博物館トピックス
(「食と農」の博物館)

博物館実習レポート・冬休み子ども体験教室「新しいお箸を削って新しい年を迎えよう!」

12月17日(日)、当館のセミナー室で楽しいイベントが開催されました!その名も「新しいお箸を削って新しい年を迎えよう!」です。

本講座は本学 森林総合科学科 木材工学研究室の大林宏也教授を講師として行われました。
まずは大林先生より、箸にする木がどのような材なのか詳しく説明がありました。ちなみに、使用したのは山梨県の小菅村より取り寄せたヒノキの間伐材です。

続いて、このお箸作りイベントで最も活躍する特製『かんな』についての説明がありました。
『かんな』は大工さんが木を削る際に用いる道具なのですが、今日使ったのは大林先生のゼミで開発したもので、教材として子どもでも使いやすいように、通常のものより細長く中央に刃の付いたものでした。
まさか道具まで開発してしまうだなんて…すごい!!!森林管理の過程で生まれた間伐材を箸作りの素材として活用するために、試行錯誤して作られたそうです。

説明が終わると、いよいよ削る作業の始まりです。子ども達も早くやりたいと待ちきれない様子!まずは、自分の手の大きさに合う木の棒を選んでもらい削り始めです!

最初は慣れない作業に子供も大人も大苦戦していたのですが、段々と慣れてきたのか角ばった木の棒がだんだんと丸みを帯び先端が細くなっていきました。

子ども達が夢中になって木を削る横で親御さんも夢中になっていて、こういった体験型の企画は大人も子供も楽しめていいものだなと感じました。一緒に作業することで自然と会話が生まれコミュニケーションがとれ、笑顔ながらも真剣に取り組む姿を見ていると自分もやってみたい!!!と取材しながらうずうずしてしまいました。
削り終えたら、熱で木の表面を焦がして絵や文字をかけるペンを使って思い思いのイラストや名前を書いて、最後は箸袋に入れてお持ち帰り!

世界に1つしかないマイ箸でみんなは何を食べるのかな?なんて考えながら記事を書かせて頂いています。
多摩川源流大学のある山梨県小菅村では、体験プログラムの一環として現地で「箸作り体験」が出来るそうです。今回の講座に満席でお申込み出来なかったお子さんや大人の方は、是非現地に行って里山の魅力をフル体験してみてください!

▼小菅村の箸作り体験(NPO法人多摩源流こすげ)
http://npokosuge.jp/experience/chopsticks/
▼多摩川源流大学
http://genryudaigaku.com/
               博物館実習生 畜産学科 T.Y

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