アンダンテ
(管弦楽部)

ライブラリアンの独り言

 ライブラリアン役員、のっち がお届けする「ライブラリアンの独り言」。今回で最終回です。
 
 8月に第1回が公開され、様々なテーマで続いていましたこの連載記事も今回で一旦終わりとなります。
 それではここで今までの記事を振り返ってみたいと思います。
 
 第1回:「記念公演」をテーマに、長崎原爆の慰霊コンサートについて
 第2回:「オンライン演奏」をテーマに、コロナ禍でのオーケストラの新しい演奏方法について
 第3回:「ブルックナーの交響曲第8番」をテーマに、それにちなんだことについて
 第4回:「フィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブル」をテーマに、このアンサンブルグループや曲について
 第5回:「私の推し曲」をテーマに、私 のっち の推し曲について
 第6回:「BGMをオーケストラからみる」をテーマに、BGMとオーケストラについて
 第7回:「BGMとクラシック」をテーマに、BGMがクラシック音楽として演奏された作品について
 第8回:「私の推し曲part2」をテーマに、第5回に続いて私 のっち の推し曲について
 特別編:「古典芸能」をテーマに、歌舞伎や落語について
 そして今回の最終回は今までの総括です。
 
 いかがでしたでしょうか。真面目そうなテーマからエンタメなテーマまで色とりどりの全10回でしたね。
私自身このまとめを書きながら、「こんなに書いたのか」と驚きました。
私は元来の筆不精なので、こんなにもたくさん書いたことは初めてです。 そして何より、自分の好きなことを自由に沢山書いたことも初めてでした。
 
 今年は部の活動自体ができず役員の仕事がほとんどできませんでした。ライブラリアン役員として、譜面や部のCDの整理をしたかったのですが全くできませんでした。
しかし、できなかった分のエネルギーをこの場で発散できました。そして楽しませていただきました。
 
今回で のっち による「ライブラリアンの独り言」は一旦終わりとさせていただきます。
 
半年間お付き合いいただき、ありがとうございました。
またいつかお会いしましょう。
 
2020.12.31.
ライブラリアン役員 のっち
 
 
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ライブラリアンの独り言

 ライブラリアン役員、のっち がお届けする「ライブラリアンの独り言」。第8回のテーマは“私の推し曲part2”です。
以前第5回では年度毎に紹介しましたが、今回は違うやり方で紹介したいと思います。
 
 バレエ音楽の中で“私の推し曲”は、イーゴリ・ストラヴィンスキー作曲「春の祭典」です。
 以前「プルチネルラ」を紹介した時にも触れた曲で、ストラヴィンスキーの代表作の1つです。
 この曲の特徴は何と言っても、“変拍子”です。曲の出だしから4/4→3/4→4/4→2/4→3/4 という変拍子ですが、第2部はもっと面白くなります。
 特に私が好きなところは、第2部の「選ばれし生贄への賛美」から最後までです。11/4から始まり、5/8→9/8→5/8→7/8→3/8→4/8→7/4と続いてゆく変拍子っぷりが非常に楽しいです。
 
 オペラ作品の中で“私の推し曲”はジョルジュ・ビゼー作曲の「カルメン」です。
 「カルメン」と言えば組曲版が有名ですが、組曲に含まれていない曲の中にもたくさんの良い曲があります。
 ちなみにカルメンのあらすじを簡単に言うと「真面目な主人公ホセが、カルメンに誑かされて身上を潰した」というストーリーです。
 カルメン全4幕の中で特に好きな曲は、第2幕の「花の歌」と呼ばれるアリアです。
 この曲は、ホセがカルメンに対して自分がどれだけ愛しているかを歌う曲です。歌詞はカルメンへのホセの一途な想いが溢れています。
歌詞も良いですが、一番良いのはオーケストラのメロディです。
特に25小節目からのE.Hr.→Ob.→Bsn.→E.Hr. と続いていくフレーズに私はいつもキュンとしています。
 
