小さな巨人
(分子微生物学科)

第8回サイエンスカフェ

第8回サイエンスカフェが開催されました。
今回は、東京農業大学 オホーツクキャンパスの坂本光 准教授 (生物産業学部 北方圏農学科 植物生産科学研究室)をお招きし、「塩生植物アッケシソウ〜遺伝子資源としての利用と観光資源としての保全〜」というタイトルでお話して頂きました。海水と淡水が混ざり合う汽水域に生息するアッケシソウは、網走の大切な観光資源です。秋になると真っ赤に紅葉することから「サンゴ草」とも呼ばれています。網走では「卯原内サンゴ草群生地」が有名で、秋には海岸一面が赤い絨毯のようになります。
なんと、数年前にそのアッケシソウ群落が突然消滅しました。そこで、アッケシソウ回復事業を東京農業大学のオホーツクキャンパスと網走市で取り組み、回復のための方法や経過観察のデータについて詳しく説明して頂きました。その取り組みのおかげで、現在は以前のようなアッケシソウ群落を取り戻した。
また、アッケシソウは、塩に対する耐性を持つことから、塩に対して植物を強くさせる遺伝子を持っています。その塩耐性遺伝子を探す研究を行い、いくつかの遺伝子が得られ、その遺伝子を塩に弱い通常の植物に導入しました。その結果、塩に対する耐性が向上しました
学生は説明の途中でも分からない箇所を質問したり、先生も学生へ質問を投げかけたり、今までのサイエンスカフェで一番盛り上がりました!!
今後のサイエンスカフェがますます楽しみです。

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