171戸。
すべてが農家で、農家世帯員の中には、近くのキャッサバ澱粉工場で働いている人もいる。
画像は訪問した農村。

カンボジアで農民組織2

ところが、緩やかな歩みだが、農民の間で自発的に設立する機運が見られ始めている。
カンボジアに限らず後発途上国では、個々の農民の力はあまりにも貧弱だ。「みんなの力」で、営農資金を供給し合い、労働力を相互に調整し、共同で農産物を市場に向けて出荷・販売し、市場から安価に農業資材を購入しなければ、農業が経営として自立していくことはきわめてむずかしい。生活環境の改善もみんなの力が必要だ。農協など農民組織の形成は、農民が貧しさから脱却する正攻法であることは間違いない。

カンボジアで農民組織1

カンボジアでは、以前より農民組織を創設することがきわめて困難とされてきた。暗黒のポルポト時代に、農民は強制的に組織化されることを余儀なくされ、相互に監視することを義務付けられた反動がいまでも尾を引いているからだ。政府は2000年代に入ってから農業協同組合の創設に力を注いできた。
しかしながら、農民の間で農協の必要と役割は認識するに至ったものの、たとえ政府の支援で創設されても、十全に機能することはほとんどなかった。

教授 板垣啓四郎

宮古プロジェクト便り3

2週間ほど雨続きの宮古島ですが、今日は雨が降らず、毎月19日に行われる肉牛のセリ市場を視察しに行きました。偶然、明日お会いする農家の方がいて宮古島の狭さを実感しました。
セリ市場は活気があり、高齢者の人ばかりではなく、30代、40代の方も多くセリ市場に来ていました。

沖縄本島は年間の農業産出額でずっと1位であったサトウキビを抜いて畜産が1位になりましたが宮古島でも畜産(肉用牛)がサトウキビを農業産出額で抜く日が近いのではないかと感じました。

そしてサトウキビが作られなくなり、畜産がもっと盛んになり糞尿の問題が今よりも深刻化するのではないかと感じました。

セリ市場の様子を添付します。

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