アンダンテ
(管弦楽部)

ライブラリアンの独り言

 ライブラリアン役員、のっち がお届けする「ライブラリアンの独り言」。第6回のテーマは“BGMをオーケストラからみる”です。
 
 さて、皆さんはテレビドラマやアニメ、映画のBGMを意識して聴いたことはありますか?実はあの何気ないBGMも注目してみると非常に面白いものです。
 
 私が最近観ていた海外ドラマで、韓国ドラマ時代劇「100日の郎君様」(制作:スタジオドラゴン)という作品があります。
 あらすじは割愛しますが、一言で魅力を言うならば「韓国ドラマ時代劇の良さが全て詰まっている」と言ったところでしょうか。
 BGMの方を見てみましょう。この作品のBGMの魅力の1つは、「西洋楽器と朝鮮の伝統楽器のコラボレーション」です。テーマ曲など多数の曲で伽耶琴(カヤグム)や大笒(テグム)などが登場し、西洋楽器と共に旋律を奏でています。
 このBGMの演奏はチェコ・ナショナル交響楽団が行っています。
 このオーケストラは1993年に創設され、プラハを拠点に活動し多数のCDを出しています。
 さて、勘のいい方はここまでの情報でピンときたかもしれません。
 スタジオドラゴンと言えば、最近話題の「愛の不時着」の制作会社でもあります。
 そしてスタジオドラゴン×チェコ・ナショナル交響楽団の組み合わせは、ドラマ「秘密の森」でも見られます。
 もし「愛の不時着」がきっかけで韓国ドラマに興味を持ったなら、「100日の郎君様」もあわせて観てみてはいかがでしょうか?ストーリー、BGM共に魅力的な作品です。
 
 さて日本の作品を見てみましょう。
 スタジオジブリ作品などの音楽で有名な久石譲氏のBGM音楽は、多くのプロオーケストラが演奏をしています。
 「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「崖の上のポニョ」では新日本フィルハーモニー交響楽団、「風立ちぬ」では読売交響楽団、「かぐや姫の物語」では東京交響楽団、「男たちの大和/YAMATO」では東京フィルハーモニー交響楽団、「坂の上の雲」ではNHK交響楽団と東京ニューシティ管弦楽団、などとなっています。
 ここに挙げた作品はあくまでも一例です。久石作品に限らず、まだまだ沢山の国内外プロオーケストラによって演奏された作品があります。
 国内ドラマのBGMを海外オーケストラが演奏した例として、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団はドラマ「北の国から」や大河ドラマ「風林火山」「軍師官兵衛」でのBGMを演奏しました。
 
 ぜひ映画やドラマなどを観る時には、BGMにも注意して観てみてはいかがでしょうか?そこには新しい発見があるかもしれませんね。
 
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広報のつぶやき

こんにちは!お出かけもお布団も大好きなチェロ弾きの広報役員です🦕
 
今日は農大生に馴染み深い小田急線とオーケストラについて書こうと思います。

農大生の多くが通学に使う路線といえば、、、そう!小田急線ですね🚃ガタンゴトン
私は農学部なので1年生の頃は新宿からキャンパスのある本厚木まで、放課後は部活動が行われる経堂まで、帰りはまた新宿まで、たくさん小田急線のお世話になっていました。(自粛期間はそんなあわただしい生活とはおさらばして、お家で隠居生活を送っていましたが...)

電車通学に慣れるまでは
“あれ、急行なのにこの時間は経堂に止まらないの?あ、下北沢まで乗り過ごしちゃったから経堂まで戻らなきゃ、えーん”とか
“江ノ島線??!あ、大変!中央林間まで来ちゃった、相模大野まで戻らなきゃ、、、”
とか、難しい小田急線の仕組みに何度遅刻しかけたか分かりませんが、今ではすっかり小田急の民です。(小田急線難しくて分かんない😖という方は小田急アプリがおすすめ!接続も遅延も一発で分かる!これでもう駅員さんに聞かなくていい!)

https://apps.apple.com/jp/app/%E5%B0%8F%E7%94%B0%E6%80%A5%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA/id1207177869
 
さて、小田急線の有名なオーケストラ音楽といえば、そう!小田急唐木田線黒川駅の列車接近メロディですね!!...(?)
黒川駅といば、農友会管弦楽部の各パートのトレーナーの先生方も多く所属される読売交響楽団の練習場があるんです🥁
ちなみに接近メロディの選曲は以下の通り。

・1番ホーム(各駅停車唐木田行 )
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 第1幕への前奏曲
Richard Wagner / Die Meistersinger Von Nürnberg - Vorspiel act1
・2番ホーム(各駅停車新百合ヶ丘行 )
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」Felix Mendelssohn - Symphony No.4 in A, "Italian" - 1st Movement

また黒川駅のコンコース(駅のホームじゃないところ)では駅構内のBGMとしてクラッシックが流れているそうです。そのバリエーションはなんと110曲。いずれも読売交響楽団の演奏録音です!
黒川駅なら列車が遅延してもなんだか優雅で楽しいひと時がおくれそうですね♪
いいなぁ。
 
敷かれた線路の上を進む電車も、みんなで同じ楽譜を辿るオーケストラも、何だか似ている気がしてきませんか...。
悪天候で遅延したり、停止してしまう電車もいずれは運転再開する様に、今は活動のできないオーケストラもきっとまた今まで通り、再開するといいですね...!