 協奏曲の中で“私の推し曲”はロベルト・モリネッリ作曲の「ニューヨークからの4枚の絵」です。
 協奏曲といえばヴァイオリンやピアノが有名ですが、この曲はサックスのための協奏曲です。
 この曲は、Dreamy Dawn, Tango Club, Sentimental Evening, Broadway Night, の4曲から構成されます。
 題名に“ニューヨーク”とあるように、ニューヨークの情景を描いた作品です。
この曲は、始まりから終わりまでとてもおしゃれで美しい曲です。聴いているだけで、ニューヨークの美しい夜明けからブロードウェイの夜までの情景が目の前に広がります。
ちなみにサキソフォン協奏曲では、アンリ・トマジ作曲の「サキソフォン協奏曲」も“推し曲“です。
 
 交響曲の中で“私の推し曲”は、グスタフ・マーラー作曲「交響曲第6番 悲劇的」です。 この曲は、私が初めて生で聴いたマーラーの曲です。
 この曲の特徴は何と言っても4楽章のハンマー(本物)ではないでしょうか。このハンマーは4楽章中に2回(版により差異あり)打たれます。
 この曲の中で私のお気に入りは、アンダンテ・モデラート(2楽章)とスケルツォ(3楽章)の32小節目付近からのピッコロの伸ばし、そして4楽章のハンマーです。
 ちなみに、この曲は2楽章と3楽章の配置に2通りの解釈があるため、演奏によって配置が違います。
 
 いかがでしたでしょうか。 今回の“私の推し曲part2”は今までよりも濃い内容ではなかったでしょうか。
 まだまだ沢山の推し曲がありますが、またしても書ききれませんでした。
どの曲も私のイチオシなので、ぜひ聴いてみてください!
 
 
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ライブラリアンの独り言

 ライブラリアン役員、のっち がお届けする「ライブラリアンの独り言」。今回は特別編です。テーマは“古典芸能”です。
 
 古典芸能と言っても様々です。雅楽、能、歌舞伎、文楽、日本舞踊、邦楽、落語、講談などです。
 
 さて、皆さんは古典芸能をどのように感じていますか? 「堅苦しい」や「難しい」などと、敷居が高く感じている方も多いかと思います。
 しかし全てが全て難しいなどということはありません。落語や講談はもちろん現代の言葉で演じられますし、文楽は台詞の字幕が舞台の脇に表示されます。意外と専門知識がなくても楽しめるのです。
 
 まずは歌舞伎です。
 歌舞伎は言わずと知れた日本の伝統芸能かと思います。最近ではテレビドラマ「半沢直樹」の影響で、歌舞伎に興味を持つ方も増えたそうです。
 歌舞伎の演目は時代物が多いですが、現代ものや漫画作品、アニメ作品などを歌舞伎化したものもあります。
 スーパー歌舞伎兇任蓮屮錺鵐圈璽后廖⊃刑邁良餞譴任蓮◆NARUTO」や「風の谷のナウシカ」が公演されました。
 また三谷幸喜氏が脚本・演出をした、喜劇要素の取り入れられた「決闘!高田馬場」などの作品もあります。
 最近は映画館で観る「シネマ歌舞伎」というものもあります。「シネマ歌舞伎」の良いところは、歌舞伎作品を2時間程度にまとめられている、高画質で見せ所をアップで観られる、など普段の映画のように歌舞伎を楽しめます。
 歌舞伎を気軽に観る方法は2つあります。一つは「シネマ歌舞伎」、もう一つは「一幕見席での鑑賞」です。一幕見席とは歌舞伎座4階にある席で、一幕だけの鑑賞などで安く気軽に観られる席です。(*ただし、公演によっては一幕見席の販売が無い場合もあります。)
 皆さんもぜひ気軽に歌舞伎デビューしてみてはいかがでしょうか?
 
