植物園だより
(植物園ブログ 厚木キャンパス)

植物開花情報(1727)シロバナタンポポ Taraxacum albidum Dahlst. (キク科) 2019-03-16東京農大・農学部・植物園

シロバナタンポポ Taraxacum albidum Dahlst. (キク科)

植物園で本来は別の植物が植えられている鉢に、こぼれ種子から発生したと思われるシロバナタンポポが開花しました。
関東地方以西に分布している多年草で、人家の近くや道端に見られます。本種は5倍体で単為生殖による繁殖が可能であり、分布している個体は単一クローンだと考えられています。
3〜4月頃に高さ25〜30cmほどの根生の花茎を伸ばします。その頂点に3.5〜4.5cm位の白色の頭花をつけます。
総苞片は淡緑色で先端に角状の突起があります。セイヨウタンポポは総苞外片が反曲しますが、本種は総苞外片が直立〜やや開出です。その他、本種に似た白花〜淡黄色の花をつけるタンポポには東北地方のオクウスギタンポポT. denudatum (5倍体)や近畿〜中国地方に分布するキビシロタンポポT. hideo(4倍体)があります。            厚木植物研究会 農学科2年 諏訪 泰永

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