それでは、また。

クラシック音楽と鉄道の話

こんにちは!年明けぶりの投稿になります、コントラバスパートのヤンキーです。


突然ですが、ドヴォルザークの交響曲第9番『新世界より』の第4楽章のメロディーを思い出してみてください。ターンタンタンターンタター、ターンタータタター。

誰しもが一度は聴いたことのあるフレーズですね!弦楽器の力強いフレーズから始まり、金管楽器が高らかに入ってきます。
この序奏部は、蒸気機関車が煙を上げながら走っている様子を、大の鉄道好きのドヴォルザークが描いたと言われています。
この話はクラシック界でも有名な話だそうです🚃


『鉄ちゃん』と言われるドヴォルザークがどのくらい鉄道を愛していたのかというと…

暇があれば駅へ機関車を眺めに出かけ、時間があれば模型を作り、機関車の外観や型式を思えるのが大好きで、運行ダイヤを覚えるほど好きだったそうです。

なんと、「本物の機関車が手に入るなら、今まで私が作ったすべての曲と交換しても構わない。」とつぶやいたそう。
驚きです。どこまで真実かわからないですが、鉄道好きであったことだけは、本当のようです。

ドヴォルザークは生粋の鉄道オタクだったのですね!作曲家って肖像画のイメージが強く、なんだかお堅いイメージが定着していましたが、こういったエピソードがあると一気に印象が変わるものです😎

このエピソードを聞いて、彼が鉄道オタクであることを実感したことがあります。昨秋の定期演奏会で披露した、ドヴォルザーク交響曲第8番でも鉄道好きが垣間見えます。

第4楽章の中間部、陽気な短調で「こがねむし♪」と田舎臭さを演出した後、弦楽器が重々しく演奏する部分で、機関車が速度をあげて走っている様子を想像できました🤔
現チェロトップとしゅっしゅぽっぽした記憶が蘇ります(笑)
興味のある方は是非聴いてみてください!


ここから鉄道の話になりますが、現代の日本では、様々な鉄道ファンが存在しており、乗車目的とする「乗り鉄」、列車の写真撮影を趣味とする「撮り鉄」、鉄道の音を収集する「録り鉄」、車両を研究する「車両鉄」、駅そのものが好きな「駅鉄」、時刻表が好きな「時刻表鉄」などなど呼ばれています。

ドヴォルザークはほとんどすべてを網羅しているといってもいいくらいの鉄道ファンでした。現代の鉄道ファンも真っ青ですね。

ドヴォルザークや本格的な鉄道ファンとまではいかないのですが、実は私も鉄道に興味があります!
電車よりも新幹線が好きですが、大都市近郊区間で大回り乗車をしたり、路線図を見たり、最近では車両に興味を持ち始めました。
自分の周りには鉄道好きがあまりいないので、共感されないかもしれません(笑)

特に興味があるのは、車内チャイムや駅の発車・接近メロディー。その地域において馴染みのある曲が使用されることが多いですが、クラシック音楽が採用されることもあるそうです🎻

池袋駅では、東京芸術劇場など多くの芸術文化資源があることから、文化の振興の試みとして、東上線の発車メロディーが2015年にリニューアルされています。

1・2番ホームは、モーツァルト「ディベルティメント K.136より 第一楽章 Allegro」
3・4番ホームは、モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジークより 第三楽章 Menuett」
5番ホームは、ベートーヴェン「交響曲第6番『田園』より 第一楽章 Allegro ma non troppo」
が使用されています。

クラシック好きと鉄道好きにとっては熱い話題ですね…

話が長くなってしまいました!
未だ部としての活動ができないのですが、クラシックを聴いたり、作曲家について調べたりと、教養を深めるチャンスです。
みなさまも、暑さとコロナに気を付けてお過ごしください👍

庶務のゆるゆる日記🌻

こんにちは!トロンボーンパート所属、庶務役員のぺぺです。

最近、お堅いお話ばかりでしたので、ここらでゆるっとトロンボーンのスライドのようにスルスルサラサラ(えっ?)とお話ししたいと思います。

皆さん、最近何をしていますか?
私は、正直に言うと何もしていません(笑)
(何かタメになることしないとなぁ...)
ただ家でゴロゴロゴロゴロ...×∞。おかげさまで少し太りました(笑)
(痩せないと...😅)