 次は落語です。
 落語を演じるのは落語家と呼ばれる方々です。落語家といえば、故 桂歌丸師匠や故 5代目三遊亭圓楽師匠、春風亭一之輔師匠や林家たい平師匠を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。
 実は東京農業大学にゆかりのある落語家の方もいらっしゃいます。5代目春風亭柳好師匠です。この方は農大落語研究会に所属されていたそうです。笑点にも何度か出演されているのでご存知の方もいらっしゃるかと思います。
 落語の噺は様々なものがあります。噺の舞台は江戸から明治・現代まで、内容は滑稽ものから人情ものまで様々です。そして一番面白いのは、同じ噺でも落語家さんによって多少の差異があるところです。その時の流行り文句や時事にまつわる文句が登場するなどのアレンジがあります。
 落語は寄席と呼ばれる場所で日常的に演じられています。東京では新宿末廣亭や国立演芸場、大阪では天満天神繁昌亭、などがあります。
 寄席では落語の他に、講談や漫才、太神楽、曲芸などが演じられています。寄席では 落語→漫才→落語→落語→講談→太神楽→落語 と、このように交互に様々なものが演じられます。このため、ずっと居ても飽きる事がありません。
 ぜひ時間に余裕がある時に寄席に足を運んでみてはいかがでしょうか。笑いは元気の源です。
 
 
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学生指揮者の練習日誌 

こんにちは。トランペットパート所属、令和2年の学生指揮者です。

ここ最近はもう寒くて寒くて、布団から出られない生活が続いております。


前回から引き続き、

交響曲第2番「四つの気質」作品16/カール・A・ニールセン 第3楽章、第4楽章

の紹介をさせていただきます。


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第3楽章 Andante Malincolico
『「陰気で憂鬱な男」重々しい弦楽器の下降型から開始される第3楽章は、憂鬱質を表す"Malincolico(マリンコーリコ)"の楽章になります。』

第1楽章では、主人公の短気で怒りっぽい様子と、それに対する苦悩が描かれていましたが、第3楽章ではまた別の苦悩が表現されています。
楽章全体が重々しくどんよりした雰囲気に包まれていて、いかにも憂鬱!という感じです。

序盤、すぐに表れるオーボエの旋律をニールセン自身は「悲しみに溢れた短い溜息」と称していて、この旋律は後に様々な楽器へと引き継がれます。
憂鬱の感情はオーケストラ全体のクレッシェンドとともに次第に拡大し、最大まで達したかと思うと、今度はゆっくりと収束してしまいます。

収束するとこれまでとは少し雰囲気の違った、暗くもなく明るくもない非常にあいまいな曲調の部分へと移行します。
ニールセンはこの部分を「諦観」と呼び、苦悩に対してあきらめの境地に達した主人公の姿を描いているとのことです。悟りを開いたのでしょうか…?

「諦観」部分までも収束し静寂に包まれたかと思うと、突如冒頭の主題がより強く再現され、そのまま苦悩の絶頂に至るかのような激しいクライマックスが現れます。(悟りを開いたはずが…)
ここでもまた憂鬱が最高潮に達すると、徐々に落ち着きを取り戻し苦悩から浄化されたかのようにまた静かに収束し幕を閉じます。


第4楽章 Allegro Sanguineo
『第3楽章までの雰囲気とは一変し、これまでになく軽快で溌剌とした曲調は、まさに多血質を表す"Sanguineo(サングイネオ)"の音楽』

第1楽章、第3楽章はどちらも暗く、第2楽章も起伏のない平坦な曲調。
お世辞でも明るいとは言えなかったこの楽曲の印象を一変させるのが、この第4楽章です。

明るくユーモアを持ち、思い付きで行動し、気分や印象に左右されやすいが、感じがよく優しい人が多い、というのが多血質の特徴です。
その性質が表す通り、第4楽章では冒頭から飛び跳ねるような旋律と伴奏が現れます。
第3楽章から立て続けに聴くと、そのテンションの違いにびっくりせざるを得ません。

