博物館トピックス
(「食と農」の博物館)

「農の生け花」愛好者全国の集い

平成30年10月13日(土)・14日(日)「食と農」の博物館にて、「『農の生け花愛好者』全国の集い」が開かれました。3年に一度開かれるこの会は、矢ヶ崎静代実行委員長を中心に今年第11回を迎えました。全国から農の生け花愛好者が集まり、作品を紹介しています。農の生け花創始者である横井友詩枝(としえ)さんの作品再現コーナーもありました。

 そもそも「農の生け花」とは何なのでしょうか。私もこの会が開催されるまで知りませんでした。「農の生け花」とは、季節の農作物などを素材に、農具・民具などを器にした独創性ある生け花のことを指すそうです。一般の生け花と違い、地域の風土と、そこに住む人たちの感性に根ざしたもので、きわめて独自性のある様式になっています。

 今回のテーマは「農の心を耕し 広げよう」です。会員の高齢化が進む中、若い人にも「農の生け花」に興味を持ってもらいたい、魅力を伝えたい、また全国各地で広がりつつある活動を通して愛好者の輪をさらに広げたいという思いがあるそうです。

 今回、農の生け花を実際に体験できるということで、私たち実習生も農の生け花を体験させていただきました。

 私が器に選んだのは「釜」です。生まれたときから炊飯器に慣れ親しんできた私にとっては珍しい器でした。また素材に使った農産物も独特です。カブに葉っぱ付きのニンジン、丸茄子、しそなどです。見た目だけでなく香りも楽しめる作品になったと感じています。

 皆さんは、積極的かつ優しく私たちに教えてくださいました。「こんな野菜もあるよ」、「こんな風に入れると線が出てきれいに見えるね」などなど、つい言葉に乗せられ(?)て、たくさんの野菜を詰め込んでしまったように思いますが、とても面白いものが出来上がったと思います。

 今回実際に体験させて頂いて、見たこともない野菜や使い方を知らない農具まで、たくさんの事を知ることが出来ました。食べるだけがと思っていた野菜にも素敵な魅せ方があるんですね。とても勉強になりました。またたくさんの会員の方々とお話も出来て楽しかったです。

 最後に今回ご参加いただいた皆様、ご協力くださった皆様、誠にありがとうございました。

博物館実習生 バイオセラピー学科 M.T

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