突然ですが、私、Jオタなんです(話の展開の仕方...)。
一見、アイドルってクラシックとほとんど関わりがないと思う人も多いと思います。
ところがどっこい、実は意外とあるんです(笑)
私が推してるグループは、ソロ曲でモーツァルトのアイネ・クライネ・ナハトムジークやバッハの小フーガト短調の一節が使用されています。面白いですよね(笑)

ちなみに私は、アイネ・クライネ・ナハトムジークが使用されている楽曲が好きです。
クラシックと和とラップが合わせられていて、さらに、歌っている本人のハスキー声が効いていて、もう最高なんです(笑)
あぁぁぁぁ、LIVEに行きたいいぃぃぃい😫(突然の発狂、失礼しました😅)
みなさんも機会があれば、是非聴いてみてください!(ここで曲名を言っていいのか分からないので、知りたい方はDM等でお願いします🙇♀)

語りきれない部分が残っておりますが、クラシックと関係がなくなってしまうので、ここまでで(笑)
早く皆で揃って音楽ができますように...💫



P.S.トロンボーンパート現役部員が2人しかいないんです、誰か、、、お願いします🙇♀🙇♀🙇♀🙇♀🙇♀🙇♀🙇♀

ライブラリアンの独り言

 ライブラリアン役員、のっち がお届けする「ライブラリアンの独り言」。第5回のテーマは“私の推し曲”です。
  “私の推し曲”ですが、あくまでも個人の好み、かつ独断と偏見であるという点はご理解ください。
 
 2020年8月現在の“私の推し曲”は、久石譲作曲 交響幻想曲「かぐや姫の物語」です。これは、2013年のジブリ映画「かぐや姫の物語」の劇中曲を組曲にしたものです。管楽器編成は2管編成とシンプルですが、木管楽器や打楽器が目立つ曲です。特に、ピッコロは曲の始まりと終わりに美しいソロがあります。
 この曲は2014年初演です。新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ以外での演奏歴が確認できないのであまり知られていないようですが、とても美しい曲です。
 
 2019年の“私の推し曲”は、クット・アッテルベリ作曲 交響曲第2番 です。
 クット・アッテルベリ(1887.12.12~1974.2.15)はスウェーデンの作曲家でが、本業はストックホルムの特許庁職員でした。またチェロも弾いていました。アッテルベリの作品で1番有名なものは、交響曲第6番です。別名「ドル交響曲」ともよばれています。
 交響曲第2番は1915年に発表された楽曲で、3楽章構成となっています。最初は2楽章構成でしたが、後に3楽章が追加されました。2楽章の美しく壮大な部分は私が推す理由の1つでありこの曲の魅力の1つです。また3楽章の華やかさも魅力の1つです。
 この曲は友人から勧められ好きになり、いつか演奏したい曲の1つでもあります。
 アッテルベリのCDはいくつか販売されていますが、私は エーテボリ響 / N.ヤルヴィ の演奏がお気に入りです。
 
 2018年の“私の推し曲”は、イーゴリ・ストラヴィンスキー作曲「プルチネルラ」です。
 イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882.6.17~1971.4.6)はロシア出身の作曲家です。「火の鳥」「ペトルーシュカ」「春の祭典」「兵士の物語」などの作品がよく知られています。
 「プルチネルラ」は1920年にパリ・オペラ座で初演されたバレエ音楽で、後に組曲や室内楽曲に編曲されました。初演時の衣装舞台セットデザインはパブロ・ピカソ、踊りはバレエ・リュスでした。
 「プルチネルラ」は楽器編成が少し特殊です。Fl×2 , Ob×2, Fg×2, Hr×2、Tp×1,Tb×1、独奏弦5部、弦5部、ソプラノ独唱、テノール独唱、バス独唱、となっています。後の組曲では独唱が除かれました。
 「プルチネルラ」全20曲の中で私が好きな曲は3曲あります。まずはバレエ版のみにある6曲目のAllegro です。次もバレエ版のみにある10曲目の後半のテノールが歌うPrestoです。そしてバレエ版と組曲版両方にある14曲目のトッカータです。
 Allegroは「プルチネルラ」の中で金管が目立つ数少ない曲の1つです。軽快なメロディーが特徴的です。Prestoは魔術が使われるシーンの曲で、独特な雰囲気のメロディーが印象的です。そしてトッカータは有名なトランペットのソロがあります。トランペット奏者なら、誰しも一度は吹いてみたいメロディーではないでしょうか?(難易度は高いですが)
 そして忘れてはいけないのは、15曲目のガヴォットと2つの変奏曲です。 この曲は木管アンサンブル曲といっても過言ではありません。実際のところ2019年6月に行われた紀尾井ホール室内管弦楽団 第117回定期演奏会では、指揮者がガヴォットでは指揮をせず木管のアンサンブルに全て任せていました。
 ぜひこの曲はバレエ版と組曲版の両方を聴き比べてみてください。そして機会があればバレエも観てはいかがでしょうか。
 
 まだまだ書きたいところですが、これ以上は長くなりすぎてしまうのでまた別の機会ということで。
 
 
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