しかし今までの楽章の紹介から予想がつくと思いますが、この楽章もただ明るい主人公を描いているだけではありません。
ニールセンによると、そんな怖いもの知らずな主人公にも「何かが彼を怯えさせる瞬間」があるというのです。
その「何か」が突然訪れるのが第1主題の終わり、オーケストラ全体で奏でられるシンコペーションのリズムが特徴的な部分であると言われています。
まさに彼の驚いた声がこだましているような印象を受ける部分です。

第1主題まででひとしきり騒いだ後、「何か」に驚かされた主人公は第2主題においてちょっぴり元気をなくしたのか、第1主題と比べると四分音符を主体とした少し落ち着きのある曲調になります。
しかし、そんなことでは主人公の陽気な性質が消え去ることはなく、第2主題の途中から現れるトランペットのスキップ型のリズムを契機として、旋律にも軽やかさが取り戻されてゆきます。そして少しの休符の後、力強く第1主題が再現されます。

第1主題の再現が終わると楽曲のテンポは急激に遅くなり、すこし怪しげな曲想を持った部分に移行します。
初めてこの楽章を聴いた際には、主人公に突然何が起きたのかと心配になりましたが、この部分は主人公が珍しく、冷静にじっくりと考え瞑想している様子が描かれているそうです。

この部分が終わると、曲は再び陽気さを回復し行進曲風のコーダへと突入します。
このコーダでは、陽気さはあれど第4楽章冒頭の跳ねるような軽快さはなく、むしろ重厚感が加わった力強いものへと変化しています。
冷静に自分を見直し自身に溢れた主人公の威厳に満ちた様子を表したコーダとなっています。

第4楽章は比較的単純明快な曲ですが、細かい動きがとても多くテンポも速い曲であったため、この楽曲の第1楽章と同じくらい練習に苦労していたイメージがあります。部員の皆さん本当にお疲れさまでした。


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第113回定期演奏会で演奏予定であったプログラムを紹介してみると、やはり今までにないくらいクセのある、しかし魅力的なプログラムであったのではないでしょうか。
定期演奏会という形でお聴かせすることが叶わなかったのは残念でしたが、この今までになりプログラムに取り組んだことは決して無駄ではないと考えています。
幻となった第113回定期演奏会の経験を糧として、これからの活動がより良いものになっていくよう、部員一同尽力していきたいと思います。

これからも農友会管弦楽部をどうぞよろしくお願いいたします。


東京農業大学 農友会 管弦楽部
令和2年 学生指揮者

学生指揮者の練習日誌 

第3回までお付き合いいただきありがとうございます。
トランペットパート所属、令和2年の学生指揮者です。

この連載(?)記事を書き始めた時期は8月だったのですが、いつの間にか今年もあと数日ということで駆け足で紹介文を書いています(汗)
(ブログ更新係さん駆け込み投稿ごめんなさい!!)

今回は

交響曲第2番「四つの気質」作品16/カール・A・ニールセン 第1楽章、第2楽章

の紹介をさせていただきます。


まず、作曲者の紹介です


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カール・A・ニールセン

『ニールセンはデンマークの農村地帯、ペンキ職人の父のもとに生まれた。兄弟が12人で生活は大変貧しいものだったが、音楽の趣味があり、6歳から父の手ほどきでヴァイオリンをはじめ、楽団に入った。1884年、デンマーク音楽アカデミーをヴァイオリンで受験するも不合格であったが、作曲家のゲーゼに作品を見せることにより、作曲科に合格。ヴァイオリンの技術とともに音楽理論を学んだ。1889年王立劇場オーケストラのヴァイオリン奏者となり、オーケストラ活動を開始する。』

