パエリアの会
(オホーツク俳句サークル)

蘭の擬態

野生の蘭の花の中には、雌蜂に似せた形の
花を咲かせて、雄蜂を誘惑して受粉を促すものが
知られています。
今回スイスの友人が自然保護区域で写真撮影したのは
蜘蛛の形に似ています。spider orchidというようです。
そう、ハエトリグモという、網を張らないで、
ぴょんぴょん跳び回って獲物を探す、あの蜘蛛です。
Ophrys-araneola と Ophrys-sphegodes というのが,
花の学名のようです。
さて、雌蜂に似せて雄蜂をよびよせて受粉させる、
ということは解ります。
でも蜘蛛に似せたら、虫が寄り付かないのではないか?
それが老昆虫少年の疑問です。
例えば写真のような形だと、
美味しそうに肥えた蜘蛛と見違えた鳥が
ついばんだりしたひには、
花が壊されてしまいますし。
どうなのでしょうかね?
(追伸)これらの写真を撮影した
Dr. Sinuhe Hahnに聞いてみたところ、
これらの蘭は、虫に対するフェロモン物質を
放出していて、それで虫が寄ってくるから大丈夫らしいです。
雄蜂って、すぐにクラクラッときちゃうものらしい。
 別の例では花の形をしたかまきりも顎にある腺から
集合フェロモンを出して、蜜蜂をとりこにして
顔の前に飛んできたところを捕食するそうですしね。
(追伸その2)
本日世田谷キャンパスの今年度初のイングリッシュカフェに
参加してまいりました。新一年生達と留学生とお話しました。

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