前回も申し上げた通り、ニールセンとゲーゼは深く関わりがあります。しかし、ニールセンはゲーゼを友人としては好んでいたが、ゲーゼの音楽性は好みではなかったという話もあります。
2人の音楽性がどれほど違うものであったかは、前回取り上げたゲーゼ作曲の交響曲第1番と、今回取り上げるニールセン作曲の交響曲第2番を聴き比べるだけでも明らかになると思います。
この交響曲第2番「四つの気質」は、題名通り人間の四つの気質を描いています。
ニールセンはこの楽曲を作曲するにおいて、田舎の居酒屋で見かけた絵から着想を得ています。


第1楽章 Allegro Collerico
『"Collerico(コレリーコ)"とは、胆汁質を表します。ニールセンが見た絵の男は、馬にまたがり、手には長剣を持ち、虚空を荒々しく切り裂き、目は顔から飛び出そうなほど大きく見開かれ、その形相は怒りと憎しみに満ちていた、と言われています』

胆汁質とは、短気で怒りっぽい性格のことを表しています。
その名の通り、第1楽章は叩きつけるような強烈な和音から始まり、楽章全体が暗い雰囲気で占められています。
しかし怒っているような激しい曲調がずっと続くわけではなく、ところどころに落ち着きを取り戻したかのような曲想を持った部分が挿入されます。
これはこの楽章の主人公である胆汁質の男が、自分の短気な性質に苦悩し嘆いている場面であるとも言われています。

第1楽章は、主人公が激怒している激しい曲調と、その性質を嘆いている穏やかながらも悲しい曲調が交互に顔を見せながら進行していきます。

注目すべきは楽章中盤、低音部の弦楽器群から八分音符の跳ねるような旋律が聴こえてきたら、主人公の怒りの感情がもうすぐそこまで近づいていると思ってください。
八分音符のメロディーが高音部の弦楽器まで波及し、旋律のリズムが16分音符へと細かくなった直後、主人公の怒りは最高潮へ達します。
激怒の旋律を担当するのは我らが金管楽器、宴会時の声のボリュームには誰にも負けない当部金管部員たちの腕の見せ所となるはずであった箇所でした!

再現部へと突入し、前半よりも大きな苦悩の様子を覗かせた後、コーダへと移行します。
短気な性質に苦悩していた主人公は、どのような結末を迎えるのでしょうか?
第1楽章のみであっても、一見ならず一聴の価値ありな楽曲です!


第2楽章 Allegro comodo e Flemmatico
『穏やかな落ち着いた音楽である第2楽章が表す気質は、"Flemmatico(フレマティコ)"すなわち粘液質を表します。』

第1楽章とはうってかわって、第2楽章で演奏されるのはほとんど起伏のない穏やかな音楽です。

粘液質というといまいちイメージがしにくいですが、聴いて分かる通りあまり物事に動じず、良く言えば冷静、穏便、悪く言えばめったにやる気を起こさない性質を持った男が、この楽章の主人公になります。

穏やかな曲調が続くこの楽章にも、ひとつだけ雰囲気が変化する部分が現れます。
曲が後半に差し掛かる直前、ティンパニが奏でるフォルテシモの一打から、高音部から下降していく旋律が木管楽器を中心に奏でられます。
これは一説によると主人公が眠気に襲われてうとうとしているときに、突然大きな物音で主人公をびっくりさせてしまったシーンではないかと言われています。

ただしかし、粘液質の主人公はそんなことでは動じません。ちょっとびっくりしたかと思えば、また元通り。何事もなかったかのように、穏やかな曲調に戻りそのまま曲は終わりを迎えます。

何事にも動じない性質、個人的にはとてもうらやましいです。
僕も自分がソロを担当するときだけ粘液質になりたいです。


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この楽曲は標題音楽ではないとされるのが一般的なのだそうですが、各楽章にはそれぞれモチーフとなる「気質」が当てはめられているため、他の曲より曲の場面ごとに感情やストーリーが想像し易く、全体の表現を一つに整えていくのが楽しかった思い出があります。
(標題音楽:音楽外の文学、絵画、情景やイメージなどと結び付け、描写した音楽)

最終回は、第3楽章、第4楽章の紹介になります!

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